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みんなのレビュー2,060件

みんなの評価4.1

評価内訳

2,060 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

死神はひとりではない。

2008/06/30 20:01

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

死神の精度 伊坂幸太郎 文春文庫

6作品です。
「死神の精度」読み進めるうちになんとなくオチがわかってくる。ところが、読み終えてみると自分の予想したオチとは違っていました。残念。
「死神と藤田」日本語の構造について考えた。いや日本語でなくともいい。外国語でも記号でも。この作品には表記の構造について考えさせられた。
「吹雪に死神」死神物語の背景は何だろう。作者はなぜ「死神」を選んだのか。だれかはだれかの死を望んでいる。必殺仕置き人とか仕事人みたいだ。死神は何でもできる。やはり神だ。しかもこの物語では死神が複数いる。読み終えた。わたしは、密室殺人事件を全員集合して解くという設定が好きではないのですが、この作品にある人物たちの心情交錯のありようは、心にとても重い。
「恋愛で死神」死神=疫病神で、厄病神は空中を飛んでいる。本を読んでいる自分のそばに死神がいるような気になってくる。
「旅路を死神」現実の出来事のようでもある。死神はターミネーターのようだ。容疑者青年は周囲との意思疎通に欠ける。東北の名所に強引に結びつけようとしたきらいあり。
「死神対老女」こういうシリーズはワンパターンに陥りがちだが、多様かつ機敏に変化している。作者の才能と努力を感じる。音楽へのこだわりは何を意味しているのか、最後までわからなかった。作者はどうしてこんなに老人の気持ちがわかるのだろうか。読んでいてうっすらと涙がにじんでくる。文章はどんな世界でもつくることができる。全体をとおして、十分堪能させていただきました。

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紙の本

淡々とした仕事ぶりがいい

2019/07/31 21:55

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

CDショップに入り浸って試聴を繰り返す苗字が町や市の名前の人は死神の可能性が高いらしい。そんな死神の一人である「千葉」さんの仕事ぶりを綴った6篇。最後まで読んでいてなるほどなと思ったのが、この6篇は時間経過の順番にならべられているのだけれど、その時間が想像を遥かに経過していたこと。1作目の女性がどうなったのか気になっていたのだけれど、最後の作品でその答えがわかる、またその最後の作品の女性は実は他の作品に登場した女性だったとかいろんな仕掛けが盛り込まれていて楽しい。「こいつはいいやつだから、やめておこう」と考える死神ではなく、淡々と仕事をこなし「可」と判断する死神なのがいい

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紙の本

面白い

2016/05/23 21:16

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しろお - この投稿者のレビュー一覧を見る

この世界では、病死、自殺以外の人の死は死神によって決められているらしい。しかもたった1週間の調査で。そんなに短い間で決めるなんて何様だ!と思うけれど、そうか、死神も神様だった。でも、神様なのに調査(仕事)をしているとは、何だか人みたいな神様だ。

そんな神様、死神と数人の男女とのそれぞれの物語。
死神は人の死に意味はないと言うし、人があれこれ悩むことを疑問に思う。そう言われると確かにそうかも、人はおかしなことに思い悩んでいるなとは思うけれど、そう簡単には割り切れない機微があるのが人生なのか?それは神様には分からない、人だからこそ分かることなのかもしれない…
なんて考えさせられたり、させられなかったりする一冊。

とにかく、一つ一つの物語が面白い。面白くて温かい。

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紙の本

いい小説だなあ

2024/02/29 18:30

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎さんの小説で一番好きかもしれない。派手さはないが、しみじみといい読書だったなと思えるような作品。どんな人にもおすすめ出来る。

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紙の本

おもしろい

2022/06/12 17:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北澤サン - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろいおもしろいオモアロイ面白い面白いおもしろい面白いおもしろい面白いあ面白いし面白いすぎるおもしろーーーー

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紙の本

千葉さんの虜

2021/04/29 14:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る

★面白い設定と魅力的なキャラクター!
対象者の死の可否を判断する死神という面白い設定と、ものすごく音楽好きでCDショップの視聴機に入り浸るという特徴が愛らしくって魅力的。
対象者となる人間たちとのやりとりもユニークで、どんどん読み進めてしまいます。

★死神という仕事
なんだかんだで人間の死を先送りにする…そんな死神なのかと思いきやでした。「死ぬことは特別じゃない」なんだかグッときてしまいました…。

伊坂さんの作品は随分前に「オーデュボンの祈り」を読んだきりだったのですが、また少しずつ作品に触れていきたいなと思いました!

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紙の本

ラストに感動!!

2015/11/21 12:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:むーみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画が好きで、原作も読みたくなり、購入。どちらもとても面白かったです。人間からみるとどこか世間知らずな印象を持つ、こちらの死神ですが、時としてとても人間くさく、彼のキャラクターに引き込まれていきます。短編小説のようですが、最後に1つの話として繋がった時、本当に感動しました。

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紙の本

死神

2020/08/24 20:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうやったらこんなこと思いつくのかと感心してしまいます。主人公が死神、しかも妙に音楽好きなのが可笑しいです。相変わらずの完成度!

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紙の本

読ませる才能

2020/07/05 00:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎の本は、どうしてこうも読ませるのだろう。

奇想天外な着想でも、この人が書くととてもリアル。
デビュー作からそうだったけど、凄い才能だと思う。

この小説も、あっという間に読んでしまった。
頁をめくらせる才能は大変なものだと感ずる。

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紙の本

助けてくれるわけじゃないところが死神

2017/05/10 20:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

淡々と仕事していく死神さんがいい味出しています。対象人物と行動をともにしようと情に流されない。そんな彼の音楽に対するこだわりが物語を鮮やかにしていますね。気持ち良いラストにニヤリ。

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紙の本

なんていい本なんだ

2017/03/19 13:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Mr.天才バブッコ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本の区切りになる写真がいい

内容も、短編的でいい

本当にいい

雨にまつあるお話で、とてもいいです

雨が好きな人はぜひ

この本を読むと、世界が変わりますよ

【死神の精度】に続いて

【死神の浮力】も、おすすめです

最後のシーンが一番大好き

ダムの端にある道を、豪雨の中死神の超すごい力で、駆け上っていくシーン

車を追いかけるんです

ビショビショになりながら

死に神の、千葉さんは どこかずれています

でも、そこが魅力的です。


死神の精度、ぜひ読んでくださいな

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紙の本

切ないのにあったかい

2016/09/25 21:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る

続編を購入したので、そちらを読む前に再度1作目を読んでみました。
やはりいいです。
主人公が死神で、死神は対象者を1週間見張り、死んで可か不可かの決断を下すのが仕事。ただしいつも可を選ぶ。
という設定だけあって、切なさがつきまといます。でも、その生き方やちょっとしたありようで、切ないだけではないなにかが残ります。
続編、早く読みたくなりました。

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紙の本

読み易い!

2016/09/07 16:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:idontliketoread - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公目線で書かれており、たくさんの短編に分かれているのでとにかく読み易いです!
それぞれの短編が最後につながる!?
伏線まみれです

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電子書籍

おもしろい!

2015/12/29 07:41

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投稿者:Yumi - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編がたくさん入っていてとても読みやすいです。死神の狙っていない面白さにはまります。個人的には、犯罪者の章がおもしろかったです。

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紙の本

千葉さん 素敵です

2015/08/08 23:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読んだ伊坂幸太郎作。
その後色々読みましたが、今の所これが一番好きです。千葉さんのまじめなコメントが、人間にとっては冗談に聞こえ、それが解せない千葉さん。
でも、怒ることなく、おごることなく、笑うことなく、泣くことなく、淡々と自分の仕事を履行する千葉さんがとてもクールなのに、親しみがわきます。
もう一度、このような遠くて近い人物を主人公にした作品を是非書いて欲しいです。

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