コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE-1- SHADOW みんなのレビュー
- ストーリー原案:大河内 一楼, ストーリー原案:谷口 悟朗, 著者:岩佐 まもる
- 税込価格:550円(5pt)
- 出版社:KADOKAWA
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紙の本
最大の見せ場を犠牲にして、描く他者の世界
2008/11/13 21:25
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメでいうと、11話の「ナリタ攻防戦」あたりまで。
この潔さは、評価に値すると思う。
…この「コードギアス反逆のルルーシュ」の中で一番の見せ所といえる、C.Cと契約を結ぶシーンを、回想のなかで処理している。なんという大胆さ。
確かに、このノベライズはルルーシュ以外の視点で描かれている。
けれど、物語を動かしているは、ルルーシュで、彼以外の視点で動くのは難しい。それなのに、それを成立させているのは、個々のキャラクター造形の深さなのだろう。
たとえば、ユーフェミアの姉に対する憧れと同時にある畏怖。
アニメの中で匂わせていないということはない。
けれど、こうやって歳の離れた姉への気持ちを明らかにされることは、彼女への価値観を変えるだけの存在値がある。
物語の中で、誰もが自分の信じる道、望む世界を求めながら戦っている。
コードギアスの世界は切ない。
掛け違えたボタンの、その重さが痛い。
悲しい。
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