紙の本
大人の癒し系童話
2001/10/25 21:25
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投稿者:蜜柑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長野まゆみさんの本は大人の童話のように、疲れているときに夢を見られるようなお話が多いです。(宮沢賢治のような)この本は猫の登場が多く、猫好きの方も楽しく読める。とにかく一つ一つの言葉の流れや表現が綺麗で、読んでいるうちに夜空のプラネタリュウムの下にいる気分になります。短編集だから忙しいときでもふとした合間に読めますよ☆彡
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装画:長瀬典子
装丁:泉沢光雄
“長野ワールド、夢の傑作短篇集。”(裏表紙解説より)
収録作品:『銀の実』、『綺羅星波止場』、『雨の午后三時』、『レダの卵』、『耳猫風信社』、『黄金の釦』、『月夜の散歩』、『銀色と黒蜜糖』
『綺羅星波止場』、『雨の午后三時』は灯影と垂氷というふたりの少年のおはなし。
『銀色と黒蜜糖』は『野ばら』の別ヴァージョン。
(文庫版)
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「天体議会」「夜間飛行」系列の少年二人組が不思議な出来事と遭遇する連作他、実験的な可愛い短編がモリモリ詰まっています。
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幻想的。その一言かしらと。私が好きなちょっと不思議な話ばかりが入っていました。主人公二人が銅貨と水蓮と似ている気もする、と言うか世界が同じかしら、とおもってしまいましたが。
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大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。長野ワールド、夢の傑作短篇集。
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大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。長野ワールド、夢の傑作短篇集。 「なかなかの月夜だね。さあ、何をして遊ぼうか、」すると、ハニードーナツを好物にしている猫が、こう云うのだ
「帽子屋へ行きなよ。」
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垂氷と灯影が可愛い・・
垂氷と灯影はお互いを大切な友達と思ってるんだろうな~、と
銀色と黒蜜糖は、夏至祭とはまた違い、
どちらかと云えば野ばらに近い感じ
最後の結末が以外で面白かったです
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大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。長野ワールド、夢の傑作短篇集。
あらすじ抜粋
夢、幻想が詰まっている。
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長野ワールド、夢の傑作短篇集。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-39.html
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『綺羅星波止場』の、博士のようなおじさんの麺麭屋で腸詰肉を挟んだ麺麭を食べたい。
『雨の午后三時』が好き。
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長野まゆりワールドって感じの一冊ではある。
特に銀色と黒蜜糖なんかがその色が濃い。
耳猫風信社は、それ自体で本が出版されているのだけれども、「児童文学」という感じでした。
長野まゆりは児童文学者を目指していた、と言うことが後書きにも書いているのですが、ひょっとしたら耳猫風信社のような作品が描きたかったのかも知れないなぁ~と思います。
ただ、後書きには、児童文学からの転身に至る苦悩が描かれていて、それは書かなくても良かったんじゃない?と思ってしまいました。
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◆◇◆outline◆◇◆
大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色
それはやがて砕かれ、「群青」になるという。
その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に
丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。
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実に個人的なことなのだけれども、長野まゆみ作品読みすぎてさすがにちょっと食傷気味かも。飽きてきた。好きなことは好きなんですけどね。
「銀色と黒蜜糖」は前にも読んだ気がするなあと思っていたら、そっかー野ばらか。
相変わらず食べ物や小物類の描写が素敵です。食べたい&欲しい。
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ものすごくスペースをあけた文字列は独特の雰囲気をかもしだすけれど読みづらい。
話っていうよりも雰囲気を読むタイプの本。
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独特世界観で繰り広げられる少年達の小さな冒険物語。
これに出てくる三日月パンやジュレなどの食べ物もそそられます。