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タイトルに惹かれて読了。
楽コーポレーションという居酒屋チェーンの社長さんの本。この本を見るまで、このお店チェーンの存在は知らなかった。
経堂に最初に店舗を出していて、その後に複数展開しているので、多分生活圏の違いかな。
料理自体にこだわるよりも居酒屋におけるコミュニケーションの重要さだったり、場の演出の重要性を説いた本だった。とても興味深かったので、ぜひ関連店に行ってみたいと思う。
■目次
【Part1】
初めはみんな、とんちんかん
誰にでもできる繁盛店の作り方
1.経験ゼロからの店作りの極意
とんちんかん」が繁盛するいい店を作る
店を持つ」と強く思うことが独立を現実にする
結婚式を楽しく演出できるなら店も絶対成功する
一国一城の主になるために絶対必要な「計画」とは
ハードルが高い物件を射止める方法とは
お客さんの目を引く店名を付けるには
コンセプトが見えない店は店を閉めてでも考え直せ
店の視察に行くのは相撲の出稽古と一緒だ!
掃除をすることが「潰れない店」を作る
2.お客さんが喜ぶメニュー作りの極意
卵たった一つで繁盛店になる方法
はやる居酒屋のモデルはディズニーランドだ!
お客さんの記憶に残るのは普通のコロッケ、肉じゃがだ
後出しジャンケンは全然恥ずかしくない!
「汚いカレンダー」が似合う店がお客さんを引き付ける
店の調子が悪いときほど お金をかけずに立て直せ
センスがなくてもOK! 「売れる」手書きメニューの極意
オリンピックと商売のこれだけの共通点
3.お客さんの心をつかむサービスの極意
大手チェーンに絶対に個人店が負けないわけ
小さな店ならではの「プレミアム感」とは?
普通の刺身の盛り合わせを魅力的に変身させる方法とは
お客さんの心をしっかり捉える「温かい」サービス
居酒屋の店主がお客さんにかける「魔法」とは?
オープンキッチンは「調理する」場所じゃない!
究極のロスなしメニューはサービスで作る
4.売るということの極意
長い行列ができる繁盛店をイメージして売れ!
お客さんはお薦めの言葉を聞きたがっている!
たった「二ミリ」の意識の差が繁盛する店としない店を分ける
アルバイト一日目の新人も即戦力にしなきゃダメだ
やるべきサービス やらない方がいいサービス
町おこしのイベントにオレが共感できないわけ
5.人間関係の極意
店主がモテれば店は繁盛する!
特別なヤツでなくとも「伝説」の店長になれる!
人間関係がうまくいく上手な叱り方
火事による閉店を防いだ店長の行動
小さい店でも集まれば大きな力を発揮できる
お客さんとの人間関係が作る本当に強い店
【Part2】
店を持ったら人生「倍」楽しい
一国一城の主になった男たち
料理や酒は単なる「道具」 居酒屋は自分の人生を「売る」場所
(「じゅん粋」・小林 淳さん)
やりたいことは何でもやってみる ダメならやめればいいんだ
(「西尾さん」・西尾 尚さん)
たった二品の料理だけでも お客さんに笑顔が生まれた
(モーリ・毛利周平さん)
やる気を後押ししてくれた おやじの作ったポスター
(萬菜プロデュース・石井利幸さん)
「当たり前」のことをちゃんとやれば お客さんは喜んでくれる
(ピーエムプラン・勝瀬哲史さん)
【Part3】
シロウトだからこそプロにも勝てる
宇野隆史、「卒業生」と語るいい店の極意
対談 宇野隆史×岩澤 博(「楽」卒業生代表)