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[ 内容 ]
四六歳の芭蕉が命を捨てる覚悟で旅立った「奥の細道」。
全行程二四〇〇キロ、一六〇日間の道中で芭蕉が出合ったのが温泉だった。
骨太、全力で芭蕉が書き残した言霊は今も濃密に山の湯に宿る。
文人温泉王・嵐山光三郎が芭蕉の足跡をたどり、言霊に挑みながら、その道筋にある温泉を訪ねた。
「細道」各地ガイドのほか、芭蕉の紀行文に初めて現れた温泉・那須温泉や、当時から名湯として知られた山中温泉など全四〇の温泉案内が付いた湯けむり行脚。
不朽の紀行文の足跡をたどりながら、山の湯に浸かって浮世の汚れを流す。
これぞ現代のもっとも贅沢な旅である。
[ 目次 ]
第1章 深川、千住から日光へ
第2章 白河の関・飯坂
第3章 松島・平泉
第4章 鳴子・尿前の関
第5章 最上川から出羽三山へ
第6章 越後路・金沢
第7章 那谷寺・山中
第8章 旅の終わり―敦賀・大垣
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
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