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この本の内容は、世界や人間、文化という3つのことにまつわる世界各地の神話を紹介して
それが本当にあり得ることなのかを推理した本です。
最初に世界そのものの創世についてのことが書かれており、少なくともこの4つの形があるようです。
・世界巨人型(死体化生型)
巨人が殺され、その死体から大地がうまれた説
・潜水型
水底の土をすくい出して、それが大地になった説
・世界卵型
卵が割れて世界が出てきた説
・世界両親型
夫婦の神から大地が生まれた説
次に人間のはじまりは、神が流木から人間を創造したという説もありますが、実は土から人間を造ったという説のほうが有力だそうです。
文化のはじまりは神から盗んできたというのが有力だそうです。
タイトルに惹かれてこの本を借りたのですが、意外と話が難しく、あまり理解できない話もたくさんありました。
でも、たまには難しい本もいいなと思いました。
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巨人の死体が大地になりました、と大地は神様が産みました、はなんとなく実感できるんだが水底の土を潜って拾ってきてそれを大地に、とか世界は卵から生まれてきたんだ、は実感しにくいな~。
軽く読めて楽しかった。
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評価が低いのは、単に私が想定し期待した内容とはちょっと違ったことによるだけかもしれません。
若干網羅的で相互の関係性の考察が少なかったように思えた。
しかし現代を考える上で、好きな言葉も多く、そこで語られる神話に対する態度については私も大事にしていきたいと思った。
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いろいろな神話の、世界の始まりを集めた本。
この世界がどうやってできたのか。
昔の人の想像力はやはりすごい。
こうして一冊にまとめてみると、思っていたより似通った始まり方が多くて、その類似点を見つけるのもまた面白い。
神話だけでなく、歴史にも興味を持つきっかけになってくれそうな一冊。
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大学時代に古事記と聖書を齧ってきたのでこういう話に興味。世界中至る所に伝わる様々な『はじまり』の物語。ちょいちょい筆者の推測を含んだ茶々が紛れていて好き。
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読みやすくて、内容も面白かった!手元に置いて、何度も読みたい本。
なぜ、世界中に似たような起源の物語があるのだろう。伝わっていったのか、自然発生なのか。
興味をかきたてられた。
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学術的な解説に走り過ぎずにハードル低く書いてあって読みやすかった。
比較神話学とはなんぞや、という入門書にもってこいで、以前から知りたかった地理的に遠く離れた世界中の神話になぜ共通点が多いのかの一端が理解できた。
以下、世界各地にみられる神話の共通パターン
世界巨人型神話
潜水型神話
宇宙卵型神話
粘土から人が作られる
洪水によって古い人類が滅び選ばれた生き残りが新しい人類を作る
火や食物は元来、女性の身体の中にあった
火を策略によって盗み出す
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世界のはじまり、人間の始まり、火の始まり、食物の始まり…。
地域や生活によって似ていたり異なったりする様々な神話を紹介。
読みやすく、入門書としてよいと思う。
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世界中の人びとが、世界や自分たちを理解するために考え出した「世界のはじまり」の物語を紹介する本。
人の考えることは大体一緒。