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消費税のシステムを知るには良い本だと思った。
しかし、どの税制が優位か?といった話に関しては、ちょっと微妙。
(個人的には消費税1本の方がいいと思ってるけど)
文中の喩え話でも、ちょっとわかりにくい部分があった。
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消費税に関する誤解を1つ1つ解き明かし、消費税の増税を強く主張する本。いかに本書で紹介された消費税に関する誤解を少しばかり紹介する。
☆経済成長すれば消費税増税は必要ない?
・・・経済成長すれば国債の支払い金利も上昇するため、経済成長による増収を相殺してしまう。
☆埋蔵金を使えばいいのでは?
・・・そもそも埋蔵金など存在しない。埋蔵金がもしあったとしても使って終わりである。
☆物価が上昇し国民の生活に悪影響→経済の停滞
・・・消費税は業者(小売りや卸、製造業など)から徴収している。業者にとっては消費税は原料の値上げなどと同じようにコストの上昇である。そのコストの上昇分を価格に上乗せするかは各々の判断なので必ずしも物価が増税率通りに上昇するわけではない。また、消費税の増税により将来への安心感が増し、消費が伸びる事で経済成長が実現する事も考えられる。
益税の問題、中小企業が消費税分を価格に転嫁できない、逆進性の問題にも分かりやすく答えている。三木義一氏の『日本の税金』(岩波文庫)と併せて読む事をオススメしたい。
僕の意見は消費税増税賛成である。
反対派の著書も一度読んでみたい。
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元々、消費税増税にはそれ程反対という訳ではなかった。この人の考えは自分に近いと思う。世代間格差こそが
日本の格差問題だな。消費税増税の正当性について考えを整理できたし、良かった!
ユナイテッドタックスが新しかったかな。