食べて勝つ　スポーツ栄養の基礎知識　コンビニ・外食大活用 みんなのレビュー

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投稿者：めだかの兄弟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　この本は栄養サポートが一番得られにくい大学スポーツ選手や社会人になりたてのスポーツ選手を念頭にまとめたものだ。スポーツ好きな人や、料理の栄養などを考えるのが面倒くさい人などにうってつけ。それは、栄養学を簡単にやさしく学べるから。
　私自身、興味があり知りたかったのが、エネルギーの元になるグリコーゲンについて。
　この本では、どのように蓄えたらよいかがわかりやすく「今、流行の、グリコーゲンローディング」はP56〜P61にわたり、書かれている。グリコーゲンとは、体内の血糖値をあげると、インスリン（ホルモン）が作用して糖を筋肉内に取り込み、合成される。試合や練習など、スポーツで低下した筋グリコーゲンを短時間に効果的に再補充できるかなどのポイントは、参考になった。
　ポイントとは…
　(1) 食事のタイミング
　(2) 糖とクエン酸のような食べ合わせ効果
　(3) 食材の中で、どんな糖質源をとるか
　などで、(3)の糖質源の食材の中では、スポーツドリンクが高く、コーンフレーク、マッシュポテト、砂糖、バナナ、玄米パン、パスタ、そら豆などがいいらしい。スポーツするのに、やはり筋肉は必要不可欠だし、筋肉のパワーを継続、補充ができる。
　また、この本には、コンビニ・外食の活用などが書いてある。試合当日は朝早かったりするので、コンビニ、お弁当屋、外食を利用することが多く　＜栄養はやっぱり大事＞　ってことが分かったので、栄養が偏るような選び方もしなくなった。
　栄養の専門書などを読むと面倒くさくて挫折してしまうが、これらお店の、食べ物の選び方のポイントが絵やグラフなどで、わかりやすく説明されている。飽きのこない構成だし、面倒くさがりな自分にとって、この本はまさに　＜友だち見たいなスポーツドクター＞　だ。