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世界の猫伝説 猫文学 猫崇拝
盛りだくさん載ってます
占星術と猫 とか 猫仙人 とか
猫の値段は馬の5倍やった とか
謎の猫絵師の足跡 とか 興味深いことばかり
そんで 日本 猫を祀る神社の多いこと!
猫神様の軌跡を辿る
フィールドワークに行きたくなります
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たくさん収録されている猫神様写真と、文化史・民俗史が専門で「旅の手帖」の温泉ライターでもある著者の文章がくっつくと、こんな「感じの良い本」が出来上がるのか。ツボを押さえた写真と説明文でそこがどういう場所でどんな交通手段で行けるのかをきちんと紹介するガイドブックの基本型をふまえながら、さらにその地に伝わる猫神様伝説をわかりやすい文章で読ませてくれるサービスぶりだ。
あるところでは村を襲った化け猫への鎮魂の祠《ほこら》であったり、またあるところでは養蚕《ようさん》の天敵であるネズミを駆除してくれた守り神であったり、はたまたあるところでは飼い主の無念を晴らした忠猫であったり……。
各地の猫神様話にドキドキワクワクしながら、読み終わったらむしょうに猫神様に会いたくなった。
みんな一癖も二癖もあるキュートな猫神様たちを、日本全国から総勢六十匹も集めた本書。
猫好きならば絶対買いの一冊だ。
本書を持って猫まっしぐらな旅に出かけよう。
http://loplos.mo-blog.jp/kaburaki/2010/12/post_e439.html
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全国各地60ヵ所の、猫を祀る、猫の伝説がある神社仏閣、祠を
訪ね歩く。猫に関わるコラム、参考文献も豊富に掲載。
神社仏閣、祠の他、山や温泉もあります。
一つな場所で2~3ページに、
その場所の説明、猫に関わる伝説や話、
モノクロだけど風情ある画像が主体。
場所への行き方も紹介されています。
著者が実際に訪れた紀行文である簡潔さに、
伝わる猫の話が奥行きを与えます。
養蚕を守り、大蛇を退治し、尊い人を招き、福を与え・・・。
また、祟り、呪い、人をも襲う・・・。
昔から身近にいた存在であったからこそ、
多くの話が伝え残っているのでしょう。
気がつけば60もの猫の話を読んでいることに。
またコラムも、古今東西の猫の話が盛り沢山です。