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帯に「妖怪×任侠」とあったので手に取りました!
カバーをめくると、カバーとはver.違いのイラストが出てきます。
妖怪と人間が共存する極楽町を仕切る信楽組の跡取り息子が、長年敵対してきた稲荷組とのお見合いをすっぽかしたところからお話は始まります。
手書きで埋め尽くされているような画面は大好きなんですが、絵柄はアフタヌーンやフェローズの方が向いてるんじゃないかなぁ・・・という感じ。
お話は「ぬらりひょんの孫」と「ニセコイ」を足したような印象でした。
ただしラブコメ要素は薄め。
主人公市松はフラフラしてて頼りないけれど、お守り役で若頭の柏は昔ながらの「任侠」って雰囲気で厳しくも暖かい。キツネの梅路も可愛いです。
全体的に話も絵も盛り込み過ぎに思えて、1巻でお腹いっぱいになってしまいました。絵柄の雰囲気は好きなんですけど。
市松君が「女の子と付き合いたい」って言ってる割にあんまり女の子が出てこないのもちょっと不満。もう少しラブコメ要素が強かったら好きになってたかも。