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私の最近の気持ちを代弁するかのような本書のタイトル。本屋をブラブラと眺めている時に発見して、思わず手にとってしまいました。
本書は、20代から60代まで7つの世代の「会社がイヤになった人」のショートストーリーで構成されています。すべてフィクションですが、どれもこれも現実に「よくありそう」なお話で、妙に共感してしまいました。
さらに各ストーリーの後には、登場人物の「モチベーション」をテーマとした解説があります。勿論、すべてを納得できるわけではありませんが、なかなか興味深い解説が展開されていて”○”です。
本書が私にとっての”やる気”を取り戻す決め手にはなりませんでしたが、わたしの今の気持ちは、あきらかに下の備忘録に書く「職務特性理論」の要素が欠如していることに起因し、そんな中で、やや原因の帰属先がひねくれているかもしれない・・・そんなコトを気づかされました。
やる気を取り戻す決定打にはなりませんが、ヒントはつまっている本かもしれません。
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怖い秘書だと思われても気にしない、口うるさいおばさん社員だとおもわれようとかまわない、子どもがいないことを、宿題を済ませていないなどと感じない。
自分がほんとうに必要だと思うことを、きちんと進めればいい。
「努力」への原因帰属が、最もモチベーションを高める。
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20代から60代までのケースを物語形式で書かれたもの。会社がイヤになった状況とどう乗り越えたかの物語、その後、章ごとにモチベーションマネジメントの解説が入る。基本的に会社を辞めずに解決していくストーリーになっているが、主人公の気持ちは共感できる部分が多く、解決に向かって同じような状況になればいいなと思うことができた。いい本だったと思う。
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タイトルの副題に「やる気を取り戻す7つの物語」
とあるけど、これを読んでやる気を取り戻せるかっていうと?だった。
年代や性別で分けた7種類のストーリーはどれも読みやすい。
自分と同じく、20代の話には共感できる部分もあった。
その後に続く年代でのストーリーを読んでいると、(概して)会社員の心理状態って仕事や家庭も含めて考えるとこんなものかな、と思えた。
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各年代のストーリー形式となっており読みやすい本です。外敵環境の変化に合わせて、モチベーションの対象を変化させていかないとモチベーションの低下を引き起こす事を学びました。己を良く知れということ。
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[ 内容 ]
「会社がイヤになった」という気持ちは、会社づとめをしている人にとって、なじみのあるものではないだろうか。
具体的に退職を考えるところまでいかなくても、「辞表を叩きつけてやったら、あの上司は、どんな顔をするだろう」という夢想や、「今日は、会社に行きたくないなあ」という漠然とした嫌気は、多くの人が体験していると思う。
会社という組織の中で多くの人が、あるとき自分を見失い、モチベーション(意欲)を喪失し、悩みもがきながら、再び自分を見出し、モチベーションを回復させていく。
本書では、仕事の中で起こる人の意識の変化を、物語という形式と、モチベーションの切り口での解説で迫った。
[ 目次 ]
第1章 結果が出ない
第2章 “本流”にいない
第3章 上司とプライドとの狭間で
第4章 転職のラスト・チャンス
第5章 人生の宿題
第6章 部下が信頼できない
第7章 サラリーマン人生の積み残し
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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会社がイヤになったとき、どうもモチベーションが下がってしまってどうしようもないとき、どうすれば持ち直すことができるか。対象者の年齢別に対応策をアドバイス。
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モチベーションをテーマに、会社を舞台にした7人の物語。各話には、主人公のモチベーションについての解説がある。
7人の主人公は、若い世代から順に男女交えて選ばれていて、物語を追うことが会社人生の中の各世代の気持ちを疑似体験できる。
個々の物語は読み物としても面白く、どんどん読んでいける。
それぞれの解説も「なるほどぉ」と思わせる内容になっていて、モチベーションへの考えが深まると思う。
ただ、自己啓発本ではないので、どうやってモチベーションを上げる、であるとか、こうしたときはこうすべし、ということは書いていない。
自分に身近な物語を読んで、我が身を振り返るのによい本と思う。
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読みやすいが、考えさせられる言葉が多く、読了までにある程度の時間が必要だった。
物語の登場人物の変化を自分になぞらえて考えることで心に何らかの変化が起きたように思う。それくらい、自分の生き方を考え直させるヒントがこの本には散りばめられていると感じた。
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今流行のウツなどの話ではなく、単なる小説形式の体験談。
フィクションとして割り切れば楽しめるものの、これを見てやる気になるかは?
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小説形式+その分析
25歳、社会人3年目の自分にとっては、第3章の登場人物の状況が親近感というかリアルに感じられた
「自分自身の能力を直視する」
「どんなときに自分のモチベーションが上がり下がるのか」客観視するとこが必要だと感じた