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天国までの百マイル みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー206件

みんなの評価4.2

評価内訳

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

PPMの歌声が聞こえる

2016/03/28 11:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

病身の母を思う不出来な息子。
その息子と母親に関わる様々な境遇のきょうだいや女性。
そして、むかえる感動的なラストシーン。
BGMの様に流れるピーターポール&マリーの「500マイルも離れて」。

余談ですが、レンタルショップに行ってもなかったので、hontoで購入してしまいました

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電子書籍

なきました

2013/02/21 01:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きほ - この投稿者のレビュー一覧を見る

私もがんばれそうな気がします。
この本に巡り会えてよかった!

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紙の本

百マイル突っ走った先に、天国はあった!

2004/01/04 21:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:遊子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 出来すぎだと言う人もいる。泣かせに走っているという人もいる。でも、私はこの小説を読んで大いに泣ける私でいたい。頑張って女手ひとつで4人の子どもを育てた母。その母を救うために、世間的に見たらどうしようもない末息子は百マイル突っ走った。
 なにが出来すぎだと感じるのかというと、苦労性の母。育てた子どもは巣立ち、自分は心臓病でも子ども達には迷惑掛けたくない。今のご時世そうした人は少なくなったんだろうと思う。だから、「もう、そんな人いないよ」と感じてしまう。しかし、10年前、あるいは20年前には確実に苦労性の母は存在した。私たちが忘れているだけなのだ。苦労性の母がリアリティを失うほど少なくなった現代は素晴らしい。けれども、そんな人がいたということを忘却してしまってはいけないと思う。この小説は日本が苦しかった時代に頑張ってきた母を救う物語だ。
 母は言う「幸せはお金で買える」のだと。今私たちは口々に「本当の幸せはお金では買えない」と言う。これは衣食住が満足にできてから言える言葉だ。食べ物とか住むところとかに不自由したことないから言える言葉だ。毎日暖かいご飯が食べられる幸せ。毎晩暖かい布団に包まって眠る幸せ。こんな幸せを得る為にお金は必要だと母は言う。もっともだと思う。 
 モノがあふれた現代で、人間の基本的な幸せを再確認させてくれる小説。まさに「泣きながら一気に読みました」と柴崎コウさんにコメントして欲しい小説No1です。

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紙の本

多少の違和感あり

2009/01/12 11:37

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

天国までの百マイル 浅田次郎 朝日文庫

 病気で死んでしまうかもしれない母親と、放蕩息子の会話が絶妙で胸にジンとくる。とくに母親のセリフがいい。貧しい中で勉学に励み富を得るという、中高年世代にとっては経験のある人が多いことなので説得力がある。
 惜しいのは、後半部分で、ふたつの物語が合体しているような印象を与えること。接着剤でくっついているようです。作者の体調が悪くなったのか、心に変化があったのか。主役が、主人公から主人公を支えてきた水商売の女性に取って代わっています。宗教色とあわせて、不自然です。
 もしかしたら、違う結末が別に用意されていたのかもしれません。

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紙の本

面白い!

2015/11/21 09:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

天国というか、死者をテーマにした小説にはいくつかありますが、これはその中でもとても面白い作品だと思います。森絵都氏の「カラフル」とも共通性はありますが、他方でまた違ったユニークさが、この作品にはあります。ぜひ、ご一読を!

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紙の本

なぜこんなにも、涙が止まらないのか。

2002/07/17 16:38

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投稿者:司既 敬 - この投稿者のレビュー一覧を見る

浅田さんの作品では、「鉄道員」同様、映画化された作品なのでご存じの方も多いはず。しかし、映画には映画の良さがあるように、本にも本にしか出せない良さがあります。私は本当に(いや、冗談じゃなく)読んでて涙が止まりませんでした。主人公は本当に「情けない」の固まりみたいな中年男なんですが、この男を必死に支える水商売の「まり」はとても、いい女で、どちらかとゆーと、まりのいじらしさに涙が止まりませんでした。「映画みたからもういいや」と思っている人でも、だまされたと思って、読んでみてください。必ず涙しますから。

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紙の本

つべこべ言わずに釣られてみ?

2001/04/04 16:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プラム - この投稿者のレビュー一覧を見る

 とりあえず泣かされる。3分の1くらいから、マスカラの滲んだパンダ顔で読むハメになる。いろんなことがつぶさに効いて、感情の糸に引っかかるのだ。
 主人公の周りの全てのこと(母、マリ、兄弟、家庭、友人、医師のこと等々)出てくる状況ひとつひとつにグラングランに揺さぶられてしまう。まさに作者の「思うツボ」である。
 冷静に考えると、結局うまくいき過ぎてる(やはり小説)気がするし、それぞれのエピソードも、昔どこかで聞いたような、観たことあるような感動話が大集合したような気がしないでもないけれど「それがどうした!」そんなの全くどーでもよくなってしまうのだ。そして読んだ後の爽快感、これが実にいい。
 クサイの何のとつべこべ言わずに、まずはこの涙のコテコテスープにどっぷり浸かろう。色や形の異なる、様々な人の愛を嗅いで、味わうがいい。飲み干したあと、家族、周囲にいる人たちのこと、これからのことなど、ガツンと真正面から受け止めて、考えてる自分がいると思うよ。
 小説として楽しめる上、いろんなことを感じ、考えさせられてたったの476円。安い。ここはひとつおバカな魚になって、釣られてみるべし。

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紙の本

一気に読ませる筆力は見事

2001/03/04 21:48

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投稿者:廣田道 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 うまい。とにかく、この人の筋立てと読み手をうならせる勘所を捉えた表現は見事としか言いようがない。何気なく手にした本だが、読み始めると途中で止められない。
 小説を読む時、多くの読者は登場人物の中に自らの境涯をなぞらえながらページを繰る。昨今の不安定なサラリーマン生活では内外ともに悩みは尽きない。読み進むほどにふと、考えさせられ、時に得心する。
 著者が小説の中で読者を「はっ」とさせるような至言をさりげなく語るのはよく知られている。懸命に母を救おうとする主人公は、ある時、「忙しいふりをして、(おふくろのことが)面倒だった。」と、早死にしたまぼろしの父に語る。父は、「それでいい。親を面倒だと思うくらい自立していたんだ。おかあさんはよくわかってたはずだよ。」と応える。これ以下の2人のやり取りは、切なく、そして熱い。
 中高年層の、とりわけビジネスマン諸氏には30年ほど前のPPM(ピーター、ポール、マーリー)の歌を思い返しながら、ひょっとしたら、「失われているかもしれない」この10数年間のそれぞれの「家族」に思いをはせるのではないだろうか。

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紙の本

泣くか嘲笑うか

2002/04/13 08:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 浅田次郎の、「泣かせ」小説の頂点に立つ作品。これはある意味すごい。一人の落ちぶれた男が、勇気や強さを獲得(回復)していく話なんだけど、最初から最後まで「浅田節」の連発。いや〜クサい。これほどクサい話もまたとない。こういう「考え方」(と言っていいのかどうかわからないけど)に賛同できる人には、間違いなく感動できる小説でしょう。「考え方」ってのは、まあ作者の本を読んだことのある人ならわかると思うけど、「信じる人はいつか救われる」みたいなものかな。元気がないときに読むのがいいかも。ただ、浅田ファンにはそれでいいかもしれないけど、個人的意見としては、「鉄道員」や「プリズンホテル」シリーズなどの、「泣かせ6、笑い4」ぐらいのバランスがちょうどいいと思う。本書は、「泣かせ」のあざとさが前面に出すぎていて、少なくとも僕には、この小説が理解できないし、面白くなかったし、感動もしなかった。人によっては、人物たちのあまりの善人ぶりに、嫌悪感すら抱くかもしれないが、まあそんな人はこの本のいい読者ではないのでしょう。僕もそうだったみたいです。

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電子書籍

浅田節が鼻につく

2018/11/16 20:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

読者から大変に高い評価を受けている本なので読んでみた。
しかし、ありふれた構成、先が読めた展開、そして何よ泣かせてやろうとする浅田節が一段と鼻についた。

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