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ネットだけでなく、雑誌でもムック本でもTVでも色んな情報が横行している。それらを気持ちいいくらいズバッと切り捨ててくれた本。女性は勿論のこと男性にも知っておいて欲しい。こういう情報こそきちんと世間に伝えてこそマスメディアなんじゃないのかね、と改めて思った。
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女性誌やネットの情報は、科学的根拠のないものだったり、発信者の何らかの意図があったりと、鵜呑みにするものではない。
ホルモンに関する解説は、面白くためになったが、全体を通して、著者の主張が強すぎると感じた。
このような医学系の話は、主観を交えず、科学的に反論してほしいところだが、随所に著者の主観が入り込んでいた。
また、「結局、女の人は常に「思い込みや刷り込み」に踊らされてしまっているのです」という一文は、著者の偏見以外の何物でもないと思う。
そのような決めつけや見下した感があり、その分説得力を欠いたように思う。
勿論、知らなかった新たな知識が得られたが、著者の価値観に腑に落ちない部分があったので、低評価になってしまった。
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女性誌やネットの情報が眉唾なら
この本の内容も眉唾じゃないと言い切れるのか???
とうっかり斜めから見てしまいそうになるひねくれ者がここに(笑)。
学術的な面から切り込んでいるので信用に値するとは思うのだが
ちょっと押しが強いかな、という感覚も否めない。
特にピルの推奨っぷりはハンパないと感じた。
この本の解説通りだと自分は飲めない可能性があるのであれだが
そこを鵜呑みにしてしまうのも、
ネットや女性誌の情報を鵜呑みにするのと同じくらい危険な気がした。
全体的に押しが強い印象ではあるが
『産んでも産まなくても歳をとっても女は女』という一貫した主張には
救われるという女性も少なからずいるんじゃないかと。
取り敢えず個人的には
自分の体に対して無頓着すぎたかな、という気がしないでもない。
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雑誌やテレビでまことしやかに語られている、女性の健康に関する話題が、実はイメージや思い込みで作られている。医学的根拠に基づいた知識や情報はなかなか正しく伝わらないので、本書のような、医師が書いた本で調べることが大切である。
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わかりやすく爽快!いかにいろいろな思い込みや思惑とともに、女性の健康や性についての言説があったのか思い知らされる。考えてみれば「ありっこない」ことに縛られていた自分にも気付く。
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2013/6/27
女性の都市伝説をくつがえしてくれる一冊。
子宮は冷えない。
あらゆる情報にまどわされていたけど、自分が実際に聞いて信用できる人だけの情報をくみとっていかなければいけない。
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雑誌やテレビの健康情報が、いかにいいかげんなのかよく分かった。
でも女性誌の取材を受け、「更年期対策には赤い下着がお勧め」という、
言ってもいないコメントの記事が上がってきた時、
「NOと言い切れなかった自分にも後々悔いが残りました」って、
そこは否定しましょうよ。医者なんだから。
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購入:2014/7/18
読了:2014/7/19
「セックスが女性にとって良いことだ」という刷りこみが何となく自分の中にあったことにも驚いた。肌の調子がよくなりそう、とか。
「女の証」だとか煽りに乗せられて、子育ては面倒と思ってる人や、子どもに興味もない人が子供を産むのはやめてくれ。そういう意味で無責任なメディアの「産め産め煽り」は、毒親や虐待親に育てられる子供を非常に間接的に生み出しているのかもな、と思った。
そうそう、「生理のつらさは我慢しなければいけないもの」と思っている女性多いなぁ。「つらいつらいつらい、女ってこんなにつらい」てなことをずっと言い続けている人。だったら薬飲めよと。自然が一番=何もしないが一番、と思い込んでいる女性に、作者は「痛みのあまり仕事や学業も満足にこなせない。一日中寝たきりになってしまう。それのどこが『自然』ですか?」とツッコんでいる。ごもっとも。
『自然なお産』もね…。「何もしないで、自前で産むのが一番」みたいな風潮はなかなか変わらないな。
医療人のブログの『吉村医院での幸せなお産』を思い出したよ。自然なお産って、一定確率で母体も胎児も死ぬってことなのにね。あの病院も実態は、手に負えなくなった妊婦は他の病院に搬送しているだけだし。それで診察歴もない危険な状態の妊婦をいきなり転送される周辺の病院は非常に迷惑していると、その病院の勤務者が書いていた。
『吉村医院での幸せなお産』が書かれていたブログの、「現代の日本で、マクロビオティックやらオーガニックやらの贅沢が許されているのは、科学や医学の発展のおかげである」という言葉をよく覚えておこうと思う。
…とか書きながらちょっと検索したらこの本の作者も吉村医院についてのコラムをネット上で書いていた。
-----以下引用-----
幸せこそ一人一人で価値観が違うものなのに、「死んだ方が幸せだ」と医師の立場で言い切るのは「1分でも1秒でも長く心臓を動かすのが正しい医療だ」と言うのと同じように暴論だと思います。親の「幸せ」のために日本の標準医療なら普通に生まれて来られただろう赤ちゃんが吉村医院もしくは搬送先で命を落としてきたことを考えると胸がつまります。
著書では、吉村医院は何も手出しをしないけれど逆子でもハイリスク分娩でもつるつる生まれてアプガースコア(新生児の元気さを測るスコア)も非常によいと書かれているのには、吉村医院からの搬送依頼を受けている周辺のいくつもの病院のスタッフたちの「嘘をつけ!」という声が聞こえてきそうでした。
-----以上引用-----
産婦人科医の中にも、「女は男のために存在している」と考えているオッサンがいる。
「夫の快感のために子宮頚部は残したほうがいいですよ」
「夫の快感のためにきつめに縫うこと」
こんなことを言うやつが本当にいるのか…。
不妊の原因の半分は、男性不妊なんだと。そこまで多いとは知らなかった。「自分が原因だなんてつゆほども考えない。不妊治療?妻がやるやつでしょ?応援するよ、俺は」という男性が多いのは知っていたが。
ピルの認可をなかなかしなかっただけでは飽き足らず、啓蒙活動をサボることで正しい知識の普及を妨げようとしてんじゃねぇか〜?と、厚労省を疑いたくなるわ〜。いまだに10年前の「太る」副作用(中容量ピルだね)が幅を利かせてたり、一度飲んだら妊娠できなくなる、と勘違いしたりしてる人がいるなんて…。
わろたのが、
・ごめんなさいね、ヌケないDVDで。(作者が出したハウツーセックスのDVD)
・そもそも水中は、ヒトとしてめちゃ不自然ですし。
全体として、「男の気に入るセックスしなくても、自然なお産とかしなくても、子どもがいなくても、閉経しても、死ぬまで、たとえ死んだって女は女でしょ」という考え方が一貫していて、私はそれに共感したのでグイグイ読めた。合わない人はいるだろうな。男性主体の価値観を内面化してしまった女性とかは特に。
参考文献として、出典となる論文を全部載せといてくれたらよかったのに。
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産婦人科医の宋 美玄先生が、女性誌やネットでまことしやかに語られている都市伝説をぶった切り、女性のカラダに関する正しい情報を伝えている本です。
もう、痛快!の一言につきます。
私はマーケティングやライターに関わる仕事をしてた時期があります。そのため、多少煽る表現、キャッチーな言葉遣いは、売上を上げるためにあえて使うことも、もちろんありました。そのため、雑誌や広告で躍る言葉には、ほんまかいな?と疑念をいだいてみていました。
が…、ここまでいい加減なことが書いてあるとは!(笑)
いや、友人同士でキャッキャッと酒の肴にして盛り上がる分にはいいんです。その場限りのネタだから。
でも、いざ私ごととして捉えたときに、どんなに追い詰められるだろうと思うと、ゾッとしました。
特に妊娠・出産に関しては…。
女の人が余計なことで神経をすり減らされたり、踊らされたり、振り回されているのを見過ごすわけにはいかない
きっちり現時点での科学的根拠、エビデンスを示された上で、嘘偽りが満載の都市伝説や言い伝えなんかをバッサバッサと切られているのは、とても面白かったです。
宋 美玄先生の著書で、「産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK」もとてもおもしろかったです。
特に目からウロコだったことは、
漢方薬にも副作用はある
自然派思考って、実は不自然である
子宮は冷えない
ピルは怖くない
ということ。
知らず知らずにメディアにすりこまれていること、多いようですな(´・_・`)
変なデマに惑わされず、いろんな価値観があることを認め合い、その上で自分の生きる道に自信をもって生きる女性が増えるといいなぁ、と思います。
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ピルについて詳しく知れたのはよかった。
お産について、あまりにも自然思考やら迷信やらが流布しているのは興味がありつつも、納得できないところが以前からあった。そこを女医の視点から指摘しており勉強になる。
ひとつひとつのテーマの取り上げ方が浅いのは残念。ここから興味を持って他の本等で勉強していくべきか。
冷えについては私も興味があり、人より気をつけているので半信半疑。
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宋先生、最近雑誌や書籍、ネットのコラムでよくお見かけします。
本書は、
恋をしないとオス化するは嘘!子宮は冷えない!など女性特有の都市伝説をバッサリ切ったり、
流行りの「自分らしいお産」に疑問をなげかけたり、
なかなか新鮮な内容。
骨盤矯正もよく言われるけど、本当は骨盤のまわりの筋肉も鍛えなきゃいけないという話、言われてみれば確かにそうだよね。
特にピルを使って女性の健康管理をする話題が厚く書かれてます。
勉強になりました。
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ネット、口コミ、女性誌等の情報がいかにいい加減か、もしくは商業的に作られているものであるかを指摘していて、自分の考えを見直すきっかけになります。ピル推進派である著者はピルについてかなりページを割いていますが、それ以外の部分をもっと読みたかった、という印象です。
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この本は学校の教材として使ってほしい!と思うくらい勉強になりました。特にピルについての章は10代の頃に読みたかった…。女性の体にまつわるデマは本当にたくさん世の中に溢れているし、若いころは産婦人科を受診すること自体もなんとなくハードルが高かった。だけどこの本を読めば若い女の子も風邪で病院に掛かるように気軽に婦人科の門をくぐれるようになると思います。
更年期や妊娠出産についても興味深く読みました。
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ヒドイ内容。
この人、大キライ。
絶対友達になりたくないタイプ。
読むんじゃなかった。
そもそもなんでこの本に辿り着いたんだろう??
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女性誌に書かれていることを鵜呑みにしないこと。
専門家が言ってることでも、他の専門家の意見も見てみること。
冷えはやっぱりあるような気がするのだけれど。
更年期は「プレ」も「プチ」も本当にないのだろうか・・・。