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紙の本
次へ!
2013/10/21 11:22
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
そんな殺生な…
と読み終えて思わずうめいた。
とりあえずそれを言っておこう。
もったいぶるようだが、なぜ?は内容に立ち入ることになるので言わないでおく。
もちろんけなしているのではない。
面白すぎるからこその嘆息。
さてこの巻。
前の巻は比較的地味だったので、今度は動く、と思っていた。
期待通り。
いよいよ秦vs合従軍の長い戦いも終局が近い。
だがいったいどんな風に?
予想がつかないのが『キングダム』の特徴でもあろうか。
いや、予想できないわけではない。
しかし、このあとどうなるのか、と考えたときに、何か予想を拒むものがある。
実際に物語のその場にいたら感じるように
いったいこのあとどうなるのだろう、という、先の見えなさがあるのだ。
つまりとてもリアルな臨場感があるということで、
これは物語を読む立場からするとすごいことだ。
ドキドキ、ワクワクと、読者も現場を生きる。
終わってみれば、なるほどこの展開も考えられたなと思うのだが、
それは現実がそうであるように、あくまであとから思うことだ。
それだけリアルなものとして、物語の世界に引き込まれているのである。
だから展開は意外だ。
この辺の、意外性の持ち込み方が原さんは実に巧い。
前の巻の終わりで、かなり厳しい状況で、
ますます厳しくなることが予想されて、
そしてこの巻を読み始めると実際どんどん厳しくなる。
ギリギリのうえにギリギリである。
もちろんこのまま秦が滅びるわけはないとわかっていても、
いったいどうやって?が消えない。
楽しい。
そんな中、ドーンとばかりにますます輝きを増すのは政である。
そう、なんといってもあの始皇帝なのだ。
いよいよ大物感が出てきた。
そしてそれにも劣らず俄然カッコよさをみせるのが、
それはなんたって信である。
このところ英雄豪傑たちのスゴさの横で、いささか影が薄い感じがあったが、
ここでドカンと来た。
「大将軍」というのがキーワードだ。
それはそうだろう。
大将軍はいつまでもあこがれの対象ではない。
やがて天下を統一するには、信もまた大将軍にならないといけない。
戦局が大きく動き、また新しい段階に入る。
政も信も、一回り大きくならないといけないのだ。
そしてその前に立ちはだかるあの大きな壁!
すべては次に続く。
もうたまらない。
早く次を読みたい。
紙の本
手に汗握る
2021/08/24 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:suginahagi - この投稿者のレビュー一覧を見る
人が容赦なく葬られる戦のなかでどう活路を見いだすのか、目が離せない。軍略の話は難しいけど、そこも面白い。
電子書籍
大王の器
2020/02/14 14:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
秦王・政みずからが布陣した叢(そう)の城。民兵を鼓舞して5日間の猛攻を耐え抜き、士気が落ちてきたら政が先頭に立って戦う。まさにドラマのような展開で、さらに2日間を耐え抜くことに成功。ところどころで涙が出てくる。
紙の本
次から次へと
2016/06/30 16:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けぇん - この投稿者のレビュー一覧を見る
話に意味のないものがなく、次から次へと気持ちいいくらい進みます。読んでてるとその時代に引き込まれるみたいで、面白いです。
電子書籍
【ネタバレ】”開く城門”の展開にゾクゾク
2016/06/05 17:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
限界点を超えつつある飛信隊に向けての信の激、根性論もここまで行くと乗せられるしかない。
”開く城門”の絶望からの展開が見事すぎた。
ホウ煖、マジでおじゃま虫。
奴と楊端和の戦いも見てみたかったが、主人公としてここに踊り出るか!?
まだまだ、ホウ煖の相手をするには実力不足な気がするが、ヒョウ公のつけた傷がここで生きてくるのだろうか?
紙の本
城の攻防戦続きます
2023/10/21 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
激闘の5日間を、体力気力の尽きるまで戦いぬいて、そしてまだ……。でも、王の鼓舞パワーってすごいんだな、こうなると、気力のまさるほうが勝つ。それが、一日、又一日……と。
電子書籍
キングダム32
2022/08/19 00:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
さい草かんむりに最)での長ーーい闘いは読みごたえがあった
今度はどうして乗り越えるのだろうとドキドキしながら読みました