紙の本
少しずつ生活を見直さなくては
2019/08/23 09:14
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私自身、短期間外地で暮らし、フランス人やアメリカ人、ドイツ人、スペイン人たちと交流を持ったことが有りましたが、この本同様、皆、質実剛健に生活をされていると感じたことが多々有りました。
安く買った物で、その場をしのぎ、断捨離と言っては捨てまくる今の日本。
世間に流されず自分の道を確立し、地に足を付けたライフスタイルの大切さを感じさせられました。
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外国人と結婚してフランスに長らく住んでいる、この本の著者である「デュラン女史」が、日本の外から見てフランス人が実行している贅沢な節約生活について紹介しています。
以前はこのような本を読むと「欧州はなんて素晴らしいのだろう」と感動していたものですが、現在では、両者の良さ及び不便さも徐々にわかるようになってきました。
住めば都なのでしょうね、欧州は経済的には危機を迎えていると報道されていますが、生活面ではそこに住んでいる人は人生を楽しんでいるのでしょうね。
日本人も戦後から今まで走り続けてきたのですから、いつまでも心配ばかりしていないで、少しは楽しむ余裕を持ちたいものですね。
以下は気になったポイントです。
・女性は、6アイテム(スーツ、ワンピース、パンツ、スカート、ブラウス、セーター)をシーズン毎に1~2着を着まわすのがおしゃれ(p17)
・自分の色(必ず身に着ける色)を決めると衝動買いしない(p19)
・自分の好きな色ならば、5年後でも現役として着回すことができる(p20)
・20年先まで着ることのできる上品な色、柄にお金をかける(p23)
・3パターン以上に使い道がなかったり、使わなくなって2年以上たったものは、持たないようにする(p31)
・フランス人で家御飯があたりまえなのは、1)節約と贅沢ができる、2)子供に食事マナーを教えられるから(p45)
・ワインのコルクをしめて、逆さにして冷蔵庫に立て掛けると空気が入らずに保存可能(p74)
・新生活で大事なのは、ソファーベッドの次に照明(p87)
・フランスでは一緒に生活スタイルとして、1)従来の結婚、2)事実婚、3)事実婚のスタンスをとりつつ役所に届けるPACS(連帯市民協約)がある(p128)
・フランスでは葬儀は役所が行うものであり、日本のように葬儀専門の会社はない(p140)
・フランスでは14歳になると、学校の先生が子供の適性を判断して、親に進路をアドバイスする、勉強の好きな子供は大学のコース、そうでない子は専門学校へ(p156)
・親が子供にすべきは「本物」を見せること、なので展覧会、演奏会に子供を連れて行く(p167)
・パリでのレンタサイクルは、保証金を150ユーロ払う(返却すると引き落とされない)が、30分までは無料、1800箇所どこでも返却可能(p181)
・フランス人にとって、レストランは子供連れで行くところではない(p184)
2012年5月4日作成
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ここに書かれていることすべてを真似したいとは思いませんが、参考にはなりました。
外食をしないことや、掃除をする際に使い捨ての道具を使わないこと、服は一着捨てるから一着買うというところなど。
お茶も、お店ですればけっこう高くつくけど、家ですれば安く上がる。友達を家に招くとなったら、ある程度は掃除を行き届かせなければならない、だから掃除をするようにもなる。いい循環ですよね。
この本を読んでから、トイレで用を足したついでにトイレットペーパーをくるくるっと厚めにとって、便器周りを掃除するようになりました。
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自称フランス人の私にとっては普通のこと。親世代の日本人にも当てはまる、と思ったら著者はまさにその世代。
テレビの字幕テロップの漢字が読めない学力で入れる日本の大学は行く必要ないでしょう。
教育費を無理している人は考え方を変えた方が幸せになれるのでは?