紙の本
漢・佐藤洋
2018/10/16 17:10
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編完結の巻。
魔導士に拒絶され、涙する槍水を見て以来、
HP同好会の部室へ向かう足が遠のいていた洋。
その夜を境に弁当の奪取率が急激に落ち込んでしまう洋と槍水。
この状況を変えるために、白粉は一人魔導士へ戦いを挑むのだが。。
洋が狼として、男として槍水に告げた決意とは。
紙の本
VS魔術師
2018/12/31 16:47
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度負けてからの再起、仲間の奮闘、ライバルたちとの協力と少年漫画的な熱いノリが続く。
それにしても結局先輩エンドかあ。
分かってはいたけどオルトロス姉やあやめの思いを考えるとちょっと複雑。
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本編完結。遂に実現した“最強”との激突。最後の最後までバカが素敵なまでにバカらしく、素晴らしいアツさでした。これまでのキャラもほぼ総登場してたし、弁当描写も変態描写も満載で、文字数的にもボリューミィな一冊。ヒロインズもしっかりヒロインしてた気がします。最後に相応しい特盛りでしたね。と言いつつもう一冊出るらしい。こっちでは著莪のターンも見たいな。もちろん、白粉先生の文字通り身を削った体験からの大作も読めるんですよね?(ぇ
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まさかの本編完結…だと!?
http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/35175823.html
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本編完結!
これまで出会ってきた多くの好敵手―とも―達から力をもらい、最強に挑む。
まさに少年漫画の王道のノリでとても熱い1冊でした。
個人的には中盤の白粉の奮闘が熱かったな。
ラストの展開は私が望んだのとは別方向に行ってしまったのが残念だけど、素直に佐藤を祝福したいと思います。
半額弁当争奪戦という、冷静に考えれば意味わからないテーマを見事に描いたアサウラ先生に拍手。
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もう1巻くらいは続くと思ったら怒涛のボリュームで本編完結。
傷心の先輩、不協和音のHP同好会、独り奮闘する白粉、そして最強越えを決意する佐藤。歴代キャラも総動員でまさに最終回にふさわしい内容だった。
それにしても半額弁当争奪戦という意味不明なテーマの作品だが、そこに挑む人間の矜持というものがビンビンに尖っているためについ勢いに飲まれてしまう。ハーレム要素なんかは平均的ラノベより薄味であったが(その分佐藤の変態性が補って余りあるが)、テーマ・描写・キャラそれぞれが強烈な印象を残すシリーズだった。
そういえば茉莉花分が足りない、デザートに期待
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バカバカしいことに真面目に取り組む若者たちの青春群像劇。
熱い半額弁当争奪戦と横道にそれまくりのSEGA話、その合間にちらほらと挟まるラブコメ風味と緩急のついた『ベン・トー』も、勢いに乗ったまま本編終結。
いちばん面白いキャラは白粉花。自虐的で内向的でありながら、ホモ話に関してはアクティブすぎるほどアクティブでクリエイティブで、でもそれをぶつけられるのはリアル世界では佐藤しかおらず、そんなジキルとハイドのような二面性をもった彼女が、終盤戦のキーパースンとなります。虐められた過去から周囲の空気に敏感となりすぎた白粉が、自らの能力を開眼するシーンは感動的でした。
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外伝の予定がありつつもストーリー的には最終巻。
佐藤と槍水の煮え切らなさに結構やきもきさせられたためか、周りのキャラの献身的だったり、さりげなかったりするサポート、心遣いが心にしみた。
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好きなシリーズ。やっぱりギャグとシリアスのバランスがうまい。ただ、どうもこのひとの小説は読みにくいなぁと思ってたら、理由発覚。まず会話が少ない、またあっても会話が長いから、テンポが悪い。あと、心情を語るシーンが多いから、これも少しダレる。
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半額弁当を求める者たちの魂と魂がぶつかり合う青春シリアスギャグアクションの第14弾。
今回は、史上最強の称号を持つ「魔導師(ウィザード)」に挑む狼たちのそれぞれを描く。
この半額弁当争奪戦というテーマを書ききった時点で作者の勝利ですね。
無駄な熱さあり、バカバカしさあり、そしてなにより憎めないキャラ達。
実質的な最終巻ということもあり、それらがすべて詰め込んだ「極み」の名に相応しい内容でした!
個人的な今回のハイライトはチ●コの件と白粉が入院先からかけてきた電話ですが(笑)
次で最終巻というのがちょっと残念ですが、シリーズとしてはいいタイミングかもしれませんね。
こういう作品がもっと増えて欲しいなぁ。
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評価:☆5
大ヒット青春シリアスギャグアクション、ついにクライマックス!
槍水先輩がウィザードに振られてしまう現場を見てしまい、ぎこちない日々を送ることになるHP同好会。
そんな関係を見てこれまでのように傍観者でいてはいけない、大切な二人のために何かをしなければ・・・そう言ってウィザードに立ち向かっていく白粉がカッコ良すぎて泣いた(;_;)
あれで特殊性癖がなければ普通に良い子なんだがなぁ・・・w
原点に戻り、ただ半額弁当を喰らう楽しみを、みんなで夕餉を囲む温かい未来を求めて、退屈を覚えてしまう程の孤独で最強な魔導師に立ち向かうのは熱い!
各地の狼との争奪戦を通して、まるでみんなが一丸となって最強を打倒さんとしているような展開にも燃えた。
正に集大成と言える最終巻だったと思う。
ヒロイン争いも決着・・・まぁこれは妥当なところでしょうw自分は梗派でしたけどね!
後は短編集で終わりか・・・寂しい。
「魔導士は、あたしが倒します」
「……嫌です。僕は……捨てない」
「それで終わりじゃないだろう?カペルスウェイト」
「そして私を……笑わせてくれるか」
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ある意味、半額弁当を巡る物語のクライマックスがここにある。たかが半額弁当、されど半額弁当。そこに生き様があり恋があり、譲れないものがあるから争いになる。だからこそ、ここまで読むと読者なのに半額弁当が愛しくなるのだ。
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キャラクターの細かい心情が描けていて良かったが、やはりラノベ的で最終巻だからみんな一斉に心を吐き出す。一つを見れば感動できるが、流れで見ると一つの良さが薄れる。まぁ、そんな小説の仕組みは置いておこう。
キャラの発言はみんな新しいことを言いすぎて語れないが、やはりボスを倒すという少年漫画的展開は最高だ。心が燃える。この作者のことだから外して来るのかとも思ったが、そんなこともなくて良かった。ウィザードは絵からしてボス感があった。絵にしてもここ数巻でやっと良くなってきた。終わる間際に上手くなった。
佐藤と槍水がくっつくのは以外でもあったが、主役とヒロインでハッキリとしていて良かったかな。佐藤の覚醒は良かったし、槍水の戦いも佐藤が越えるための儀式としてカッコよかった。
なんだかんだでこの巻は5時間くらい通して読み終わってしまった。次が気になるくらいに上手くまとめてた。ギャグもそうだが著者はシリアスの書き方も上手い。
次の短編でラストだというのは分かっているのだが、これだけ魅力的なキャラクターがいるのだから短編をもっと書いて欲しいなとも思う。