電子書籍
すべての始まり
2015/08/29 20:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:睦月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
しかしリライト比べるとと私の中ではリライトが勝っていました。
ですが、このシリーズをすべて読み終えた後でこの話は絶対に必要なものだったんだなと理解しました。
個人的にはリライトよりもややこしく並行世界のような概念も含まれていることにこんがらがりました。
主人公の霞の生まれたばかりの子どもヤスヒコは突如高熱を発する。
霞は代々家に伝わる未来の見える手鏡でヤスヒコが死ななければならないことを知りその未来を変えるため夫と奔走する。
未来の見える手鏡。
それなのに過去が見えてしまう。
そして過去、現在、未来の主人公が互いに干渉しあい過去や未来を大幅に変えていく。
この物語は息子への半ば狂気的な愛が書かれてます。
そして最後にヤスヒコが熱を発した、発しなければならなかった衝撃的な理由がわかります。
理解するのは大変ですがやはりとてもいい本でした。
紙の本
「リライト」から読まないとこれは陳腐な作品です
2018/05/21 03:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
「リライト」ではセリフやストーリーの中で状況が上手く表現されていたのに、
今作ではやたら地の文で状況説明が入ります。
そのことによって小説として質は格段に落ちてしまいました。
そこまでやっても前作である「リライト」を読んでいなければ、この作品は全く陳腐なものになっています。
時間SFでタイムパラドックスだけの話になってしまってます。
そこに前作にあったようなミステリー的な要素は失せて、ストーリー的にも面白さが見当たりませんでした。
どうやら最終的には後2作(「リアクト」と「リライブ」)あり、全部で4作品をもって物語として完結するようなので最終的な判断は後の2作品を読み終えてからくだすしかないのかなぁ。
それにしても今作と前作では出来に差があり過ぎると思えるのですが。
投稿元:
レビューを見る
こちらも1作目の「リライト」と同様に、時間がぐちゃぐちゃになっていく。「リライト」よりもわかりやすく、目に見える形でどんどん書き換わっていく感じが恐くもあり、楽しくもありです。
「リライト」ともリンクするストーリーで、プロットはいったいどうなってるんだっていうくらい絡み合っていそうです。
投稿元:
レビューを見る
さくっと読んだ。物語の疾走感はよかったですが、言葉遊びというか禅問答というか、釈然としないものがありました。序盤は悪夢にとりこまれていくような不安感があったんですけど、後半、説明に追われている感じで醒めてしまった。
未来を変えようとしたために変わった未来に応じて過去も変わる、まではよかったですし、過去の自分と未来の自分が互いに都合のよい未来を奪いあうというのも面白かったんですけど、前作「リライト」と話を絡めることで一気に収集がつかなくなっているようにみえます。結局、ヤスヒコとは何者なのか。
4部作ということで、続刊に期待。
投稿元:
レビューを見る
リライトも読んで、その続編?
改竄もの。
未来過去現在ってなんだろう?
因果律と時の収束みたいな話。
この手のものはわけがわからなくなってしまうのは仕方無いですね。
一応道筋立ってはいるのかな?
個人的にはあまり納得&すっきりしませんでしたけど・・・
ラストの話の収束は良かったけど、その後ああなるとはね〜。
この著者はこういう終わり方が好きそうですね。
投稿元:
レビューを見る
『リライト』の数か月後を舞台としたシリーズ第2弾。前作に比べると少しクオリティが落ちた気もするが、入り組んだ時系列の末に明かされるある事実の黒さは健在。全4部作の行く末が楽しみ ♪
投稿元:
レビューを見る
08/27/2013 読了。
頁数もあまりないので、さくさく読み終えました。
驚き具合から言ったならば、リライトのほうが…ですが、
ヤスヒコという未来人の存在を掘り下げるものとして、
その誕生の流れやリライトの裏側的なものも見れたので、
満足です!
あと、現在という認識の仕方とか…。
4部作予定だそうなので、
次の巻を待ちつつ…。
ヤスヒコについて、で最後はまとまるのかなぁ…と。
でも、運命はリライトで戻れないことになっているし、
戻れなかったヤスヒコで、収束するのだろうか…。
投稿元:
レビューを見る
前作「リライト」にかなり深く関係しているので、「リライト」を読んでから読むことをお勧めします。
前作以上の衝撃はなかったのは多少体が慣れたからだと思いますが……それでも現在の私と過去の私と未来の私が入り混じってきて、その混乱の隙にすっと脇腹を刺されるような感じでした。何を言っているのかわからないと思うので、リライトと合わせて読んでみてください……
投稿元:
レビューを見る
読み終えたすぐあとは「すごく面白いじゃん!!」と興奮していた。しばらく時間を置いて読み返すと、よく分からなくなった。園田保彦と千秋保彦がなんで同一人物なの?そんな近未来の人だったっけ?伏線が膨らませられたけど、解決はせず。次巻を待つ。
投稿元:
レビューを見る
過去、現在、未来のタイムパラドックスを題材にしたリライトの続編。
続編といっても、前作のラストから直接繋がるわけではなく、別視点から始まる。
前作とはまた違った方法で時間に干渉していき、やはり救われない終わりかたをするが、前作と比べると耐性がついたからか最初から悲劇的な運命が示唆されていたからか、そんなにインパクトは感じなかった。
四部作らしいので最後まで読みたい。
投稿元:
レビューを見る
『リライト』がタイムリープなら『リビジョン』は未来を透視する事・予知によって現象を変えてしまう物語。リライトに登場した未来少年・保彦の正体が何となく分かる。何となくというのは、謎が永遠に解けない「卵が先か鶏が先か」という問題のように考えがぐるぐる巡ってしまうから。リライト、リビジョン、どちらにしても“時間”に干渉しないほうが懸命だ。
投稿元:
レビューを見る
リライトでかき混ぜられた、あの混乱のボリュームがないのが残念。あと二作、シリーズで出るそうなので、そちらに期待。
投稿元:
レビューを見る
ストーリーとしては前作「リライト」を読んでないと意味がわからないところがあるので、必ずリライトを先に読んでおく必要がある。
いきなり「ヤスヒコ」が登場するので、リライトにつながっているのは明らか。最後まで読むと、なぜヤスヒコがリライトで1992年のあの町に拘ったのかが垣間見える。
う~ん、それにしても見事にひっちゃかめっちゃかになった。
母親が子供を自分の命に代えてでも助けたい気持ちから、とは言え、やりすぎとしかいいようがない。
そしてその忌まわしき手鏡はどの時代で誰が作ったのか?
最後まで読めば、それって、そゆこと?と納得できたが、リビジョンやり過ぎで、正直あまりこの先の展開がどうでも良くなってきた。
投稿元:
レビューを見る
息子を救いたい一心で手鏡を使って未来のビジョンを見る。のたが、それが過去、現在、未来の改変に繋がっていく。タイムパラドックス。
前作の「リライト」とも大いに関係しているのだが、色々と翻弄され過ぎて、細かいところまで検証しようとすると訳が分からなくなるので、考えないようにすることにした。望まないことが起きることが分かっていても、時を改変してはいけないのだよ。
全部で4作とのことなので、引き続き追ってみようと思う。
投稿元:
レビューを見る
あのイヤSFの続編(ちょっと絡む程度だけど)
こちらも、時間と運命を相手にSF論理を絡めて四苦八苦。
リライトより救い有りです。