紙の本
姫達を集めて
2021/11/09 20:09
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻で一番大きな出来事は、源氏の君が今までに関係のあった姫達を京の屋敷に集めるところかなと思います。
その一方で、夕霧の君がいろいろとやきもきするところも若さを感じる。
若い世代も入ってきて、これからどんな展開になるのか。
紙の本
瀬戸内寂聴訳
2019/12/08 20:29
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬戸内寂聴訳、源氏物語4巻目。田辺聖子さんの訳で読んでいたので、違いを楽しみながら読もうと思っています。
紙の本
この巻では、光源氏31歳冬から36歳初夏までが描かれる
2017/12/21 19:49
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻では、光源氏31歳冬から36歳初夏までが描かれる。昔ほどではないが、相変わらずの好色である。巻一に出てきた夕顔の娘がこの巻で登場する。忘れかけていたので驚きである。この後どうなるのか期待大である。
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラジオで紫式部日記を聴いたり源氏物語の制作当時の様子に対する研究を聴いたりする。理解の助けになっているかも。
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恩師が瀬戸内寂聴の源氏物語はいい!読め!とおっしゃったので手に取ってみた。源氏の君の浮気っぷりが腹ただしいやら爽快やら。目指せ全巻読破!
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夕霧かわいいよ夕霧。早く雲居の姫とくっつけるといいね!
そして源氏はそろそろ自重すべき。玉鬘の姫とか結構犯罪じゃないか\(^o^)/
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どうして源氏の君にもっと仏罰がくだらないのか不思議で堪らない巻。玉鬘に添い寝した後の野郎の台詞が信じられないぐらい酷い。
拒否されて当然なのに何故分からないのか、当時の男は一体どんな思考回路をしていたのか……。これが普通なのか?
立場的にも経済的にも離縁したくても離縁できない状態の紫の上が哀れでした。朝顔斎院は見事だと思いました。
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長いヨーロッパへの旅の途中で読破。日本の風情、日本の香りが描かれていて、故郷が懐かしくなる。源氏物語は本当に香りの描写が多い。香りに関する記述に印をつけていったら、ブックイヤーがたくさんできてしまった。
源氏が都に戻ると、暗かったお屋敷が明るさを取り戻した。そんなお屋敷にお気に入り女子たちを集めて暮らすのだが、源氏は楽しいだろうけど、女子たちの気苦労は大変なものに。一番ご寵愛を受けている紫の上でも嫉妬の嵐なのだから、ぷっつりお便りの途絶えた姫たちの哀しみは相当なものだろう。モテ男を選んでしまった女子はいつの時代も辛いらしい。
源氏自身も昔亡き帝から「みんなを平等に愛さなければダメじゃないか」とお叱りを受けていた。まるでイスラム教のよう。
こんな話でこの巻は終わりかと思いきや、最後に源氏が養子のような形で引き取った姫を好きになってしまうという展開が。この先どうなってしまうのか。巻5へ続く。
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源氏が、広大な敷地に今までかかわってきた女たちを集めてそれぞれ住まわせ、池に船を浮かべて遊ぶ会を催したり、年初めに女たちそれぞれに似合いそうな着物をプレゼントしてそれ着た姿を順番に見に行ったり、と、なんだか夢物語のような風雅で豪勢な話がくり広げられて、ちょっとうっとりする。源氏の息子、夕霧が源氏の命令で大学寮に入学するとか、その夕霧の恋愛とか、あと、巻一で亡くなった夕顔の娘が見つかったりとか、二代に渡る話になってきて、ほんとに大河小説だなーと思う。やっぱり今回再読してみて「源氏物語」の大きな流れがつかめた気がする。
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養子として迎え入れた夕顔の娘、玉鬘に手を出そうとするところが最大の見どころ。巻末の解説で分かったけど、六条の院(源氏のハーレム)が後楽園元球場の5倍ほどもあるっていうのが驚き!なんちゅう広さだ…
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源氏は明石の姫君を京に連れてきて、紫の上に育てさせることにする。
恋敵(明石の君)の生んだ子に愛をそそがなければならない紫の上がすごくかわいそう。
また、源氏32歳の春に、最愛の藤壷の宮が他界する。
そして、2人の子どもである冷泉帝は自分が不義の子であることを知らされる。
一方、葵の上との間に生まれた夕霧は、花散里が世話をすることになる。
この花散里という人は、「源氏物語」に出てくる女性の中でおそらく唯一の不美人な女性である。
「器量がよい」という言葉は「性質・性格がよい」という意味だと思っていたけれど、「容貌・顔立ちが美しい」という意味なのだと知った。
「乙女」の中で、源氏は六条京極に「六条の院」という邸を建てる。
そこは4つの町に仕切られ、紫の上、花散里、明石の君を住まわせて、いつでもそれぞれの女性を見舞うことが出来るようになっている。
さらに、かつて愛した夕顔の娘を偶然見つけて六条の院に引き取ると(この姫君を玉鬘と呼ぶようになる)、やはり心を抑えきれなくなる。
お金持ちで容姿端麗なのをいいことに、多くの女性を恣(ほしいまま)にしている源氏にはちょっと呆れてしまう。
「薄雲」「朝顔」「乙女」「玉鬘」「初音」「胡蝶」の6帖を収録。
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こんな素敵なハレムがあったら行ってみたい・・・
庭に特徴があるのって・・・贅沢の極みだよなぁ~と思います。
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薄雲、朝顔、乙女、玉鬘、初音、胡蝶の篇。源氏の君も中年(31歳から36歳という設定)になり、やや話は中だるみ?優雅な文体は素晴らしいのですが、少し冗長な感じで読んでおりました。しかし、頭の中将と夕顔の娘、玉鬘が登場し、特に最後の胡蝶の篇では、源氏が娘として迎えたはずの玉鬘に恋心を覚え、添い寝をしようとし、玉鬘が困惑する場面などは緊張感があり、今後の玉鬘が心配になります。スケベ親爺ぶりの描き方などは微笑ましいほどの現代性でした。
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多少は須磨流しが堪えたであろうなんて思いきや何のそのなのだ。この巻ではすでに30代になっていらっしゃるが、出世なさって六条の院というとてつもない理想郷を築かれる。そこへ過去に関係してきた女君たちを配分して住まわせる。離れていてはなかなか逢えない不便を解消し、莫大なカネを投入して身近に彼女たちを集め、代わる代わる楽しむんである。さらにまた新規開拓にも精を出す。果たしてどうなっていくのやら。いやはや。
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関係のあった女性をいつまでも面倒をみて、源氏を見直したと思ったが、玉鬘に対する態度でやっぱりね!六条の院の描写はその場にいたいと思わせる。