紙の本
うんまあ
2016/09/16 22:29
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体的にこういうケアをすると・・・的なことはあまりなく保湿を大事にしよう、肌はこすっちゃダメというようなことは伝わってきました。それと肌の組織の基本はしっかり書かれています。著者の先生は化粧品というもののイメージとしての効能についても強く触れられていて、プレセボ的に、ポジティブイメージを持って使うと効果はアップする的な内容も書かれています。・・この本はとても実直で、美容本のよくあるこうすればすごくきれいになるというようなイメージが膨らむという内容ではありません。医師ですもんね。
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日々のスキンケアの見直しをしている時に出会った一冊。
以下、本文から気になったところを引用。
・"治療"をするのが医薬品であれば、治癒した肌を"いい状態"に維持するのがスキンケア商品です。化粧品をないがしろにしていては、肌のトラブルに悩む方々を"本当の治癒"にまで持っていけないのです。
・シミができるのは、紫外線などでメラニンが過剰に作られるか、メラニンの受け渡しのところに問題があるか、排出に問題があるか、のどれかなのです。
・皮膚科医の視点で"いい肌"を考えると、「炎症や赤みなどの皮膚トラブルがなく、潤いに満ちた肌」だと思います。
・化粧品がもっとも力を発揮してくれるのは、予防としての効果です。
・しっかり化粧品を使って保湿をしてあげると、アトピー性皮膚炎を繰り返す速度が遅くなる
日本香粧品学会 http://www.jcss.jp
日本コスメティック協会 http://www.j-cosme.org
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帯文:”美容皮膚科学の第一人者だから書けた、あなたの肌が生まれ変わる化粧品の選び方。” ”化粧品を買う前に必読です!”
目次:はじめに、第1章 知っておきたい肌の基本、第2章 「正しいスキンケア」の基本、第3章 「正しいエイジングケア」の基本、第4章 化粧品の正しい知識を身につけましょう、第5章 自分に合う、正しい化粧品探し、終章 これだけは知っておくべき化粧品の基礎知識
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理屈っぽくて、スキンケアに関する正しい情報を得たいと思う方におすすめです。
この本が低評価される理由として、「目新しい情報がない」ということがあります。
裏を返せば、「正しいスキンケア」とは基本的な情報でカバーできるものであり、際立って斬新なコツは必要ない、ということが言えるのではないでしょうか。
この本で知識を得たあとに、”斬新だ”と評価を得ている佐伯式や宇津木式などの本を読むと、つくづく正しいスキンケアとは何かがわかります。
本書を読んだあとは皮膚科医の方が書いたものしか手に取らなくなりました。
内容は重複しますが「正しいスキンケア事典」も一緒に読めばスキンケアで悩むことはなくなるかと思います。
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皮膚科医による化粧品との向き合い方がわかる入門書。
肌の構造やスキンケアの基本は保湿であること、予防が大切といった内容が書かれています。
医師が執筆しているということで堅苦しい数字や根拠を多用した情報…かと思いきや、化粧品には気分を上げる作用もあるといった感情面の作用の重要さにもたびたび触れており、効果ばかりでなく使っていて心地よいことが大切なんだと再確認できました。
柔らかめの論文調なのに、「〜けど」「でも」「っていう」など、ところどころ砕けた口語っぽくなっているのが、少し気になりました。