紙の本
20代に日々の仕事に立ち向かい、試行錯誤することが30代に花開く。
2005/03/19 07:33
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投稿者:くりぴょん - この投稿者のレビュー一覧を見る
20代は悩みの連続でした。自分のやりたいことが分からない、何に適性があるか分からない時代でした。その時も、日々の仕事をこなしながら、工夫をしたり新しいことにチャレンジしたり、常に問題意識を持っていました。ちょっとしたきっかけで、働く環境が変わり、今までの経験が非常に役に立つという状況に変化しました。
今ではこの本の言っている意味がよく理解できる心境になりました。20代で読んでも、ぴんとこないでしょう。30代でぴんとこない人は、20代の試行錯誤が少なかったのではないでしょうか。
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星が一からしかなかったから評価は星ひとつですが、私にはゼロでもいいくらい。
「やりたいことがわからない人たちへ」と書いてある。それだけ。イイタイコトが全然わからない。だから読んでてとてもイライラしました。もしかしたら著者も自分が何をイイタイのかわかんないんじゃないかな、とすら思った本。
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生まれて初めて「買って損した!」と思った本。こんなの買うぐらいならケーキでも買って食えば良かった…!
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【06不明】
「やりたいこと」を見つけるもっとも確実なことは、今、与えられている課題をしっかりやること!です。
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つまらないです。だらだら同じ事書いている感じ。大学の教授らしいのですがきっと講義はつまらないのだろうな。
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いつまでも「わからないわからない」言ってないで今目の前にあることを必死にこなしていれば自然にやりたいことも見えてくるゾ!だってさ。僕の経験から言っても確かにそれは真実。与えられた嫌いな事を一生懸命こなしていたらいつの間にか好きになっていたという経験はまじめに生きている人には誰にでもあるはず。物事を好きになれる能力っていうのは実はかなり重要ですよね。「創造する力」とか最近はやたら強調されているけどひたむきに業務をこなすことだって誰にでもできることじゃないですよ。
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みつからないものはしょうがない。
目の前にあるものを全力でやってみる。
何も見つからないからといっていじけていては何も得るものはない。
全力で一生懸命にやるから意味があるんだ。
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「「やりたいこと」がわからない人たちへ」5
著者 鷲田小彌太
出版 PHP文庫
p115より引用
“自分のやっていることに一章不満を持ち続けるということは、
予想する以上に難しいということだ。”
哲学者である著者による、
何をしていいかわからなくて悩んでいる人を奮い立たせる一冊。
やりたい事に対するアプローチの仕方や、
それがわかってからの動き方等が、
読みやすい文章で綴られています。
上記の引用は、
嫌な事を続けることに対しての一文。
情が移るとでもいうことでしょうか、
近所に引き取ってもらった子犬の事を思い出しました。
大体みんな面倒くさそうな顔をしていましたが、
すこししたら可愛がってくれるようになっていました。
この本のなかでも寄り添ってみるように言っていますが、
どの様なこともある程度時間をかけなければ、
わからない事はあると思います。
何事も早く行う事を求められがちですが、
腰を落ち着けるという事も大切なんだと思う一冊でした。
ーーーーー
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「やりたいことがわからない」という現状不満からは、一面では、この現状を打破して、もっとやりがいのある仕事や生活を送りたいという積極的なエネルギーがでてくることがある。
ところが「やりたいことがわからない」という人の多くには、とりあえずは今の人生を充実して生きよう、今の仕事に一所懸命になろう、前進しよう、といった前向きな心性を見出すことができないのである。
このいまの「自分」を充実させ、変えることに関心が向かず、ただ自分の人生を、別な場所、別な条件に「ずらす」ことを求めている。だから、実状は、ただ現状に不満をもち、現状に積極的に関わらず、現状にぶら下がりつつ、「放棄」する、という生き方に終始するのだ。
<31頁>
やりたいことを自分で選ぶことができる時代というのは、素晴らしい。しかし、これを逆にいうと、やりたいことが見つからなければ、いつまでも探し続けるということだろう。あるいは、猶予期間が過ぎれば、たとえやりたいことでなくても自分の責任で選んで、その選択を肯定しなければならないということでもある。
人はいつまでも選び続けることはできない。たとえ希望しないものでも、そのなかからひとつ選らばなければならないという生き方を、強いられる。希望を諦めるか、選んだものに内心では不満を抱きながら、表面上は肯定して生きるということになる。
選択の自由というのは、自己責任で選択しなければならないという必然性を背後に抱えているということなのだ。何を選んでもいいというのは、選ばなくてもいい自由を意味しない。自己責任で何かひとつを選ばなければならない、というハードルがあるのだ。
かつては、「運命」によって仕方なく背負わされたものが、現在は自己選択、自己責任で背負い込むということだ。だから、不満を他者に、運命に向けることはできない。たとえ何であろうと、自分が選んだものをひとまずは肯定し、情熱を傾けて生きることがベターである、という幸福感や人生観が必要になってくる。
<35頁~37頁>
彼女は転職を考えている。しかし、せっかく公務員になったんだから、と転職を決断することができないでいる。この「せっかく」が問題なのだ。
人間の生き方のなかには、安定・持続願望がある。その場所・職にいさえすれば、一生涯、安心して生きてゆけるというのが公務員かもしれない。しかし、安全な場所に自分を置いたががめに、その場所から動けなくなって、やりたいことを断念し、やりたいことを見失って、朽ち果てていくというのも、お定まりの人生コースなのである。
「保証」書の中に人生はない。彼女は、「転職」の前に、自分の仕事に自分の人生を託すような「転機」を計る必要がある。
<61頁~62頁>
人はよく、職業に貴賤はないという。やりたいことにも貴賤はない。言い悪いではない。貧しい尊いはない。どんなものを選んでも、どんな人生を歩んでも、等価なのだ。ただし、一所懸命という条件が付く。
こんなつまらないことに全力を尽くせるわけはないじゃないか。そう思うこともあるだろう。
自分が全力をあげ���れるものを見出すことは重要だが、もっと大切なのは、どんなものに対しても全力をあげるということ。問題は、目の前にあるものを拾い上げ、それに全力を注ぎこむことだ。
<181頁~182頁>
人間は、目の前にあるものをあえて拾おうおしない性癖をもっている。
自分の身近にあるものは、周囲がどんなに高く評価しようとも、尊くは見えない。まさに卑近である。憧れ、憧憬は遠望から生まれる。
ライオンのように怖れられた皇帝ナポレオンでも、その召使いにとっては、見栄っ張りで、気むずかしいただの中年男にすぎない。これが人間の心性だ。
この性癖(自然力)は、一面では、素晴らしい。想像力をかきたて、どんな困難にも屈しない気概を養う。
しかし、自分の近くにあるものを、無視し、捨てて省みないという「現実」軽視に落ち込ませる。場合によっては、誇大妄想狂に仕立て上げる。
想像力を発揮する人は、現実を無視する人ではない。身近にあるごく平凡としか思えないものの中に、価値あるものを発見し、それを実現するために全力をあげる人である。
<182頁~186頁>
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就職活動のときに読みたかったなぁと思いました。
時期的に、ストライクではなかったので、★‐1
ただ、今の仕事をそう捉えられるようになった、今の仕事を選択した「現在の自分」を肯定することができるようになってきているときに読めたのはよかったです。
自己の考えの補強になってくれた面が大きいので、評価は高めです。
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題名に惹かれて手に取ったが、逡巡した結果購入しなかった。しかし、やりたいことがわからない自分に悩んでいる時期に、この題名の本と出会うのも何かの縁と思い、購入することにした。
自己啓発書には良い思い出と悪い思い出があるので、果たして吉とでるか凶とでるか。
結果は吉だった。最大の収穫はOJTリバースシートの意義を追認できたことだったが、Mさん達と話をしたことでストレスが発散され、悩みが軽くなったたので(なんて単純なのだろう)いまだ完読できず。
手に取った頃は、感情の起伏の並みの底だったようだ。
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留学先の先輩から知った本。
「やりたいこと」や仕事について考え倦ねてる人などが読むと解決のヒントが得られるかも。
内容は、「やりたいこと」を様々な角度から捉え、読者を前向きにさせてくれるものである。
最終的に大事なことは目の前のことに立ち向かい前へ進むこと。
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やり続けてようやくやりたいことが見つかる。今ある課題を精一杯やれ!
わからないと言い切ってしまう前にわかっていることやわからない理由を考えて書き出すぐらいの具体的な努力をしたほうがいい
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なんか、「できない人」をみくだしている感もあってあまり好きになれない本だったが、
「今やっていることこそ、やりたいこと」というのはある種の真実をついた言葉だと思う。
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読了時間:6時間13分
表題の通り、やりたいことが分からない自分が手に取った本。
こういう本を読んだだけで、やりたいことが見つかるということはもちろん無いが(ただ少しは期待してしまう...)、そのヒントは充分もらいました。
【読書レビュー】「やりたいこと」がわからない人たちへ
http://www.nonai-install.com/entry/2014/01/12/191359
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「やりたいことは身近にある。」「興味のあることを片っ端から調べてごらん。」何度も聞く言葉だが、それを実行に移すのが難しい。
何に興味があるか、一生の仕事にしたいほど好きか、ずっと分からずじまいだった。しかし、著者の主張である「好き嫌いに関わらず、目の前にある、やるべきことを一所懸命やることで、おのずとやりたいことが分かってくる」という言葉は新鮮だった。
「どれだけ好きなことでも、やることが辛い時期が必ずある」この言葉も心に留めておこう。どちらも合唱を始めて感じたことだから。著者の文章が上手くないのが少し残念。