残酷なランデブー みんなのレビュー
- エイミー・J.フェッツァー (作), 米崎邦子 (訳)
- 税込価格:660円(6pt)
- 出版社:ハーレクイン
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紙の本
CIAものですが、割と地味かも。
2006/01/08 02:14
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずは簡単にあらすじを。
違法な養子縁組を続けている犯罪組織を追い、ハンターは囮捜査の為あるパーティに出ていた。そこで元婚約者、7年前、結婚直前に自分が捨て去った女性イーデンと再会する。イーデンもまた事件の関係者だったのだ。
ハンターはCIAのエージェントなのですが、CIAって国内で起こった事件の捜査は基本的にやらないそうですね。でも今まで読んだハーレクインでは国内のにも結構首を突っ込んでいたような・・・。
肝心な事件ですが、もう少し犯罪組織について掘り下げても良かったかな、と思いました。割りとトントン拍子に事件が解決した感じがあって残念。被害者を妊娠させ、監禁したうえ出産後直後に惨殺、嬰児を売るというとんでもない犯罪組織なのに詰めが甘過ぎです。しかもアメリカ国内だけでなく、ヨーロッパまで手を拡げているのに。なのでそこは減点。
でもロマンスとしては充分に楽しめる作品でした。
ハンターがイーデンを捨てた理由というのが思ったより地味だったので一瞬ガクッと来ましたが、考えてみると納得できるものかも。でもハンターが罪悪感で縛られていて、それが彼の心理描写でかなり出てくるのが切なかったです。
最後の危機一髪は、まぁ、ハーレクインのお約束です。ちょっとこじつけっぽく訪れる危機ですが、やっぱり一番の見所ですね。
良い読後感でした。
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