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陋巷に在り13―魯の巻―(新潮文庫) みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (7件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

物語の面白さを満喫できる全13巻

2010/03/04 11:12

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:書子司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

孔子とその弟子・顔回、そして彼らと係わる多くの家族や知古、敵の物語である。なんと、全13巻。でも、語られるのは孔子が宰に取り立てられ、三都毀壊に失敗し、魯の国を出て放浪するまでのわずか数年の顛末を綴ったにすぎないのに、本当に読者を飽きさせない。それも、ジェフリー・ディーヴァーのようにどんでん返しが次々と起こってページを次へ次へと繰らせるような事件がたて続きに起こるようなものではないのに、である。毎日読んでいると、顔回や敵であり同時にもう一人の主人公である子蓉などが、だんだんと親しい人となっていって、自身が陋巷に在るような気になってくる。孔子という偉人と儒教を語るというような堅苦しい話ではなく、儒という古代中国の一種の呪術合戦や、礼とは鬼神とはなどの蘊蓄も語られる、「帝都物語」のように東洋的なサイキック・アクションとしても楽しめるし、古代中国の歴史小説としても面白い、物語として第一級の作品になっている。あとがきに作者が顔回の亡くなる場面を書くために始めた、と述べているが、そこまで書き続けて欲しいと思わせる、読み終わるのが残念な作品であった。

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紙の本

更なる続編を期待する

2009/10/10 18:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この13巻で最終巻である。ある巻までは、史料にある「小正卯を誅す」という一句をもとに、これほどの長編を良く創作するものだと感心していたが、そんな単純なものではなかったようだ。超能力者か魔法使いの闘争を描いた、伝奇小説ではあるが、ある種の歴史小説なのである。
 史料に断片的に記載された事項から、それらの間の齟齬矛盾にたいする疑問や空白を如何に埋めるか、それぞれの小説家が自分なりに考察し推定した内容が、時代小説なのであろう。この著者も大学で学んだ東洋哲学の史料に対するいくつもの疑問点に対する自己回答として、この小説を書いた、とも言えるようである。小説の内容が、古代中国の呪術による戦いという荒唐無稽なものに見えようとも。
 この最終巻では、とうとう敵役の小正卯が倒される。そして、斉国から送り込まれた女楽との媚闘と追放、それにからむ孔子の出魯、の話となる。女楽や出魯についても史料が残されているのであるが、具体的に何があったのかは、曖昧としているらしい。孔子が魯を逐われたのか、自ら出たのかも、はっきりしないらしい。
 ともかく、孔子について主人公たる顔回も陋巷を出て流浪の旅に出立する。「陋巷に在り」は終わる。しかし、主要で強烈な敵役の「悪悦」が生き残る。諸国遍歴中の物語がいずれ書かれることを期待する。

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紙の本

続きが欲しい

2017/08/05 23:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

孔子とその弟子・顔回を描いた異色作。本当にこんな切り口で描けるとは凄い。ただ、なんとも中途半端なところで終わっている描写が残念。

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2005/05/08 11:13

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2005/05/21 20:54

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2005/08/23 01:31

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2006/06/26 23:41

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2007/10/05 11:20

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2010/05/04 03:10

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2004/12/28 00:00

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2012/09/18 18:01

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2012/10/16 22:47

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2012/12/25 22:15

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2014/12/23 22:58

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2019/08/18 22:08

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