投稿元:
レビューを見る
点数は低めですが決して良くないわけじゃないです。「Mシリーズ」は「新しい価値観の提示」だと思っており、そういった性質上、点数化しづらいだけです。カバー装画がフランシス・ベイコン、解説が杉江松恋というのも嬉しいです。
投稿元:
レビューを見る
このタイトルで、装丁にはフランシス・ベイコンで、どんなに得体の知れない怪物がでてくるのかと期待が膨らみましたがちょっと拍子抜け。なかにはこの話のどこにモンスターが?と首をかしげてしまう作品もありましたし、そもそもどういう話なのかよく分からないままの作品もあり、なんらかの解説がほしくなります。こちらの読み込みが甘いのか、想像力の方向性が違うのか、全体的に盛り上がりに欠ける印象でした。
投稿元:
レビューを見る
「ミステリーズ」「マニアックス」に続く「Mシリーズ」の三冊目。中・短編集。個人的には「ミステリーズ」より好きかな。「マニアックス」は未読なのでわからないのだが、今作ではミステリの枠から逸脱しつつもミステリの残り香を漂わせている作品が多い。その残り香が濃厚なミステリの匂いを発散させているため好きになれたのだと思う。好きなのはあっさりと騙された「半熟卵にしてくれと探偵は言った」かな。