電子書籍
いろんな視点
2019/06/12 22:00
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の好みに偏っていて、いわゆる「王道」な感想ではなく、独特の視点での感想だと思う。機会があれば読みたいなと思う本が見つかった。
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「書評集・感想文集(角田氏曰く)」の類は、ついつい買ってしまって、新しい本に出合うきっかけでもあったけど、ここ最近は少し食傷気味で、なるべく手に取らないようにしている。
この本も数年前に手に入れて、途中まで読んでそのままだった。今回、本棚整理中にすべてに目を通す。
少し年月が経過している感想文が多いけれども、「佐野洋子」氏の書籍を一度読んでみようかなぁと思ったきっかけにはなりました。
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角田光代の読書感想文集。
やっぱり作家さんって、書くだけじゃなく、読むことも仕事なのかな。
様々なジャンルの本が出てきて、興味がわいた。自分が読んだことのある本が出てくると、嬉しかった。
感想文集にしても、やっぱりこの人の言葉の使い方、文章表現は好きだな。
角田光代ファンとしては、角田光代が愛する作家を、本を、たくさん知ることができたので、それだけでとても嬉しい。お得感のある一冊。
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角田さんの読書感想文集!
視点が面白く、同じ本を読んでるのにこんなにも感じ方が違うのか?など気付くことができて、よかった!
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わりと分厚い文庫本のほんの数ページですがこの人の「太宰論」が読めただけで買った価値大。
角田光代の読書案内です。
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こちらは小説ではなく角田さんの読んだ小説の感想本になります。
色んな作家が出てくるので「これ読んでみようかな。」と参考になりました。
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素晴らしい!
感性の豊かさと、それを言葉にするユーモアを充分に感じられる、親しい友人のような書評集でした。
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文庫版で書い、お風呂に入る時に読んでいました。
うっかり寝てしまうので、濡れてシワシワです・・。笑
自分一人の世界のお風呂で、本の著者と対話をしに行くように、風呂に入る時に、この本を開きました。
本と出会う時は自分と著者、自分と本の中にいる人との対話がある。対話は、自分の見え方、考え方、感情に作用する。個人的な物語が本を開く時にある。
だから、一人の人、角田光代さんが本に出会った時を知ることは角田さんを知る、友達になる、対話をするような感覚にとらわれる。
単なるブックレビューというより、角田さんが日々生きる中で、本がどのように存在していたかを知る日記のようでした。
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こんなふうに本を読めたら楽しいだろうと思った。感想文中に出てくる作品で、いくつか興味を持ったものを図書館で借りてみました。
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角田光代さんの読書記録。幼い頃から本好きで、いつも本を読んでいた。それでも知らないもの、わからないもの、不思議なものに触れる感動を毎回新鮮に受け止めようとする、そんな角田さんの眼差しに、改めて驚く。ことばの使い方ひとつひとつが、すてきだなぁとおもう。
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角田光代が読んだ本の書評集(本人は感想文と言っているが)
その本のジャンルの多様さ、そして読書量に、さらに適確な読解力に感嘆せざるを得ない。あやかりたいものだ。
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ジャンルも傾向も様々な本の書評、というか筆者が感じたことが綴られてる。ほんとに本が好きなんだなあということがひしひしと伝わってくる。紹介されてる何冊か読みたくなった。
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〜本が、物語がある世界とはなんてすばらしいんだろう。私はなんとすばらしい場所で生き、なんとすばらしいものを享受しているんだろう〜原文ママ。本にひとかたならぬ愛情を注ぐ角田光代さんの書評集、書ける人が書いているのだから内容についてはここで言うには及ばない。参考になったのは「つまらない」と投げ出した本を再読したときの印象の変化…偏見を捨て現在ある自分のまま謙虚に一冊の本人向き合うことの大切さを教えられました。新年に向けての良い読み納めとなったようです
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私はやっぱり角田さんは小説よりもエッセイが好きだ
もちろん小説も好きだけどね
つい最近までは新幹線車内のサービス誌のエッセイが
出張や勉強会で東京に行く時の楽しみだった
この本は角田さんが読んできた膨大な量の本を紹介するもの
角田さんがどんな本を読んで、どんな想いを持ったのか
とても興味があって買ってみた
やはり、エッセイ同様面白かった!
この本の中で紹介されていた本を何冊もアマゾンの「欲しいものリスト」に追加した
そして一番、この本で「すげぇぇ角田さん」って思ったのは
私の大好きな佐野洋子氏の著書を紹介しているところ
なんで私が佐野洋子が好きかを、簡潔な文章で一発で角田さんは語ってくれていた
「そうそうそうそう、そうだよぉぉぉぉ」って叫びたくなった
恐るべし、角田光代!
今年もたくさんの角田さんの本を読もう!
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最近、本を紹介する本に興味もあるし好きなので買ってみた。
幼稚園の頃から本の面白さに気づいた著者。本は人を呼ぶっていう言葉、本当にその通りだと思う。
川端康成の作品世界に、10代の頃はまったく面白みを感じなかったのに、大人になって読むと印象が変わったというエピソードが面白い。自分の変化ともに本も変化するかのよう。本書を読むと、一回読んでそれきりになってる本たちをまた読み返したくなる。
書評(感想文)に難しいことは一切書かれていない。著者が読んで感じたことを飾ることなく素直に丁寧に書いてある。すべての作品へ作者へ敬意をはらってるんだと感じる。
生きることの難しさ、素晴らしさ、家族や他者とのつながり。そうしたテーマを扱った本の書評が多かったけれど、それぞれ色が違うし、物語は人の数だけ紡がれ、この多様さに驚く。わたしの知らない物語がまだまだたくさんあるのだと思うと、わくわくする。