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【収録作品】退屈の虫/寒紅/雁の帰る日/哀怨花火/恋情の果て/三年目の菊/捨てた女/困ったやつ/伊勢町堀/秋の扇/師走の風/朧月夜
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様々な女心を鮮やかに描いていて、とても面白い短編集だった。しかし、ちょっと題名があんまり良くないような気もする。
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1975年から2007年までに「小説宝石」に載った作品を集めた短編集。長編かシリーズものの一部のような込み入った設定のものもある。
「師走の風」は「昨日の恋 爽太捕物帖」の中の一篇。このシリーズは,鰻屋の養子で若旦那なのに,逃げた鰻に「追いかけられて」店の外まで逃げ出すような爽太のキャラが好きだったのですが,2巻で終わりになって残念でした。久しぶりに会えて懐かしかったです。
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L
江戸時代のこの手の女を描かせたら天下一品。もう新作を読めないのは残念だけれど、目にしていないものがあるなら漁って読みたいほど。
いろんな立場の女たちの慕情。
爽太。なんども読んだ「消えた人達」と「昨日の恋」だけに、キター!的な。当然主役は女だけれど、爽太シリーズは嫁のおふくのからみといい秀逸なので、この短編をきっかけに是非読んでいただきたい。
北原作品で岡っ引きってこれだけかな?
おんな。
恋い焦がれたり、恨んだり、吹っ切れたり、忙しい。
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この短編集に出てくるどんな女の気持ちにも、多少なりとも心当たりがある。
読みながら、女の周りには「どうしようもないこと」ばかりで、みんなそれと折り合いをつけながら生きている、と思った。