紙の本
見当たり
2016/10/16 22:49
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投稿者:シロー - この投稿者のレビュー一覧を見る
手配犯を見つけられず追いつめられてゆく。
覚えている人数も驚きだけど、こんなに出会わないものなんですね。
羽田さんの作品を読むのはこれが初めて。この作品でよかったと思いました。
紙の本
面白かったです
2022/01/31 20:47
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投稿者:もりた - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川賞を受賞されたということで購入しました。だんだん盛り上がっていくのですぐに読み終えました。風景の描写も細かったのでとても想像しやすかったです。
紙の本
盗まれた顔
2016/01/18 19:27
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投稿者:kenken - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川賞でブレイクした羽田圭介だが、その3年前に発表された警察小説。
指名手配犯の顔の特徴を500人以上もひたすら覚えこみ、毎日街角に
立って顔を探すという見当たり捜査官の活躍を描く物語だ。こんなアナ
ログな捜査手法があるのかという驚き。そのリアリティに引き込まれて
最後まで面白く読ませる。
顔の認識についての繊細な考察が散見されるところなど、羽田らしさも
窺えて、おすすめの一冊。
紙の本
人混みの中からピックアップ
2020/12/27 22:50
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
一日中雑踏の中に立ち続けて、行き交う人々から手配犯を探す異色の刑事ものです。死んだはずの元同僚と、背後に見え隠れする陰謀がスリリングでした。
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スリルというよりはリアルな作品。人の顔を何人まで覚えられるのか、忘れてしまう方が多いと思う一方で刑事という職業は記憶と視力と直感なんだと改めて実感。
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『見当り』→犯罪者の顔を覚えて検挙する →刑事
の苦悩が前半。それが異様に異質に興味深く面白い。深い心理描写に興奮した。後半の 主軸になる陰謀よりも。
一つ一つのエピソードをじっくり読ませるので 『臨場』のようなドラマ化を期待してしまいます。
『見当り』シリーズで続編できたらいいなあ。
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初、羽田さん作品を読了。
ある意味ノンフィクションなんだろうなあ。
そして、ダンブラウン並みのリアル感。
この本ではじめて『見当たり』という仕事の名前を知った。
レビューで書いている人もいるが、
ぜひ『見当たり』をシリーズ化して欲しい。
続きが読みたい!
と思うところで終わるところも粋だが、
本当に続きが読みたい。
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帯文:“逮捕に必要なのは、記憶、視力、そして直観。” ”3千人もの指名手配犯の顔を覚えた刑事を描き切る、あまりにリアルな警察小説!”
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見当たり捜査。
この作品を読んで初めて知った。
そして主人公が同い年。
読むにつれて引き込まれるストーリーと、独特な読後感。
羽田圭介、天才か。
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見当たり捜査を題材にした小説は少ないのではないか。班員が個性的なのも良い。
顔を忘れないということを考えたことが無かった。続きが気になる作品なので、シリーズ化してほしい。
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羽田圭介3冊目、前2作品も少し感じていたんですが、躍動感に欠ける様な、状況の説明のため、更に説明を重ねるとか・・・ストーリーが止まってしまう、読んでいてスーッと物語りに入っていけない、多分、つくり込む事で、その裏側が見え隠れし、読み手が冷めてしまうからなのか・・・解説者の西加奈子とは、タイプがまったく違う作家さんと認識する。
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この有名な芥川賞作家の作品を初めて読んだ。最初は、読みながら作家の顔が浮んでくるという不思議な感じに戸惑ったが、物語が進むにつれ気にならない様になった。見当たりという捜査方法が存在することを初めて知りました。
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見当たり捜査官。
最近、この設定が登場する作品をよくみかける。
見当たり捜査官は通常の捜査をしない。数百人という指名手配犯の顔を記憶し、街を歩きながら、手配犯を見つけ逮捕する。その繰り返しだ。
だから、コツコツ調べ、推理し、犯人を追い詰めるというヒリヒリするような緊迫感や、スピード感はない。
雑踏の中で、ピンと来た顔を見つけたら、追跡し「声かけ」をする。そうやって逮捕すればそれで終わり。それだけが結果であり、存在する意義。
それは、ある種、初動捜査が終わったら所轄へ引き渡す、機捜のようなものか。
白戸を中心とする捜査官3人の見当たり捜査チーム。
一人も見つけられない日が数カ月も続くと、ストレスや崩れてゆく自信、そういった苦悩をかかえ、毎日ただただ、仕事をこなす。
なかなか細部まで描き込まれ、これまで触れたことのない世界が興味深い。
そうした業務の中で、白戸は、かつて同僚であり、ある事件で死んだとされている男の顔をみつけてしまう。幽霊と出会った瞬間から、公安、中国犯罪集団などが複雑にからみあう陰謀に巻き込まれていく。
読みごたえのある作品だ。
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羽田圭介さん初読み。
読みやすいけど…
何が主体なのか分からぬまま半分以上が過ぎ、やっと本題に入ったかと思ったら呆気なく終わってしまった…。
彼女との事をもっと詳細に書いて欲しかったなぁ…。
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見当たり捜査官・・・テレ朝にドラマ化してほしい。
と思ったらWOWWOWでドラマ化!
主演、玉木宏。
ただひたすら写真の容疑者を探す繰り返しなのかと思ったら、後半は公安とか中国マフィアとか絡んできて私には重い内容になった。
前半のような内容と千春との関係と同僚の谷さんのプライベートなどの方をもっと深く読みたかった。