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どこか温かみのある、個人的には好きな雰囲気の作品でした。つくもの可愛らしさも相俟って日常パートでは特にほっこり。大つくもとのギャップもいいですね。鞘音も場面場面で可愛いところ見せてたし、全体的な流れも王道、事件解決のお茶会のところはなかなかいい話と、私的には読んで満足のいく作品でした。次はどんな道具にどんな付喪神が憑いてるかという楽しみ。
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「〜賞受賞!」なんてのは自分には合わない事が多いけど読んでみるとなかなか、というSD小説新人賞受賞作品。
真新しさはないもののスピーディな展開とブレのない文体は読みやすく新人とは思えないほどの完成度の高さ。本当のヒロインは鞘音なんだろうけどつくもに癒されてます。
物にも魂が宿るということを改めて感じさせてくれる良作でした!
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読み終わってみると「これが癒し系ラノベの決定版」というキャッチコピーから受ける印象とは違っていたけど、人への思い、物への思いを描いた部分はほっこりできる。特に鞘音を救おうと、惣一が御守りへと思いを込めるシーンはほろりときた。やっぱり女の子は笑顔であるべきだね惣一君。
登場人物は良くも悪くも個性が強いし、ラノベっぽさとでも言うべきノリもあってそこに抵抗感を持つ人がいそうではあるけど、わりとテンポがいいので読みやすい。各章のタイトルがらしい文体で書かれているのもこだわりが感じられるし、個人的にこういったポイントは非常に好き。
物を大切にする人には、こうあってほしいなと思えるような世界観。
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使える物は直して使う、がモットーの主人公。
ある日帰宅したら、祖父が置いて行った付喪神の茶釜が。
もしやある意味擬人化では?! と思ってしまうのは
主人公の友人の性格があれだったから、でしょうか?
クラスメイトの不幸少女を救うために頑張った主人公。
したらば、出るわ出るわ、な付喪神達。
これだけ至近距離にいるのにもびっくり、ですが
攻撃してくるのもびっくり。
皆様、ご主人を愛してますね~w でした。
なんにせよ、無理強いはいけないよ、という
青春ものでしたけど、主人公の付喪神が可愛い。
あれがあれになるとか…どういうメカニズムですか? と
聞きたくなる幼女です。
全員、自分の性格にあった付喪神でよかったね、ですが
一部別方向で不幸な気がしなくもないですが…。
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文学オタクっぽい文体が慣れるまで読みにくいけど、軽薄なキャラでも良質なお話になってる。
主人公がよいコだからかな?
シリーズ化出来る材料がいっぱい。