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電子書籍
帝国陸海軍の敗北について
2016/01/30 22:34
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大東亜戦争」における駆逐艦の果たした役割の重要性やオーストラリアにとっての日本軍の侵略の持つ脅威についてなど、類書ではまずお目にかかれない記述が多々ある。後に著者は、この本の後で大著「マッカーサーと戦った日本軍」で、「大東亜戦争」の戦史の中では、さほど重視されていないニューギニア戦の持つ重要性や日本軍の持つ欠陥(統帥権が近代戦では陸海軍の共同作戦にとって阻害になった事から魚雷艇を建造するベニヤ板が作れない日本が檜を材料にしていた事まで)、そして米豪軍の側から見たニューギニア戦を論じている。
また著者は日本軍の復員や邦人の引き揚げについては「復員・引き揚げの研究」で論じている。
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