紙の本
なんだか切ない。
2002/08/08 11:52
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投稿者:ヤーサン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わって思いました。「あー」って感じで、きっと楽園なんですよ。その場所は、四人の子供達がすごしてきた何年かの月日……最初の文章の意味は、最後まで読めば分かります。久しぶりにこんな気持ちになれました。
変なら変で良いです。自分、変ですから。ただ、もう少し良い終わりかたってなかったのかなって……誰をうらめば良いかも分からないし、もう少しはっきりして欲しかったかな?とか思います。
紙の本
最後の一瞬まで足掻き続ける
2009/08/25 21:43
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
神戸シティ崩壊から3ヵ月後、大戦のゴタゴタで忘れ去られていた空中研究施設に潜入したフリーの魔法士ヴァーミリオン・CD・ヘイズは、龍使いと呼ばれる少年少女の魔法士たちに見つかってしまう。彼らは大戦が勃発したことも知らず、ただ自分達だけで暮らしていた。
前巻に登場した天城兄弟や黒沢祐一は今回は登場しない。同じ世界の中で、別のタイプの魔法士が活躍する。技術的に可能だということと、倫理的に許されるということは必ずしも重ならないということが分かる。今回も登場する人物たちはとても優しいです。
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投稿者:彬兄 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大破壊がおきて荒廃し極寒の地獄と化してしまった地球、人々はIブレインと呼ばれる魔法技術によって、いまや世界中で6つしか残っていない都市で、かろうじて生き延びていた。
人はそんな状況になっても争いをやめようとせず、都市同士のいさかいは絶えない。フリーのトラブルコンストラクターである主人公ヘイズはやむを得ぬ事情により都市同士の抗争に巻きこまれ、大破壊前の遺跡と思われるある施設を調査するために潜入する。一週間後に軍による総攻撃が待っている、タイムリミットつきの危険な仕事である。
その施設には大破壊によって滅びた都市の軍事研究所で、4人の少年少女達が暮らしていた。ここでドジを踏んでしまったヘイズは彼女らに捕らえられる。大破壊がおきてもう10年以上たつというのに彼女達は外の世界をまったく知らなかった。ヘイズは戸惑いながら彼女達と接し、一方では密かに調査を進め、その施設、彼女達の秘密を徐々に解き明かしていく。解き明かされた真実は彼女達にとってあまりにも残酷な運命だった……。
いまいちキャラクターが絞り込めていなかった感じがした前作と違い、今回は上手くまとまっていたように思えます。死ぬから泣け式の演出も、ありがちながらいい感じです。
ストーリーラインは外伝的な位置付けで、基本的に前作を知らなくても読める作りになっています。SFっぽい話に免疫があって、べたな泣かせが気にならない人はけっこう楽しめると思います。
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2005,12,12 読破 + てっきりメイファとシャオがハッピーエンドになるかと思いきや・・・。切ないです。そして面白い。続きに期待。
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今回は微妙。
なんで新キャラで話を作っているか、意味不明です。
まあ、この作品独自の世界観+戦闘は勿論良いのですがね。
次回は祐一の再登場っぽいのでそちらを期待。
でも指パッチンの能力は素敵!
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2006年11月15日読破!これまた表紙惚れ+某高校で売っていたので買いましたw
キャラが前作と全然違うのはちょっと残念ですが、科学的なところは相変わらずしっかりしていて、面白いですw
オチを読んで、ちょっと切なくなったのは俺だけだろうか・・・。
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生体制御特化型魔法士《龍使い》の話。フリーの便利屋ヘイズは、4人の龍使いの少女少年と出会い、彼らと交流を深めていく。しかし、「龍使い」に隠された秘密は、やがて途方も無い悲劇を生む… 舞台は2198年6月、ヒマラヤ山脈上空。シティ「北京」が残した実験施設「島」。
ウィキペディアより抜粋
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以前5巻くらいまで読んだけど、一番好きなのがこの巻です。
これからも、頑張ろう。
悲しいわ切ないわ優しいわで大変な一冊!
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すごく、わたし好みの話でした。
子供たちがとことん健気。
相当分厚い本なのですが、それでもまだ内容厚くできたような気がします。
削るぐらいなら、二冊で出してほしかった。
特に後半でページ数足りてない感じがしました。
繰り返す不幸からの脱却。
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実は一巻目よりこっちのが好み。
いわゆる箱庭、と申しましょうか。
世界がどんな(とんでもない)ことになっているのかまったく知りもしないで、日常を送る少年少女。
その非常に微妙なバランスで生活が成り立ってる感じや、それがガラーっと崩れていくのが中々好きなのです。
また、この巻の主人公、ヘイズがいいヤツだったのも好印象の理由でしょうか。
あまりにもお人よしです。普通はこういうキャラ苦手なのに、こいつの親切は全然イヤミ、というかわざとらしい感じを受けなくてよかったです。
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シリーズ2作目。
ヒマラヤ山脈2万メートル浮かぶ極秘研究施設が舞台。
フリーの便利屋ヘイズは、その施設から実験サンプルとデータを持ち帰るという依頼を受ける。
そこには『龍使い』と呼ばれる魔法士の4人の少年少女がいた。
彼らと交流を深めていくヘイズだが――――
ヘイズ初登場v
1巻も好きでしたが、こっちの方がより好きです。
龍使いたちの隠された秘密がとっても悲しいですが・・・
「生きて、突っ走って、這いつくばって、笑え」というヘイズの親父の遺言が心に残ります。
ラストでは、これからファンメイを応援したくなります。
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一巻とは同じ世界だけど、忘れられた実験場で訓練を繰り返していく少年少女。そこに現れた空賊は彼ら[龍使い]を救おうと奔走する。
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ウィズ2巻。
この巻からは発売前からえらく楽しみに待っていて、それこそフライング並みに発売日に買っています(笑)
1巻と舞台が変わり、上空の島に隔離された龍使いの話。
錬、フィア+祐一に続いてシャオ、メイ+ヘイズもめちゃくちゃ好きです。
シャオの結末は信じられなかった記憶があります。
これを読んでから頻繁に指パッチンをするようになりました(笑)
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チートっぽい能力を持ってるのにやたらお人好しなヘイズ、人間と同じような人格を持ったハリー、無垢で等身大なファンメイやシャオロン……と、だいぶ好みなキャラが出てきて嬉しかったです。
前巻よりも切なさはアップしたような。余韻が残る感じです。
続きも楽しみだ。
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主人公最強すぎだろ。その演算能力を利用すれば他にいくらでも戦法が。。。
とか野暮なこと言っちゃだめだよね。
1巻でも思ったけど、古き(良き?)ラノベって感じ。背景設定が割と考えられていること。キャラクターを活躍させる法則があること。主人公(というか中心人物)がチート属性。エンドが100%ハッピーではない。
このあとが気になる終わり方。