紙の本
貧相ですが
2020/09/13 20:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
土屋賢二先生のお写真を拝見し、題名を見るとそれだけでもう笑ってしまいます。何で大学教授なのにこんなに面白さ全開なのでしょうか?
紙の本
前途多難
2015/10/22 11:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバーの表紙に記されている著者紹介からツチヤ節全開。「好評在庫中」となっているのに今は重版未定の本も含まれている。書店で平積みになっている時に買っておけば良かったと思っても既に遅し…。ネットで古書を見つけても送料の方が高い。
この本を一冊持ち歩いていれば、カフェなどで休憩するときに退屈せずに済む(一編が短く、続きを気にする必要が無いので)。
解説は女優のミムラ氏。解説者もレビューを書く者も何故かツチヤ節になってしまう傾向があるほどツチヤ節は影響されやすいようだ。
哲学者的考えが好きで、かつユーモアを求めるには最適な本。
投稿元:
レビューを見る
「本書を手に取っている人は、おそらく本書を買うかどうかという問題に直面しているに違いない。しかし、本書を買うかどうかを問題にしてはいけない。問題にしたら最後、十中八九、買わないという常識的結論が出るに決まっている。これでは、いつまでたっても自分の殻を破ることはできない。」…という痛快な前書きに圧巻され、すぐさま購入して読みました(笑)何度読み返しても声に出して笑ってしまう哲学教授の苦悩の日々。この面白さを言葉で伝えるのは難しいので、一先ず読んでみて下さい(笑)
投稿元:
レビューを見る
傍若無人というか単に失礼というか・・・な口ぶりなのに、言っていることはうなずけてしまう。芸ですねぇ。
投稿元:
レビューを見る
私もずいぶん悩みました。
新春早々の読書感想文がツチヤでいいのか(^ ^;
が、読んじまったもんはしょうがない(^ ^;
この本は、ご存じ週刊文春のコラムをまとめて
その上で、あれしてこれして出した本です。
内容は、いつも通りのツチヤ節(^ ^;
相変わらずの自虐ネタを中心に、
他人をこき下ろしたり責任転嫁したり、
現実逃避したり、事実をねつ造したり、
まさに「脂ののった」やりたい放題(^ ^;
でも、実は、この「ツチヤ文体」は、
もの凄くパターン化されているようでいて、
真似しようとすると難しいんですぜ(^ ^;
この方のじらし、ずらし、はずし、ばらしは、
生半可なレベルではありまへん(^ ^;
あ、そっちへ行くんですか、みたいな、
永遠の「肩すかし感」が、ツチヤ先生の魅力。
「すかし続ける」のは大きな才能です(^ ^;
...これ以上述べるのは、野暮ってもんだ(^ ^;
投稿元:
レビューを見る
久しぶりの土屋教授のエッセイ。相変わらずのいじられぶり、ひねくれぶりでおもしろかった。
高校の先生の言うことを聞いてお茶大受けとけばよかったなあw
っていっても自分理系だけどw
投稿元:
レビューを見る
その人の学歴や肩書き、過去の秀作からは想像も出来ないようなユーモアエッセイを書く人が好きだ。やっぱり人間の最大の魅力って『ギャップ』にあると思う。
この土屋賢二さんも、東大出身、お茶の水女子大学の教授と立派な学歴と肩書きがあるが、それらからは想像出来ないようなユーモアっぷり。大体、カバーに載ってる著者紹介の文章からすでに変。まだ他に土屋作品はさくらももことの共著しか読んだことがないのに、この人のまじめな文章を読んでみたいと早くも思わされた。(笑)
上の句からは予想出来ない下の句が続く独特な文体に早くもクセになりそう!でも続けて読むと早く飽きそうなので、ほどほどのペースでツチヤ本を手にしようと思う…。
投稿元:
レビューを見る
まぁ、何と言うか清清しいまでの「馬鹿馬鹿しさ」
かくいう私も家庭内の地位を猫に奪われ、いかにして奴の地位を脅かすか模索している馬鹿者である。
投稿元:
レビューを見る
12/15 読了.久し振りに予期せぬボケで笑ってしまった.パターンはいつも同じなのに笑ってしまってくやしい.でもその昔読み始めた頃に較べればパターン慣れしてきたと思う.
投稿元:
レビューを見る
土屋賢二『貧相ですが、何か?』読了。周囲の人々から日々虐げられる(=可愛がられる)悲哀をユーモアに替え笑いを誘うエッセイ。作者の弱々しさが相変わらずだ。残念ながら本書には著者によるイラストはありません。
投稿元:
レビューを見る
ツチヤ先生の受け答えを読んでいると,如何に自分という人間が小さな存在なのか,ということに気付かされます。さすが,ツチヤ先生です。
投稿元:
レビューを見る
読書録「貧相ですが、何か?」3
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
P48より引用
“だが、わたしは「常に目標に向かって邁進しなくてはならない
」という考えこそ閉塞感の原因ではないかと思う。”
目次から抜粋引用
“ぼくはこんなところで働いている
わたしの大学に迷惑な男がいる
どうしても間に合わない
授業は楽しい
情報漬けの生活”
哲学者である著者による、日々の生活や出来事についてしるし
たエッセイ集。
講演の依頼についてから人生の残り時間についてまで、自筆の
イラストを添えて書かれています。
上記の引用は、日本の閉塞感について書かれた話での一文。
誰かに追い立てられるように目標を作って目指すようでは、どう
しても息切れしてしまうように思います。外から来る目標よりも、
自分の中から湧き出るように目標を見つけられたらいいのですが。
大体外からの出来事に対応するために、目標を設定しがちです。
いつも通り味わい深いイラストです、あえてこの絵柄を維持し
ているのならば、これはこれですごいことかもしれません。
ーーーーー
投稿元:
レビューを見る
106p「どうしても間に合わない」
遅刻→
電車に乗る→
相手から電話がくる「何をしているのか?」→
「電話を耳にあてています」と答える→
のを思いとどまり「電車を急がせています」と答える
全編このような感じです。
投稿元:
レビューを見る
「簡単に断れない」単行本化時の、中井貴恵さんに解説を頼んだが…という話が気になり、どれ「簡単に〜」を手に取ってみよう、と思ったら我が家にある文庫版の解説は精神科医の三浦先生だった。
なんと、そうなったら単行本を求めてネット注文するしかないのか…と思うと、なんだかまんまと、このシリーズの本の頭によく書いてある「本書を買うべき理由」(読んだらすぐ忘れるから連載を一度読んだ人でも時間が経つと読まなかったも同然なので買うべき、など)に誘導されたような気がしなくもない(苦笑
お茶大関係者の先生方のエピソードが色々出てくるけれどここまで書かれていて色々大丈夫なんだろうか。
投稿元:
レビューを見る
感想
毎日何かと闘う。だけど敗ける。なんのためかもわからない。続けなければ立ち位置がわからなくなる。家庭でも、会社でも。明日はどうなる。