紙の本
東京に残っている鉄道遺産について写真や図版をふんだんに使って解説したとっても興味深い一冊です!
2020/02/17 23:10
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東京に残された鉄道遺産の研究の第一人者である小野田滋氏による興味深い一冊です。実は、日本の鉄道は東京で開業し、それが全国に広がっていったこともあって、今でも東京にはその古い鉄道の構造物や駅舎、施設などが残っています。こうした「遺産」とも言うべき、貴重な施設や構造物を写真や図版などを多用して、分かりやすく解説してくれる画期的な書です。鉄道ファンはもちろんですが、一般の人にも非常に興味深く、読んでみたいと思わせる内容です。
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歴史的高架橋のテーマパーク
2020/06/17 20:42
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
30数年前、就職して初めて上京した頃、東京の街並みの所々に、レトロな構造物が残っていて、しかも現役で頑張っているのを見て、敗戦で焼け野原と思っていましたので、純粋に驚きました。本書は、駅・橋梁・高架橋・トンネルといった構造物に着目し、明治以降の鉄道遺産を詳述した内容です。技術的に専門性の高い説明の箇所は、さっぱり分からないので斜め読みしましたが、今度、近くを通る時などは、注意して観察しようと思ったのでした。特に高架橋については、東京周辺は「明治時代から現代に至る歴史的高架橋のテーマパーク」の観とのこと。
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ちょっと理解が難しかった
2017/12/20 23:28
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投稿者:めいてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京鉄道遺産ということで、土地勘がないため理解に難しいところがあった。
ただ、東京にでかけたときに何気なく利用している鉄路が歴史的価値のあるものであることを知ることができたのはよかったと思う。
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鉄道ファンとしては、面白いのだが、専門用語が多く、やや難解。もう少し、わかりやすく解説してほしかった。
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100年も前の構造物が現在も使用されているとは。すごい。
専門用語は解説だけでは分かりにくい。図、イラストによる図示が欲しかった。
ラーメン構造→『「ガード下」の誕生―鉄道と都市の近代史』
鉄骨構造高架橋→フレンチコネクション、ジーンハックマンのカーチェイスを思い出す。
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著者は旧国鉄の技術者であり、内容は鐡道遺産の紹介というよりは、古い鉄道構造物の技術的意義の解説となっている。技術的知識が皆無である私のような読者としては、そのような意義を理解するのは難しいと思うが、都市計画において鉄道が重要な役割を果たしていたことは、今さらではあるがよくわかる。特に、渋谷や池袋など、当時は郡部であった地域がどのように開発されていったのかという記載はとても興味深い。
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東京の鉄道遺産を訪ねながら、その歴史や技術史的な見どころを専門的な視点で紹介。鉄道技術史研究の第一人者が執筆した、本格的な解説書。
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東京各地の、歴史的な鉄道構造物にひとつひとつ光を当てて、その意義やこめられた歴史背景や技術的な位置付けを概説していく一冊。
「駅」こそ馴染み深い名前がでてくるが、橋・高架・トンネルに関しては名前をきいてもわからないような施設が多く、発見が多い。
ひとつひとつの記述は歴史的・技術的に関心をひく内容に富んでおり、しかも説明は詳しすぎることもなくほどほどで、コンパクト性も手伝ってサッと読める。
巻頭の地図や、巻末の年表や索引等が充実しているのもよい。
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「深堀!地下鉄を極める」という講座に参加。
講師 鉄道総合技術研究所 情報管理部 担当部長 小野田滋ほか
開催期間 2018/5/20(日) ~2018/10/14(日)
講師が、鉄道に関する本をたくさん出していると知りこの本に興味を持ちました。
また、「遺産」という言葉に関しての著者の解説のWebサイトをみつけました。
『東京鉄道遺産』著:小野田滋 「遺産」をめぐって
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35917
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2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1162.html
2018年 春から 著者 小野田 滋氏が講師を務める 地下鉄の講座に参加しています。
本書は、地下鉄ではないけれど、鉄道に関する構造物について書かれた面白い本です。
本を片手に 実際に見に行きたい!
と思っていたけれど、高架橋の途中までで 読むのは中止。 また読みます。
2018/05/22 予約 5/29 借りて読み始める。7/21 途中で中止。
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ブルーバックスには珍しい?カラー写真有り。主に東京の東寄りの駅や橋梁、トンネルについての歴史を振り返る。思ったより建築法についての説明が多く多少肩透かしな感じもあったりなかったり。2021年現在、御茶ノ水駅の聖橋口は工事の為新たに移設されましたが、今度からこの本で得た知識で御茶ノ水~秋葉原、神田区間を新鮮に見れそうです。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057335