紙の本
伝説の名コーチの生き様とプロ野球界の舞台裏を見事に融合したノンフィクション
2015/02/02 18:35
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
田口(オリックス)、小久保(ホークス)、高沢(1996年首位打者・ロッテ)、西村(1998年首位打者・ロッテ)など数多くの好打者を育てた名コーチ・高畠導宏氏。30年に渡るプロ野球コーチの経験の後、高校野球の指導者を目指した志半ばで肝臓癌でお亡くなりになられました。高畠氏の壮絶な一生を教え子のプロ野球選手や関係者の証言で辿るノンフィクション。
高畠氏がプロ野球に在籍した1980年代のプロ野球の舞台裏を知るスポーツノンフィクションとして、部下や生徒を指導する指導者の心得を知る本として、様々な人に印象深く残る本だと思います。数多くのプロ野球選手を見てきた高畠氏が語る、伸びる人の共通点とは「1.素直であること、2.几帳面であること、3.準備を怠らないこと、4.好奇心旺盛であること、5.忍耐強いこと、6.気配りができること、7.夢を持ち、高い目標を持ち続けること」です。高畠氏の座右の銘は「覚悟に勝る決断なし」です。一つ一つの言葉に説得力があります。
紙の本
壮絶なコーチ人生に涙
2021/06/26 14:37
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投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜプロ野球選手は、高校野球の監督になるために2年間の教員経験を求められるのだろうか。金銭トラブルや癒着を防ぐためかもしれない。しかし、この壁に阻まれ、教員生活2年目で病魔に倒れた名コーチ高畠氏の人生を記したこの本を読むと、そう嘆息せずにはいられない。
欠点は直せない、長所を伸ばせ。人生は幾つになっても勉強。
名打撃コーチとして多くの選手を育てた高畠氏は50代半ばにしてプロのコーチを続けながら教員免許を5年がかりで取得する。後は2年間の教員経験を踏めば、自らスカウトし、社会科で教鞭を取る相手の高校生にグランドで直接指導できるようになるはずだった。
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ドラマ「フルスイング」の元となったノンフィクション。
かみしめたいところがたくさんありすぎて、ひとことでまとめられない。折に触れて再読するでしょう。
高畠さんのコーチとしての人柄や指導法にも感銘を受けたけれど、南海ホークスの栄光と没落、パ・リーグの諜報戦のすさまじさなども生々しくてすごい。
ほんとうに、高校の先生としてもっと続けてほしかったと残念な気持ちになると同時に、小久保選手があとがきの最後に記しているひとことに胸をつかれた。
ぜひトライしてほしい。
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欠点は直らない、無駄な努力
長所を褒め続ければ、欠点も次第となくなる。
・才能とは最後まであきらめないこと。
2割五分の実力しかなくても、あきらめず努力すれば3割になる。
どんなに年をとっても努力し続けろ。
選手と一緒に自分も工場するのだ。
→自分の目指すところと似ている。
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1).目次
省略
2).筆者の主張
省略
3).個人的感想
・高畠氏の生涯がよく分かり、物事に対して、一生懸命、一心不乱になる姿勢が感じられに感銘を受けた。
・コーチとして、ほめて伸ばす姿勢というのが勉強になった。
・野球の解説が長く、もう少し野球の内容ではなく野球人と高畠氏の人格的交流の箇所にページを割いてもよいのではないかと思った。
・高校野球の指導者になればどうなったんだろうかと思い大変残念。
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プロ野球名打撃コーチにして、50代半ばから高校の教員免許を取得し、高校球児たちを甲子園へ導くことを夢見たひとりの男性のおはなし。
生き様というか、他人への接し方がかっこいいです。怒るでもなく諭すでもなく、ただ見守ることができるのは強さだとつくづく実感。口出ししないで見てるって、互いの信頼があってこその関係だと思います。
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甲子園、自分にとってみれば春高といっしょなんだなとおもいました。やっぱり、全国へ行く思いは大きくて、時に負けそうになったり、悩んだり、ほとんど
同じようなことで悩むんだなと思いました。自分がとても悩んでいるときそうだったなとか、今になってその気持ちが
わかります。全国に行くことへのおおきな不安や期待。それを持つことがいちばん大切だと思いました。これからもバレーを頑張っていきたいと思いました
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甲子園。
それは高校球児が追い求める夢のはるか先の所。
その甲子園にはたった一握りの高校球児が足を踏み入れることができる神聖なる場所。
すごい感動しました。
ぜひおすすめします。
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甲子園の話ではなくプロ野球コーチの一生涯を綴ったノンフィクションストーリー。
高校野球を期待していたので、ちょっと残念な内容だったな。
プロ野球好きには面白いかも。
高畠氏の野球にかける熱い思いがよかったので、星2つ。
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60歳で突如ガンで亡くなった伝説の打撃コーチの話。凄いヒトがいたもんだと。いくつになっても夢をあきらめない、平凡なことを諦めないで続ければ非凡になる、そして人を褒めて伸ばし、思いやりのあるヒトだったみたい。
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すごく、読んでよかった。
前向きに生きてかなきゃ!って、パワーを貰えた気がする。
常に夢をもって向上心のある高畠さんだからこそ
プロ野球選手からも高校生からも、信頼されたんだろうな…
野球好きなひとは
ぜひ一度読んでほしいです。
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日曜日(1/25)から出張で日本に帰国していて、今日の午後、時間があったので八重洲ブックセンターに行って買い、帰りの飛行機の中で読んだ本。2時間くらい八重洲ブックセンターの中をうろうろして、かなりの数の本を買った。本屋の中をうろうろすると時間が経つのがあっという間。2時間くらいだと全く足りない。この本の感想とは全く関係がないけれども。
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プロ野球界の伝説的名コーチのノンフィクション。「人を育てる」ことの本質が書かれている。お堅いコーチ論の本は数あれど、この本は小説のように面白く読めて、しかもコーチングの真髄が体感できる。読むだけで人生励まされるよ
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NHKドラマ『フルスイング』のモデルにもなった、高畠導宏氏の生涯を描いたノンフィクションです。
http://ameblo.jp/happybookreviews/entry-11252754046.html
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この物語は高畠導宏という伝説のバッティングコーチとプロ野球の過去から現在に至るまでの物語と人間・高畠導宏の二つのお話です
野球を好きな方には興味深い裏話もあり楽しめますねー
もちろん野球に興味のない方も人間・高畠導宏に惹かれるはずです
自身が子供好きであった、そして人間の成長に少しでも関わり、助けができれば
五十代になり世間では隠居を考え始めるこの歳に高校教師になることを決意します
プロ野球に携わった人間はその後二年間はアマの野球の指導をしてはいけません
剣道部の生徒たち先生たちとの交流などがありさぁこれから・・・・というときに
・・・・・膵臓がんでした
しかし、生前に残した教え、愛弟子たちが彼の夢をかなえることでしょう
最後にホークスの小久保選手の手記があります
『私も近い将来、高校野球の監督になりたい。高さんの夢と同じように』
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-197.htmlより