紙の本
読者をアルゴリズムの深い世界にいざなってくれる興味深い書です!
2020/01/23 09:40
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、専門知識がなくても、楽しく面白く読めて、教養が身に付くと大人気の「ハヤカワ文庫ノンフィクション<数理を愉しむ>」シリーズの一冊で、同書はアルゴリズムについて書かれた傑作です。アルゴリズムというのは、現代のコンピューターのプログラムングに欠かせないものとなっており、微積分と同様に、数学史上のとても重要な発見であると考えられています。数学史を紐解けば、ライプニッツ、ゲーデル、テューリングといった過去の偉大な思想家たちがアルゴリズムについて考え、それを精緻化するまでにはかなりの時間がかかったようです。そこには幾多のドラマがあり、それは「小説より奇なり」といわれるようなものばかりです。同書はアルゴリズムの世界に読者をいざなう一冊です!
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史上最大の発明アルゴリズム
2022/07/07 18:07
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むのに時間はかかりましたが内容がアルゴリズムなのでわかりやすく解説するのに相当な苦労があったと思います。数学のもんだいですが良くわからなくとも何か神の領域を知るようで最後まで楽しくよろことができました。また、アルゴリズムの歴史を流れでつかむことができて良かったです。
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書籍説明にはアルゴリズムの世界の魅力とあるのだが
2015/11/29 21:58
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投稿者:okadata - この投稿者のレビュー一覧を見る
純粋な論理だけの話だと読んでて面白いものではない。だからと言ってわけのわからないぐう話を散りばめられてもたまったものではない。しかし約500ページのこの本の半分はそんなぐう話でしめられており、それを全部取り除くとようやくよくあるノンフィクションの造りとなってくる。原文も訳者が頭を悩ますほど変わった構文を多用していたらしい。
「読者が本当に知りたいと思うのは実験がうまくいったかどうかだということだと思うわ」
「ああ、うん、見事にうまくいったよ。そこははっきりさせたつもりだったけど」
「私にはわからかったわ」編集者は言った。「どううまくいったの。読者は、そのエーデルワイスさんが実際に問題を解いたかどうかを知りたがるわ。生化学的な名前がどうだっていうの」
「そのことを言おうとしていたんだ。記号を定めるだけで問題が解けるってね」私は言った。
「でも、デイヴィッド、それを読者に説明しなくちゃいけないわ」
「私たちに説明してくれなくちゃ」
どうやら、誰もかもに説明しなくてはいけないようだ。
この本がその説明だとすると何もわからなかった。
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訳者あとがきに「奇書」と書いてありますが、まさにそのとおりの内容の本です。
数学、論理学からどのようにアルゴリズムが発明されたのかを書いてある本ではありますが、途中の例えと思いきや全く本編に絡まない、意味不明な部分が多くあります。(意味不明なのは私自身の理解が足りないからかもしれません。)
正直この本をどのような人に勧めるべきかよく分かりません。
デヴィッド・リンチの映画を見ているような意味不明さはありますが、
雰囲気を楽しむにしては、作者の世界観をよく知らないので、そこまで楽しめないですし・・・
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アルゴリズムに関する書籍であるが、半分が論理学そして残りの半分が中途半端な小説チックな文章。
正直、小説チックな文章はいらないので、ちょっと安くしてください。
論理学に関する解説は、素養がないと十分理解できない。
形式体系に関する解説ではいきなり「文法的である」とか「適格」であるという言葉がでてくるので読者はちょっと??となってしまう。
しかしながら、書かれている論理学の論証を十分理解できなくとも論理学の偉大さ、重要性はよく伝わる書籍である。
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翻訳が下手なのか元の文章が悪いのか単純に僕の頭が悪いのか、いまいち意味がわかりませんでした。
特にそこら中に挿入されている変なショートストーリーが意味不明です。
アルゴリズムとの関係性もよくわからないし、無駄に長くしてるだけな気がします。
訳者あとがきを見るとどうやらこの著者自体が相当変わってる人みたいですね。ほんと翻訳するのが大変そうです。
もっと簡潔にわかりやすくまとめて欲しかったかな。
論理学をかじったことのある人じゃないともっとちんぷんかんぷんだと思います。
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数理論理学の発生からアルゴリズム出現までの歴史を小説を交えて解説した本です。
小説の部分はおいといて、前半のチューリングに至るまでの数理論理学の発達の過程は面白かったけど、後半はちょっと息切れした感じがします。愛情が足りてなかった?
あと、「NP(NoPolynomial)」なんて書いちゃダメだと思います。
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計算機科学の歴史から、物理とアルゴリズムの関係まで俯瞰する。前半は面白かったが、後半はまとまりなくとりとめない話が続く。間に入ってくる小説っぽいなにかは意味不明。
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余談八割で組み立てられた文体の前にあえなく挫折。完敗です。この感じはmisonoのブログに近いかも。題名と目次はおもしろそうなのに残念。
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今の自分にはあまりにも難しすぎて途中で読むのをやめた。
思っていた内容とも違ったし、何を書いているのかも分からない・・・。
こうどうして翻訳本というのはこうも読みにくいのが多いんだろうかと・・・。
がんばって最後まで読もうかとも思ったのだけれども、理解できるわけでもないのに短くもない本を何日も読むのはあまりにも時間のムダな気がしたので、諦めた。
ブクログには『読むのをやめた』『読むのをあきらめた』という読書状況が必要かもしれない。
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もってまわった言い回しが多く、どれが事実で、どこからどこまでがフィクションなのか判然としない。いまの自分には読み進められない。挫折した。
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ソートなどに代表される個々のアルゴリズムを解説する本ではなく、論理学やチューリングマシンを通じて、アルゴリズムへの考え方がどのように発展してきたか、という歴史を概観する本です。ゲーデルやチューリングといった有名な学者のエピソードも織り交ぜられています。
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純粋な論理だけの話だと読んでて面白いものではない。だからと言ってわけのわからない寓話を散りばめられてもたまったものではない。しかし約500ページのこの本の半分はそんな寓話でしめられており、それを全部取り除くと漸くよくあるノンフィクションの造りとなってくる。原文も訳者が頭を悩ますほど変わった構文を多用していたらしい。
「"読者が本当に知りたいと思うのは実験がうまくいったかどうかだ"ということだと思うわ」
「ああ、うん、見事にうまくいったよ。そこははっきりさせたつもりだったけど」
「私にはわからかったわ」編集者は言った。「どううまくいったの。読者は、そのエーデルワイスさんが実際に問題を解いたかどうかを知りたがるわ。生化学的な名前がどうだっていうの」
「そのことを言おうとしていたんだ。記号を定めるだけで問題が解けるってね」私は言った。
「でも、デイヴィッド、それを読者に説明しなくちゃいけないわ」
「私たちに説明してくれなくちゃ」
どうやら、誰もかもに説明しなくてはいけないようだ。
この本がその説明だとすると何もわからなかった。
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俺も挫折。
数学とコンピュータの本に見せかけた哲学の書籍。
323ページまでは読んだので、
また機会があったら読んでみたい。
つまらなかった、というわけでもなく、
面白かった、というわけでもない。
そして人に勧められるかといえば、
「わからないけど一度読んでみたら」と勧めます。
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間に入ってくるフィクション部分がなんだか分からないのも含めてよくわからない本だった。入門書ではないのは確かだ。