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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.2

評価内訳

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紙の本

意志の強さと大きい人だと感じる

2002/06/01 15:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おーこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

川崎でいくつかの飲食店を経営する著者が、開店当初から「暴力団組員・関係舎又は他の客への迷惑行為をする人物」の店への立ち入り禁止をしている。
一見の客に「暴力団ではないですよね?」と確認し店のシステムを説明するというのにも驚いた。
なかなかできるものではないと思う。
自身も怪我をさせられたことも多々あるのに、自分の考えを曲げない姿勢には脱帽です。

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紙の本

川崎はホンマにヤクザの多い町だった

2002/02/27 13:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Snake Hole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 川崎市内で「暴力団お断り」のスナック,クラブなどをいくつも経営している著者の「ヤクザとのタタカイの日々」の記録。実を言えばここに描かれた時代の一角,私も新米サラリーマンとして川崎市内に住み,川崎駅ほど近くの会社に勤め,(たぶんこの宮本さんが経営してはった「クラブ」とかには入ってないはずだが)界隈の飲み屋で酒を飲んでいた。この宮本さんが最初に店を出したという川崎市川崎区渡田というところは,オレが住んでいた渡田向町の隣町である,そうかあのヘンか,そうかそうか。
 現在は知らず(どうせたいして変わってはおらんと思うが)当時のあの街の雰囲気は判る。いやホンマにヤクザの多い町だった。通勤で通る道から一筋入った裏通りで「昨夜ヒトが刺されたんだって」てな話を聞いたのも一度や二度ではなかった。…学生のころ麻雀屋やパチンコ屋でアルバイトをし,ヤクザのヒトともそれなりに関わっていたが,川崎の繁華街を最初に歩いた時には「いやぁホンバに来ちまったぜ」と思ったっけ。
 本の基本的な構成は…こういう言い方が適当かどうかわからないが「水戸黄門的一話完結エピソード集」なんだが,最後を飾る「九州太郎 - あるヤクザとの奇妙な出会いと別れ」という「長編」がめちゃ面白い,つうか,こんだけつっぱってヤクザを嫌うヒトをして,それでもここまでのつき合いをさせてしまうある種の「魅力」のあるヤクザってのも,いるんだよね。

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紙の本

YAKUZA!

2001/05/31 06:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jack - この投稿者のレビュー一覧を見る

 “お客様が汗水流して稼いだお金を楽しく使っていただきたい”という著者の切実な想いは、持ち前の度胸や経験から得た知恵と勘、さらに複雑な人間関係を紐解きながら実現された。

 本当にタチが悪いのはヤクザではなく素人か? と、思いたくなるような話もあり興味深く読める。悪質な客とはなにもヤクザだけでない。会社員にだって、学生にだって悪いヤツはいる。

 全てが30年の体験からなる実話で、著者の苦労が如実に伝わってくる。随所に織り交ぜられている多少の自慢話はほんの愛敬か?

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紙の本

数々のトラブルに巻き込まれつつ、「暴力団お断り」を徹底するすごい人

2000/12/14 15:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:松沢呉一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 すごい人だ。「暴力団お断り」との看板を掲げつつ、暴力団とベタベタの店だってある中、著者は「暴力団お断り」を徹底し、そのために数々のトラブルに巻き込まれる。
 飲食店や風俗店のミカジメ(用心棒代)にシノギを見いだし、時にカタギにも手を出すサイテーの暴力団が登場するようになったのは、博徒としてのヤクザが棲息することさえ認めようとしなくなったこの社会自身にも原因がある。山林が伐採され、生きることができなくなった熊が人を襲うようなもんだ。
 水商売にせよ、風俗店にせよ、彼らは目ざとくやってきて、ミカジメを要求する。金を出せば、被害者にもかかわらず、水商売や風俗産業を軽蔑する人たちが「暴力団の資金源」として非難してくる。一店舗が暴力団排除をすることにどれだけの困難が伴うのか、なんもわかっちゃいないのだろう。
 しばしば素人の方がヤクザよりタチが悪いのは、本書でも記述されている通りである。

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2011/09/24 13:12

投稿元:ブクログ

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2018/06/11 11:57

投稿元:ブクログ

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