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現役のお医者様だけあって医療描写がリアルで難しい表現もありましたが、ストーリーに引き込まれました。衝撃的な展開でラストは涙が止まりませんでした。
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《読書メーター初当選の献本》スタートのプロローグがあざといグロさ作品の誉田哲也の「ストロベリーナイト」に似ていてびっくりしたが、リアルな手術シーンは現役医師で有る知念実希人さん著作だけあって、実際に手術台に乗っているように感じ怖かった、安全だと聞かせれて手術に向かっても、麻酔直前の怖さは言葉に出来ない。主人公冴木裕也の父から始まる、医大付属病院の教授選の候補者達が次々と連続殺人?の犠牲になる医療ミステリの構成に一気に引き込まれた。タイトル『ブラッドライン』に納得。
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医療ミステリー、好きです♪ 現役のお医者さんで、小説書かれる方が増えて嬉しいですね~!難し過ぎず、読みやすく、多彩な方が多くて、ホントにすごいことです!!しかも・・・期待通り、というか、安易な終わり方はしないんですね~、これがw いやいや、もう一気読みでした!おもしろかったですよ~!!おススメですっ♪♪♪
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無影灯・クリスマスツリー等の医療用語、手術のリアルな描写、珍しい病名等が目新しく、流石現役医師による医療ミステリーだなと思った。が、人間関係の描写が単調で違和感あり。父と子、兄妹、嫁姑、上司部下、どれも中高生の会話みたいで安っぽく感じる。ラノベ読者層がターゲットなのか。マザコン男に辟易している真奈美がお腹の子を「新しい生きがい」にするなど、マザコン予備軍のようで心配だ。裕也の調査手順もストーリーを強引に結末に持って行くような不自然さを感じる。結末は意外だった。キツネツキで舞踏病を思い浮かべたが、自分の知識が圧倒的に足りなかった。
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同じ医者の父親が術中死した真相を息子の裕也が暴いて行くと言う内容なんだけど、若手の医者がそんな簡単に探偵の真似事が出来るかぁ、ってちょっと突っ込みたくなる。真相も割と有りがちだけど、作品としてはまとまってる方かな。
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本格医療ミステリーだけど、読みやすく、出てくる薬や病気の話でも躓くことなくストーリーに集中できました。
登場人物たちの行動が単純だったので飽きるかと思いきや、トリックが作りこまれていたので意外な展開が気になってついつい先を読み進めてしまいました。
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医療ミステリ。
面白かった!
読み始めて初めのプロローグは「あれ?ホラーだっけ?」と思ったけど(笑)
作者がお医者さんだけあって、手術の描写などリアルです。
専門用語も出てくるけど、ちゃんと分りやすく書いてあるので
最後まで嫌にならずに読めました。
前作よりこちらの方が私好みだな。
一気に読んじゃいました!
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★5にしようか迷いました。
ただ、主人公が探偵役で動くのですが、
その展開にちょっと無理がある気がするところで
引っかかってしまいました。
あとは、意外性があって、
特に医療の細かい描写にひきこまれて、
読んで、良かったです!
海堂さんを越えてほしい!
期待しています(^^)
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医療事故なのか殺人なのか…真実を探るために一人の医師が立ち向かう医療ミステリー。刑事のような捜査や被疑者と戦うシーンは現実離れしすぎて残念な感あるけど、さすが医師が書いただけある描写は素晴らしい☆
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現役医師による医療ミステリ。前作の「誰がための刃 レゾンデートル」を凌駕する傑作です。単なる医療ミステリにとどまらず、家族ドラマとしても成立しているという所がまた素晴らしいです。
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外科医 冴木裕也は父 真也の手術に立ち会うが異常出血で父は死亡してしまう.病院はこの事実を隠蔽するが週刊誌へのリークがあり、主治医だった海老沢教授は病院の最上階の特別室に雲隠れする.この海老沢教授の後任を決めるレースがあり、候補の一人が殺害される.さらに海老沢教授の死亡する.裕也には妹真奈美がいるが絶交状態.真奈美は婚約者岡田浩一の母登美子の心ない言葉に傷ついて、兄のマンションに避難.裕也の周辺を探っていた増本達夫も殺害され、教授候補だった川奈が関係していることを裕也が突き止めた.末期癌の母優子と裕也が真奈美と浩一の結婚式で交わすやりとりで全貌が明らかになるが、遺伝病がキーワードだ.スリルあるストーリーの展開で楽しめた.
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個性的な友人の医師や刑事、救い難いヒステリックな女弁護士に裏の何でも屋なるチンピラ に不気味な村の神主。彼らのいずれもが単発的に登場するから善玉も悪玉も深みがな い。分別ある親子に兄弟がまったく相手を理解できずして長年いがみ合い、理性的な夫 婦があり得ない犯罪へと走る。未だ成熟していない作家のたどたどしいミステリーは成 立してるかな。
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簡単なはずの手術中にまさかのアクシデント?!
立て続けに起こる連続死の謎を追っていく医療ミステリー。
家族の関係、教授選、狐憑き、、、だんだん点と点がつながっていく状況に前のめりになっていった。思っていなかった真相に胸が詰まる。
最後まで読み終え、タイトル「ブラッドライン」にも納得。。
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1時間で終わるはず、しかも教授が執刀した腹腔鏡下胆嚢摘出術で、次期教授候補だった父・冴木真也は大量出血を起こし、亡くなってしまう。助手として手術にも入っていた息子・裕也も解せなかったものの、家族と共に一応は納得して終わったはずだった。しかし何者かのリークにより、あれは医療過誤だったのではないか、そして他の教授候補たちが相次いで亡くなっていることもあり、連続殺人の可能性すら疑われ始める。
父親とは良好な関係ではなかったものの、同じ道を歩んでいる裕也がかなり強引な方法も使って真相を解明していくのだが、やり方に嫌悪感を感じる。ミイラとりがミイラになったかのような、途中で目的変わってるんじゃ?と思うような変わりようと、ほぼ犯罪なやり方。そして親も親で、そこまでして隠す必要があるとは思えず。確かに不幸なことであると思うけど。大筋はおもしろいけど、登場人物があまり好きな感じではなかった。
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簡単な腹腔鏡手術だったはずなのに手術中に死んだ父。医者として手術に立ち会っていた裕也は不審なものを感じつつも納得しようとするが、医療ミスではないかと週刊誌に書かれたことから騒ぎになり…
著者が医師だけあって医療場面が細かい。父の死を調べる主人公の行動がいまいち納得できないが、サスペンスの盛り上げ方がうまくて引き込まれた。ミステリでもあり家族小説でもあり。あとはもう少しキャラに深みがあればもっといいかも。