投稿元:
レビューを見る
LVMHを経て中途入社した新米マネジャーの著者がみたP&Gの仕事術
外資事業会社らしい合理化の思想。
(引用)
・戦略とは集中です。「目的を達成するために、どこへ、どうやって私たちの資源を集中させるかを選ぶこと」とも言えます。つまり、やることを決め、やらないことを捨てる、取捨選択と優先順位付けをすることでもあります。…あれもこれもやりたい、では、どれも中途半端になり、どれがうまくいってどれがうまくいかなかったかを、後で見直すことも難しくなります。最低限の選択肢にリソースと情熱を傾けることで、効率的、効果的に目的を達成します。
・リーダーシップの行動指針(5E)
Envison(エンビジョン):未来を描く
→未来を創造し、(自分たちに有利に)”ゲームを変える”こと。
「常に、もっとよくできるだろうことを探していますか?」
「今の仕事に課題や問題点を抱えていますか?」
Engage(エンゲージ):コラボレーションする
→社内外・縦横の部署間や組織を越えてコラボレーションすること
Energize(エナジャイズ):やる気を引き出す
→ビジョンを実現するためにリソース(資源・資産)や人を活性化すること
Enable(エネイブル):パフォーマンスをあげる
→強みを活かし、妨害を取り除くことで成功の確度を上げること。
”強み”とは繰り返しできる、ハッピーにできる、成果を出せる、能力や行動
Execute(エグゼキュート):最大効果の実践をする
→最大の効果を生む実践のための、プランやシステムを作ること。
成功の法則としてエッセンスを抜き出し、それを定型化、標準化すること。
投稿元:
レビューを見る
業界にP&G出身者が増えてきていて、今までにも、P&G出身の方と仕事をすることも多く、人に説明する際の参考のため。
書かれていることの全部がP&G方式でないと思っていたら、やっぱりそうだった。以下はP&G出身の足立さんのブログ。
http://blog.livedoor.jp/hikaru_adachi/archives/51293599.html
ただ、ビジネスを進める上では、有益なことで、この本の価値は変わるものではない。
投稿元:
レビューを見る
【内容】P&Gの強さの全貌、その歴史、その最強の人材、仕事の捉え方、人材育成、会議の進め方、メモ・報告書の書き方等
【感想】
読んでいると、身近な優秀な社員に当てはまることが多く、非常に腑に落ちる。文章も非常にわかりやすく、読みやすい。ざっと読むなら2二時間、丁寧に読んでも4時間ほどで読み終わると思う。
【おすすめ度】
★★★★
180年の歴史を持つ企業からなのか、非常に基本に忠実。明日デスクに持っていって、習得するまでデスクの片隅に置こうと思ったくらいです。ただしこの本に目新しさを求めるものではないかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
ビジネスの基本的スキルが社員に浸透している会社は強い。そして、その方法論が会社として標準化されているとなお強い。
投稿元:
レビューを見る
新卒社員の採用とカルチャーを大事にしているP&Gに転職した著者が驚いた、感心したP&G社員の習慣をまとめてある本。かなりP&Gを礼賛しているのにも関わらず、その後退職して独立した理由が触れられてないのが気になった。どれくらい徹底されてるのか、逆に弱点のようなものはどこなのか、といった信ぴょう性のある情報は皆無であるが、一つの理想論としてこういうのも知っておくのはいいなって思った。
●「目的は?」を口ぐせにする
●ダメだしよりまずポジティブな言葉
●フィードバックの言葉をあげる・もらう
●「消費者がボス! 」顧客志向で考える
●リーダーシップは影響力と考える
●「万が一」を想定する
●「1ページメモ」で頭を整理する
●他人の成功体験を徹底的にマネする
●「量」より「質」の時間管理
●ボスマネジメントをする
投稿元:
レビューを見る
・10語で書かれている内容が8語で理解できるなら、添削。
文章よりも表やグラフで見たほうが分かりやすければ、添削。
数字がないものも、添削。
本文に入れるより添付資料にすべき内容は添削。
誤解や正しく伝わらない可能性のある表現は、もっと適切な表現に添削。
スペル間違いや計算ミスなどはもってのほか、です。
・①目的と結語のハイライト
②背景情報
③主文(提案/報告/重要メッセージ)
④根拠
⑤検討事項や課題
⑥今後とるべきアクション
投稿元:
レビューを見る
P&G流のコミュニケーションに悩み読み始めた。
【Key Learnings】
•ヒトよりモノを主語に。プロジェクトの進行具合を客観的に表現
•インサイトとは、
➡︎消費者もまだ気づいていない潜在ニーズ
➡︎商品と消費者の架け橋、受け皿
➡︎相手のことをもっと知りたいという好奇心が必要
➡︎エンドベネフィットという感情や気持ちのベネフィットも考え、プロダクトストーリーに
•1ページメモ
➡︎不必要な情報を排除、重要なことは1文で、ポイントは3つに
➡︎パワポでなくワードが先、キーワードや矢印は論理性の欠落を見えなくする
➡︎読みやすいメモはテンプレートとして保存
【Learning】
•ポジティブな表現(problem➡︎opportunity)を使う。これは自分自身のマインドセットにもしたい
•イノベーションは一歩離れた横から目線
投稿元:
レビューを見る
内部昇格制の文化が強いP&Gとしては珍しい、中途社員である著者。
まず、入社早々、社員に自分の席がわからず聞いたところ、「目的は?」と聞き返されるという衝撃の出来事が。
P&Gは会議の途中や日常でも「目的は?」というワードを合い言葉にし、確認や、早急な軌道修正を図るらしい。
「金太郎飴みたい!」と著者の杉浦さんが感じるように、全社員が情熱と高いスキルを持って働いていることがうかがい知れる。
センテンス毎に、最後にまとめの1ページが割かれているのも、P&G社員らしい。
・1ページメモ・・・具体的なフォーマットが図示されておりわかりやすい。上司などのメールや提案書の文書を保存しておくと良い。基本要素は、「結論」「背景」「主文」「根拠」「課題」「次のアクション」。
書類の目的と読み手は誰か(オーディエンスアナリシス)を第一に考える。
・「禅が教えてくれる美しい人をつくる『所作』の基本」・・・本。禅というものは、余計なものを極限まで削ったシンプルなもの。」
・落ちない口紅マックスファクター・・・一度トライアルをしてもらうと、購買をする率も、購買後のリピート率も高くなる。
・パンパース・・・病産院の使用率No.1。約七割の病産院で使われているおむつ。新生児用おむつの使用拡大のために、産院・産科で使ってもらう戦略をとったこと。
・エントリーポイント・・・消費者が初めてその製品の市場に入って来る時。パンパースなら子供が生まれたとき、生理用品のウィスパーなら初潮が始まるとき。
・市場の主役は女性・・・今の取り巻く環境の流れとして押さえておきたいこと。「戦略的女性客マーケティング」。女性をターゲットにすることはROI(費用対効果)の高い、パワフルな戦略だから。購買者の8割は女性。
・ビジネスはダーバーシティーで・・・客観的視点で読み取り、分析し、ビジネス戦略に結びつけるには、"男性的思考”が合っている。真に消費者を理解し、ビジネス戦略に活かすには男女共同のダイバーシティが欠かせない。
・売る仕掛け(プッシュ)から買いたくなる関係作り(プル)へ。
・杉浦さんのメルマガ・・・http//www.delice.delice.comで女性の興味とキャッチワードを知る女性誌分析と、インサイトを基にした成功事例を紹介。
・定量調査・・・紙やウエブのアンケート等多くのサンプルを対象として同じ質問を投げて得られる量的な情報。
・定性調査・・・グループや1対1インタビュー等で対象者の深い意見を引き出して得られる質的情報。
・機能性ベネフィット(便益)だけでなくエンド・ベネフィットと呼ばれる感情や気持ちのベネフィットを考える。(マックスファクターの機能性ベネフィットは、食べても飲んでも一日中落ちないこと。エンド・ベネフィットは口紅が落ちていないか気にせず一日中自信を持っていられること。
・インフルエンサーマーケティング・・・サントリーのウイスキーチームが「とりあえずハイボール」として定着するよう仕掛けた。空気づくり。
(パンパースはインフルエンサーである小児科医の協力を得て子供の睡眠に関する調査を実施。睡眠専門の医師に眠りの効用を語ってもら���、など。)
・何も無いところより、他者の成功事例を自分たちに応用・転用出来ないかと一歩は慣れた「横から目線」で探求する方が多く生まれる・・・パンテーンウインターキャンペーンの際、静電気で痛む髪をパンテーンが健康で美しい髪にしてくれる。「季節特有のお悩みに特化したコンセプト」は実は中国で成功した事例を応用したもの。その後も洗剤やファブリーズなどでも成果を発揮している。
投稿元:
レビューを見る
作者がP&Gで体得したスキルを紹介する本。
社員全員の意識が統一されて、みんなが実行していることに意義があるんだろうな~
投稿元:
レビューを見る
別紙にて「P&G流メモ」を読み、そのメモの書き方について言及してある本書を購入。
会社の定例業務について、なぜ必要なのかの背景も合わせて残していこうと思う。ただのマニュアルだとデレゲートとした相手の成長にはつながらない。
自分のマネジメント、気持ちよく仕事をするために本書を念頭に置きつつ、動ければと考えている。良書だと思う。
投稿元:
レビューを見る
P&Gメソッドはいろいろな人が書いているが、これもそのうちのひとつ。議事録のフォーマットなどすぐに真似てみようと思えるものも含まれていて使える本。
投稿元:
レビューを見る
習慣
?目的は?を口癖にする
?ダメ出しよりまずポジティブな言葉
?フィードバックの言葉をあげる、もらう
?【消費者がボス!】顧客志向で考える
?リーダーシップは「影響力」と考える
?【万が一】を想定する
?【1ページメモ】で頭を整理する
?他人の成功体験を徹底的に真似する
?【量】より【質】の時間管理
?ボスマネイジメントをする
具体的な方策、誰のための仕事なのか、目的は何なのか、時間管理の徹底
世界の1流企業のノウハウが満載の1冊
投稿元:
レビューを見る
マーケティングを勉強しだしたらP&G最強だって
すこしでも知りたくて読み始めた
書いてあることはシンプル
シンプルすぎて実行できる感じがしない
頭がいい人向けかも
投稿元:
レビューを見る
【概要】高級ブランド(ラグジュアリー系)の業界から中途入社した、杉浦さんが書いた本。入社初日から同社の社員教育の徹底さに驚き、本書を執筆。
本書の中に書いてあることを実践すれば一年で結果を出せる。
【印象に残ったこと】
(1)目的は?を口癖にする。
目的があるのとないのとでは違う。その中でも目的と目標数値を立てることが大事。目標数値はノルマと、背伸びした目標を立てることがまた重要。
(2)相手に何をして欲しいのか徹底的にわからせる。
目的をはっきりさせることで団結力も変わり行動も変わる。また、その際、人に相談するときは、自分の目的をはっきりさせる→相手に何をして欲しいのかわかる→徹底的に分からせるよう、説明をする。
「今日からお世話になるのですが、上司が不在で何もわかりません。恐れ入りますが2分いただいてサポートしてもらってもよろしいでしょうか?」的な感じ。
(3)ネガティブな言葉を使わない
出来ないところ、課題→これから伸ばしていくところ
問題、障害→機会、挑戦、と言った具合。
(4)まずは感謝、褒める。
貴重なご意見ありがとう、質問なんだけど〜、みたいな。
実験します!!
投稿元:
レビューを見る
□言葉を変える
①「目的は?」を口癖にする
②ダメ出しより、まずポジティブな言葉
③フィードバックの言葉を上げる/もらう
□考えを変える
④「消費者がボス」顧客志向で考える
⑤リーダーシップは「影響力」と考える
⑥「万が一」を想定する
□行動を変える
⑦「1ページメモ」で頭を整理する
⑧他人の成功体験を徹底的に真似する
⑨「量」より「質」の時間管理
⑩ボスマネジメントをする
************
①「目的は?」を口癖にする
1.自分の頭が整理される
2.やるべきことの取捨選択ができ、効率が上がる
3.目的を達成するためにどうすればいいかを一生懸命考えるので、成果が出る
必ず達成するのはゴール、でも目指すのはストレッチゴール
②ダメ出しより、まずポジティブな言葉
第一声は、「感謝」と「褒め言葉」
・人の力を借りるときのキーワードは「あなただから」
相手の専門・得意分野や、頼られて嬉しい能力や知識などの強みが、どれだけプロジェクトの貢献になるかを伝える。
ダメ出しの前に、まず肯定
⑦「1ページメモ」で頭を整理する
書類の目的と読み手は誰か(オーディエンスアナリシス)を第一に考える
基本要素は「結論」「背景」「主文」「根拠」「課題」「次のアクション」