ラクダ使いと王子の夜 みんなのレビュー

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投稿者：aoko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

好き嫌いがはっきり別れそうな作品。特に後半のお話たちが・・・。
表紙とのギャップがすごいです！笑
バラエティに富んだ一冊でした。
さすが緒川先生！

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投稿者：chachan　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作者さんの絵と強気で病んでるようなキャラクターが大好きで本作も購入しました。
他の方もレビューでおっしゃられてる通り、表題作のほんわかテイストの作品が緩衝剤のように他の毒のある作品を受け止めています。ギャップが凄すぎます。

でも毒のある、好きなんだかなんなんだかよくわからんような関係性が作者さんの真骨頂で…というかそういう作品の方が好きです！
絵がまた繊細そうで、でも目に力がある感じでたまらんです。

でも緒川さんの作品が初めての人は他のを読んでから（それが好きだったら）手を出した方がいいかも。ラブラブとは少し違う、というかひねくれている？感じなので、（この作品はカップリングも兄弟の歪んだ関係…なんかも入っているので特に）人を選ぶ気がします。

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投稿者：vanilla　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

★5は表題作に対してです。

とても美しい作画ですが、とんでもなくブラックなお話が多い作家さんだと思っています。(個人の意見)
『ラクダ使いと王子の夜』は一服の清涼剤のようなお話。あとがきで作者も「くどい食材でもソフトなパンで挟んだらみんな食べてくれるんじゃないか…というような読みきり集です」とおっしゃっていますが、出来ればソフトなパンで一冊にまとめて頂きたかったです。パン以外がボリューム多くて胸焼けします。

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投稿者：真太郎　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ラクダ使いと王子の恋はとてもいいお話でした。ラクダが本当にキューピッド役として活躍してて、とてもよかったです。
「溺れる魚」は、水の中でしか思いを吐けないという岸と何かと絡んでくる宇佐美の、これまた水の中でゆらりゆらりとした恋模様が描かれてました。二人の姿、まさに水も滴るな感じでした。

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投稿者：Jelly　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品が発売されたとき、レビューもストーリーも何も気にせずとりあえず手に取った覚えがある。
それくらい、ステキなジャケが気に入った！

ストーリーは、タイトルのまんま。(笑）でも切なさ半端なくて個人的にはずっとじーんと来てた。属性もアラビアで、ジャケだけじゃなくて話もキャラもきれいなんだねって思った作品。

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投稿者：はいね　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

長らく積んでて、これで既刊制覇。
緒川さんの病んでるモノもギャグの強いモノもどちらも好きなのですが、この中では｢溺れる魚｣が１番好き♪
色っぽい。特に「お前でも」の開いたページ最高にイイ。額に入れたいくらいイイ。
近親相姦とか好みじゃないけど、緒川さんのは良いとか悪いとか突き抜けてて気にならんな。

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投稿者：カツサンド　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙の絵でわかるように、表題作は、キス止まりのほのぼのとした素敵な作品。
「溺れる魚」・・・高校の同級生。切なくて苦しい初恋。
どちらも好きだな～。

以下の2作品は病み系。愛と憎しみの狭間でギリギリを保っている関係。しんどくてキツイ作品。
「いびつな欠片」・・・本当の兄弟。
「くさった螺旋」・・・血のつながった親子。

色気のある先生の絵が好きで、これも作者買いでしたが、予想外の内容で、いい意味でも悪い意味でも、やられました。

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投稿者：柏原　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

素敵な表紙だなぁとずっと気になっておりついに購入いたしました。
私は地雷と言われるものもなく幅広〜く読める人間なので全てええやんええやん思って満足しましたが、歪んだ愛が苦手な方にはしんどいと思われるお話も入っております。
18禁の掲載誌で載せたものを全年齢で出すのは少々どうかと思いますが、未知なるジャンル開拓も大切です。ぜひ買いましょう。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この作家さんの本は、以前にも読んだことがありますが、痛い話が得意な作家さんなのでしょうか？
物凄く好みでした！
「いびつな欠片」好きです！！

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投稿者：ねむの木　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

紙本読了
中・短編集です。
清々しい作品からエグイ作品まで振り幅がすごいです。

●溺れる魚

富家の御曹司と家庭不和を抱えた高校生のお話。
少しひねたところのある二人の男子高校生の青春譚で、緒川さんの得意分野ですね。
それぞれの問題を解決していくので、読後感が良いです。

●ラクダ使いと王子の夜　ラクダ使いが消えた朝（書き下ろし）

名家の青年と砂漠の民の少年のお話。
アラビアンナイトの世界観にハーレクインロマンスを掛け合わせたようなストーリーです。
ラブシーンもほとんどないですが、この世界観には合っています。
愛らしくけなげな少年も緒川さんの得意分野ですね。
この作品で初めてラクダに泣かされました。
それぞれが相手を想って、献身的に身を捧げる姿に涙を誘われます。
清々しい読後感です。
この作品だけなら4点だったなぁ。

●いびつな欠片　あやうい饗宴

病みＢＬ
美形で優秀な弟と地味でコンプレックスを拗らせた兄の偏執愛。
『いびつな欠片』は兄の語り（目線）
『あやうい饗宴』は弟の語り（目線）
で描かれています。
どっちもどっちというか、割れ鍋に綴じ蓋というか…。
救いはありません。

因みに『誤算で不幸な恋話』という別の単行本に『いびつな欠片　前日譚』が載っています。弟の語り（目線）で、兄に執着するようになったきっかけが描かれています。

●くさった螺旋　あやうい饗宴

病みＢＬ
美形俳優の父とその息子
暴力とサディズム以外…ない
過去のトラウマだとか何だとか理由があったような、ないような…。
親子どちらも異常すぎて、どんな理由があっても記憶に残らなかったみたいです。
救いも…ない。

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投稿者：けいちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作より一作目の溺れる魚という、お話がいちばん惹かれました。絵が綺麗で色っぽくて、不器用なふたりの恋の始まりがとてもよかったです。
表題作も比較的ほのぼのですが、後半の二作品がびっくりするほど病んでいてちょっとしんどかったです。
あまりNGない方ですが、それでもなんだか前後のギャップのせいか受け入れ難かった。
ただ、さすがカーストヘブンの作者だなとは思いました。

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作のみ異質の、普通のラブストーリーだったけれど、それ以外は緒川さんらしい病んだ人たちの短編集。
特に後半の近親相姦モノの病み具合が素晴らしい。
それ故に表題作の異質さが際立ってました。