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hontoレビュー

11人いる! みんなのレビュー

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コミック

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みんなのレビュー166件

みんなの評価4.4

評価内訳

166 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ファンの悲しいサガを実感した作品です、、、

2005/05/04 01:15

22人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

熱狂的なファンの多い萩尾望都先生の有名なSF中編です。
デビューして6年目の1975年に別冊少女コミック9〜11月号に掲載されました。
同級生の女の子に教えてもらい書店に走ったのを覚えています。
結局9月号は買えずに美容院にもらいに行きました(笑

宇宙大学国の受験者を待ちうける漂流船での奇妙なテスト。
限られた数と時間の中で、さまざまな人種と性格がぶつかり合う!
厖大な宇宙空間へ、はるかな未来へと飛翔するテスト生たちの果てぬ夢は?
(文庫初版カバー解説より)

隔絶された空間(宇宙船)の中で潜在的なトラブル(未知の11人目)をいかに処理していくか?
これが最終テストの課題です。
11人のテスト生が個性豊かに描かれています。
全員に役割があり、展開に絡んでいます。
スタートからの緊迫感がラストに至るまで途切れません。
ラストの余韻も開放感と希望にあふれるものでした。

この作品は映像化?も、さかんに行われました。
NHKドラマ、宝塚の舞台、アニメなどなど、、、
しかし、原作の緊迫感や緻密さを超えるものはありませんでした。
連載時に前後編の予定が完結編を足して3回になったのはご愛嬌ですが、、、
中学時代に友人と集まった時に偶然、11人目が来ると全員で、
「11人いる!」、、、
良い思い出です(笑

1976年に小学館文庫、1978年に萩尾望都作品集(小学館)
1986年にプチフラワーコミックススペシャル、1994年に小学館文庫より再版。
入手可能なのは小学館文庫の再版のみのようです。
他の版は古書店などでは入手は困難のようですね。

全部の版で編集が違い性格の違う本になっています。
文庫旧版は「六月の声」など初期の短編が収録されてバランスの良い短編集です。
作品集は「精霊狩り」3部作が収録されて全編SFです。
スペシャル版は続編「東の地平・西の永遠」とA4ポスター付き。
文庫新版は「11人いる!」シリ−ズでまとめています。
解説やあとがきも全部違います。
小学館の策略でしょうか?
えぇ、私は全部買いましたとも(苦笑)
その後、妹や従妹たちに持っていかれましたが初版は死守してます(爆

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紙の本

はめられるのも心地よい・・・

2005/11/09 22:46

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エリゴン - この投稿者のレビュー一覧を見る

知る人ぞ知る萩尾望都の傑作SF漫画。宇宙大学の最終試験。10人がとある廃船に乗り込むと、そこには10人ではなく11人いた・・・なぜ11人?10人のはず・・・そこから生まれる疑心暗鬼・・・誰が敵なのか味方なのか・・・女なのか男なのか?ってなんのこっちゃ・・・これは読んでみると分かる。なぜ11人なのか、答えは簡単。なのに登場人物たちに入れ込んで見えなくなる。そこが作者の狙いだろうが、まんまとはめられるのもまた心地よい。

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紙の本

名作は色あせず

2001/06/28 10:20

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バイシクル和尚 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作品、名作であるという存在は知っていたのだがなぜか今まで読むことが無かった。SFというものはタイムリーに読まないと一気に風化してしまうという意識があった。名作と呼ばれるものを読んでたとえ面白くても「当時」のイメージがつきまとうと。しかし、読んでみると考えを改めさせられてしまった。ちっとも古くない。それどころかひとまわりして新しさを感じてしまった。
 確かにストーリーはありがちといってしまえばそうなのだが、情報制限下において他人を「信じる、信じない」というジレンマというのは社会学の永遠の命題でもある。そのような王道を無理なく、しかも短編と言う形で仕上げているのが素晴らしいし、なんといっても面白い。
 お約束的テーマの中で読み手をひきつけるのはやはり設定がしっかりしているからなのだろう。キャラクターがそれぞれはっきりとしているし、展開もスムースである。なにより読み手に対する親切心がそれを引き出しているのだろう。
 私は今まで読まなかった事が悔やまれた。少女マンガという枠をとっぱらって読める、文句なし「名作」である。

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電子書籍

ミステリーとしても傑作です

2017/07/11 02:34

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カメちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

萩尾望都さんの傑作SFとして有名な作品ですが、子供の頃、ミステリー好きだった私には、SFと云うより、ミステリー作品だと思って読んでました。
ホームズやクイン等で描かれている、人が減っていく恐ろしさとは違い、知らない間に人が増えていることの恐怖。その上、メンバーは見ず知らずの間柄なので、誰が増えたのか、目的は何なのか、これが凄い恐ろしさを生むと云う、着眼点の素晴らしさ。
単行本でしか読んでいないのですが、一気に読み終えました。
絵が美しいのも恐怖を煽り、もうドキドキはらはらで、何度も背後を確認しながら読んだのを覚えています。

出身星が違うのは、地球で云う人種。成人になるときに性別が決まるのは、自分がどのような大人になるかの決心。と受け止めていた私としては、ブックツリーでトランスジェンダーを理解するのに良いと紹介されていたのには、少々驚きました。
あの時代からトランスジェンダーとして描いていたとしたら、凄いなあ。

とにかく、年齢に関係なく、読み応えがある作品です。

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紙の本

萩尾望都のSF代表作

2002/03/14 22:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 宇宙大学への入学のための最終試験は、見ず知らずの10人が集まって一定期間を過ごすというものだった。試験会場の宇宙船へついてみると、10人のハズが1人増えていた! まぎれ込んだ11人目はいったい誰なのか? その目的は? 試験には合格できるのか?

 閉ざされた場所での集団生活、その中に入りこんできた異分子によって広がる不安・疑い・対立。そんな中でおきる突発事故。ありがちな展開と言えますが、それは読み終わってから言えることで、読んでる最中は緊張感があってグイグイ物語の中に引きずり込まれていきます。最後に明かされる11人目の正体も、なるほど、やられた、と納得させられます。
 後日談である「東の地平 西の永遠」、宇宙大学での生活をコミカルに描いた「スペース ストリート」がいっしょに収録されていて、こちらもオススメです。

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電子書籍

タダとフロルと仲間たち

2015/11/14 10:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福岡ゆうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつての名作を電子書籍で読める時代になりました。 スマホのスクリーンでは小さいので、見たいコマをピンチして拡大しながら読みました。 紙物で味わった時のかつての感動はありませんが、これまでに気づかなかった細部の作り込みや、重さ軽さのコントラストやバランスが伝わってきました。 
時は流れ、媒体は変わっても、「やっぱり天才、モトちゃん!」

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紙の本

面白かった

2021/10/16 10:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

10人のはずが11人いる、というだけでも不気味なのに、これがテストで、設定が宇宙船という孤立した空間だというのがさらに怖い。次々事件が起こり、みんなが疑心暗鬼になっていくのをドキドキしながら読みました。

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電子書籍

まるで推理小説!

2021/01/31 15:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰が11人目なのか……ドキドキしながら読み進めました。消去法でやってみたのですが……。それにしても、11人がそれぞれ個性的で、しかも、魅力的で、作者の人物かき分けのうまさに脱帽!

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電子書籍

宇宙への夢

2021/01/03 09:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る

名作は何度読んでも素晴らしい!  
宇宙船を舞台にしたスケールの大きなお話です。登場する「11人」が、次々と事件に巻き込まれ謎が深まります。
このサイトではLGBTの人が出てくる作品としてブックツリーに紹介されているようですが、フロルやヌーは未分化の完全体を持つ異星人であり、地球人のLGBTを当てはめるのは違和感があります。
SF作品として読んで下さい。

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電子書籍

名作です

2019/05/01 09:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekukoma - この投稿者のレビュー一覧を見る

電子版を見つけ、懐かしくなり読みました。
昔に本を購入して読んだ時、幼い私は衝撃を受けたのを覚えています。
主人公達が宇宙船での最終テストに臨むお話しですが、謎解きと人間模様が織り込まれている名作です。

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紙の本

SF好きは読むべし

2003/01/06 04:13

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hybird - この投稿者のレビュー一覧を見る

SF好きの人なら、少女漫画に抵抗がある人でも、間違いなく楽しめる。ネタバレは避けたいので、何も語らないが、SF好きは読むべし。男であれ女であれ、皆フロルが好きになるはず。

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紙の本

一気に読める面白さ

2002/07/22 13:53

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 キャラの個性、そして一気に読ませるストーリー性がすごい。10人で受けるはずのテストに何故か11人の人間が集まる。偽者は誰なのか、という疑心を周囲に持ちながら数々のトラブルに対処していく。
 その中では当然疑心からくる喧嘩もあるし、それぞれの背景にある思いの話もある。外見も年齢も恐ろしいほどバラバラだけれども彼らは今回のことで確実に近づいていく。わくわくする面白さから、ミステリー的などきどき感、そしてほんのりとラブストーリーも込められた、名作と呼ばれるのにも納得なSF漫画だと思う。

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紙の本

11人目は?

2002/06/30 23:45

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:椿  - この投稿者のレビュー一覧を見る

宇宙大学、入学試験の最終テストは、外部との接触を絶った宇宙船で53日間生き延びること。
1チームは10人。ところが宇宙船に行ってみると、そこには10人のハズが、11人の受験生がいた。
他、続編:続・11人いる! 東の地平 西の永遠
続編(ショート):スペース ストリート

有名な作品なので一度読んで見たいと思い、手にとってみた。
閉ざされた空間で、誰が11人目なのか分からない、何故1人多いのか? 戸惑い、不安、恐怖と入り混じった11人の感情が交差する。
今でこそよく扱われるようになった限界状態での心理ストーリーだが、当時はとても新鮮なものだったことが、タイトルからだけでも見て取れる(といっても、読む前までは、完全なホラーだと思っていたのだが(笑))。
また、キャラが魅力的だ。単なる美形、それ以外にあらず。それぞれが上手く自分の役をこなしており、話をより魅力的なものにしている。
ストーリーもキャラも時を経っても曇っておらず、「名作」と言われる由縁がそこにはある。

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紙の本

今でも通じる面白さ

2015/06/07 23:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北嶺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

母親に勧められて読んだ漫画です。
絵は少し古い印象を受けましたが、内容はとても面白かったです。最初は11人目が誰かを推理して読んでいましたが、推理を忘れてしまうほど展開が面白く、気が付いた時には終わっていました。
最近の漫画は何巻にもわたって連載されていきますが、こういう1冊で終わる漫画は作りこまれていて完成度が高いと思いました。
ただ一緒に収録された続編はいらなかった気もします。
最後のスペースストリートではキャラの魅力が詰まっていて面白かったです。

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紙の本

SFの金字塔

2023/11/02 11:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

宇宙大学の試験で宇宙船に閉じ込められた受験生たちを描くSF、10人のはずの受験生がなぜか11人いるという設定、少女漫画の金字塔というより私は竹宮恵子氏の「テラへ」と並ぶSFの金字塔だと思っております

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