紙の本
災難をのりこえていくことは、人生のたのしみの一つ!?
2004/12/26 21:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間のパパと、キツネのママと、キツネの血を受けついだ3人の子どもたち(ユイ、タクミ、モエ)、という信田家に、次々にやっかいごとが!?
ママのお父さん、お兄さん、そして叔母さん……ママの家族はお騒がせなキツネの一族。
そんなキツネの一族にふりまわされてばかりの信田家のお風呂場に、今回はなんと「竜」が棲みついてしまって……。
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鬼丸おじいちゃん(ママのお父さん)が連れ込んでしまったチビ竜が、マンションの風呂場に棲みついちゃったから、さあ大変!
おまけに、夜叉丸おじさん(ママのお兄さん)が、これまたやっかいな「モノ」を持ち込んでしまったことから、さらなる大騒ぎが!
さて、この騒ぎ、どうやって解決するの!?
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去年、一度読んでいるのですが、今年9月に続編が出まして、そちらを読む前に再読、となりました。
時代劇が好きな鬼丸おじいちゃんに、いつもとんでもないことをしでかす夜叉丸おじさん、化け術の名人でママの妹のスーちゃん、というキツネの一族も楽しいですが、やっぱり、ママとパパが、とってもいい味を出しています。
家族の中ではただ一人の「人間」で、植物学者でもあるお父さんは、のんきで、ちょぴりピントがズレてるけれど、ママのことが大好き。
そして、へんてこな一族の中で育ったママは、キツネ一族に手を焼きながらも、いつも前向きで、元気いっぱい!
なかなかこんなお母さんにはなれないけれど、ちょっとアコガレちゃうなあ。
信田家は、また一つ災難をのりこえて、さらに、楽しく、仲良く、暮らしていくんですよね。
ってことで、続編 『樹のことばと石の封印』 にも期待、大!!
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この本の家族のお母さんはキツネです。この家にチビ竜がやってきて大騒ぎになるお話です。
面白かったです。
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子どもが、図書館で何度も継続的に借りて、やっと読破した本です。でも、とても面白かったらしく、このシリーズの他の本も読みたいと言ってました。
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シノダ!のシリーズ第一巻。お母さんがキツネの一族、お父さんはマイペースのんびりやな人間、そこに三人の子ども達、厄介事を持ち込む親戚のキツネのおじさん…信田家のどたばたなお話。面白い!(第二巻は「樹のことばと石の封印」)
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父は植物学者の人間、母は普段正体を隠している狐の間に生まれた子ども3人。それだけでも普通ではないというのに、ある日竜の子どもが迷い込んできて──。個性的なキャラクターたちが生き生きと動き回る作品です。
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4月22日6年1組で読み聞かせ
ちょっと10分ではキリのいいところまで読めずに焦りました。
富安陽子さんの図書室にあるほかの本も5冊ほど紹介。
シノダは後3冊出ているので(うちにはあるが)学校でも買って欲しい本です。
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久々に面白い児童書を発見〜!人間のパパとキツネのママの間に生まれた、3人の子供たち。母方の親戚のおかげで様々なトラブルに見舞われつつも、とても仲良く元気な信田一家なのでありました。現代的で明るいのがいいね。
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人間のおとうさんと狐のおかあさんの間に生まれた3人の子どもたち。
おかあさんのおじいちゃんは時代劇が大好きでTVを観るためよく狐姿で遊びに来る。
一族の鼻つまみ者のおじさんはいつも厄介ごとを持ち込んでくる。
変身好きなおばさんは学校に潜入してきて信田家は今日も大変!
ドタバタしてほんわかできるファミリーコメディです。
「おとうさんは裸子植物と被子植物の違いぐらい、人間の区別がついているんだろうか・・・」
と案じる心配性のマイちゃんに長女気質の苦労を見る思いです
保育園に通うモエちゃんが可愛い。
ジブリで映画化しないかなぁ。
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「『そりゃあ、たいへんだ。結婚式は教会であげることにしてたけど、こまったな。やっぱり神社にしたほうがいいんだろうね?』って、いったのよ」
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作者の富安陽子が好きで読み始めた作品。普通に面白いです。
このシリーズで何冊か出ているけど、この第一作目が一番好き。
あと、作画を担当している大庭賢哉さんが描いた漫画も読んでみたい。
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ママが狐でパパが人間の、シノダ一家シリーズの1作目。毎日がてんやわんやの大騒ぎですが、どこかあったかいお話です。
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おや、この作家さん好きかもしれぬ。
ちょこっとした「神話」ネタが組み込まれてるのがいいね。シノダ家のパパとママが好きだ。
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軽やかで楽しく、読みやすかったです。とても前向きで明るくてきらきらしている。それがわざとらしくなくて、すうっと晴れ渡った気持ちになれる本でした。
ママが「いつも光のほうを見つめるようにすれば、影なんてちっともこわくないのよ」という場面が、本当に軽やか。頭の上にかかっていたどんよりした雲が晴れて青空が広がったみたいな気持ちになります。
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キツネ山の夏休みを読み終わったついでに、同じ作者の同じキツネもの、ということで読んでみる。
「しのだづま」もの。挿絵がかわいい。
ほんとはキツネのお母さんがパワフルでポジティブ。
小学生の時に読みたかった。
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きつねの母親と人間の父親、そしてその子ども達の災い?に満ちた日々の物語。
こうゆう設定のお話は好みです。