紙の本
神戸軍生き残りの狙い
2011/05/06 22:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
賢人会議の参謀、天樹真昼が、シンガポールと賢人会議の同盟調印直前に狙撃される。狙撃したのは、シンガポールの同盟反対派と結んだ、元神戸軍の生き残りだ。彼らが救出した元神戸市民のシンガポールへの居住権がその報酬らしい。
サクラは真昼を心配しながらも、悪化しつつあるシンガポール市民の感情に留意しつつ、調印作業を進める。しかし、調印式当日、事件は起きるのだった。
シティのマザーコアを巡る魔法士と人間の対立。そして、空を被う雲を除去するために必要な代償の正体。それらが明らかになるにつれ、この状況を演出した存在の意図が見えてくる。
あとは下巻+2エピソードらしいので、続々出版していただきたいです。
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混迷の度は増す。
未来が見えんわ。
理想を求めて現実に打ちのめされるってあるけどさ、
ラノベでやっていいのかねぇ
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ウィズ8中。
ある2箇所でちょっとニヤニヤ(笑)
7巻最後の謎が明らかになります。
そして8巻上のあのデバイスも明らかに。ニヤニヤ。
ただ、錬派としては同じ悪魔使いとして色んな面で差がついちゃったなぁ、と。
じゅんけさんも「錬とサクラ、何故差がついたか…慢心、環境の違い」というお話です。と言われてますし。
今回起きた事件の矛先がフィアに向かざるをえないと思うのですが。
そうなると次は錬が成長する場面かな。
エピソードも8が終わるとあと2つ。
今後が楽しみです。
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真昼は絶対サクラにしたことの意味が分かっているに1票!
前半はさまざまな関係者の思いが分かって切なかったし、
後半は調印式の展開が熱かった。
サクラ可愛くなったなぁ(・∀・)
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感想としては、相変わらずおじさんがかっこいいなと思いました。
以下、今後の予想。
世界の流れとしては「賢人会議」というか真昼兄、そして世界再生機構のお偉いさん達を始めとする現状打破を目指す人々と、旧神戸自治軍の御一行のような現在のシティ住民の生活を維持したい・守りたい人々の衝突になっていくと思う。
両方の立場でシティのお偉いさんは「人民の為になすべき事をなす」と「望みに応える」の2つのスタンスを取ってたし。
で、これに対する回答が、話の中で2つ示された。
1つはロンドンの金髪の騎士と賢人会議のちびっこのいう個人間での結びつきで乗り越える。
ただ、これは世界全体の話であるシティ間の対立、人間と魔法士の対立といったマクロレベルへの対処は限界があると思われる。(し、登場人物もそこまで考えていなさそう。自分の周りだけでいい。という立ち位置)
で、もうひとつは祐一さんのいう「英雄」。
英雄はみんなの為に戦うが、みんなもまた、英雄の為には犠牲を払う。
この辺が「あなたが言うなら・・・」みたいな感じでうまくシティ内(ゆくゆくは世界規模)で、人類がまとまるっていう流れではないかと。
おそらく現在では祐一さん、イル、ディーがこの辺りのポジション。
で、ここに物語の主人公である錬がどう関わるかであると思う。
雲の除去が可能であれば・・・っていうのが最終的な課題だろうから、
今の条件からしてフィアの同調能力が関わってくるんじゃないかと。
これと悪魔使いの能力、と新デバイス「賢者の石」を併せる事で・・・・っていう展開ではないかと予想。
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クレアの能力に疑問(‥)
そこ、知っていてもおかしくないんじゃないのと思ってしまう
錬にはもっと頑張ってほしい!いっぱいいっぱいな感じが好きだったりもするけど…´`*
なんだかサクラが最強伝説(笑)彼女はイルじゃなくて真昼とくっつくのかしら…モスクワコンビすきだから嬉しい*
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作者が言うほど脇役出てきたかなぁ…
やっぱり好きだなぁ~、この作品。
テーマは重いけど、10年読み続けることが出来てるだけあるわ。
この先、誰か死んじゃうのかなぁ…
真昼兄は死にそうだけど、死んで欲しくないなぁ。
優しい優しい人たちが集まって世界をどうにかする。
優しい人だけで世界を救うなんて非現実的で、そこはフィクションだけど僕はそこが好きだ。
優しい人しか出てこない、優しいと甘いは違ってこの話しは優しい人ばかり。
優しい人が出てくるだけのこの作品は僕の理想だ
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この作品のテーマは、正義の反対は別の正義、多数を救うために少数を犠牲にするのはいいのか、っていうことだと思っている。今回ゴールである雲の除去に至る方法が明かされたわけだけど、それもきっちりテーマとつながっていた。作品の芯の強さを感じたし、きっちり構成立ててるんだなぁと思った。
しかし思うに、電撃作品で世界をこれだけきっちり構築している作品は、これの他には境ホラくらいしかないと思う。こっちももう少し売れてもいいと思うのだが・・・。キャラが少し弱いのと読みやすさがちょっと低いのが原因なのかなぁ。あとは少し生々しすぎるか。