投稿元:
レビューを見る
感想はブログにて。
http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-189.html
投稿元:
レビューを見る
シェイクスピアを丸々読むの初めてだったんだけど
なにせ劇の台本を読むので、今どんな場面??とか結構わからなかった時もあってウィキと照らし合わせながら読んでいった本です。
投稿元:
レビューを見る
新しく出版されたマクベスの翻訳版。この方の翻訳は大好きなので、手に取りやすくなった版が出て嬉しい。
マクベス自体何度も読んでいるので、さくさくと読むことが出来たのだけれど、解説の中で、悲劇の中では短い部類に入ると知り、「確かに展開も目まぐるしく変わっていくよなあ」と納得。新たな領主になり、王の座を手に入れ、疑心暗鬼になり、身を滅ぼす……。アンダーグラウンドまっさかさまな単純展開だけれど、観客サイドに立つとこのくらいがちょうどよかったのかも(相手を考えると……なんて邪推?)。
シェイクスピアが生きていた時代の劇は、今みたいなきらびやかな舞台ではなく、背景は全て観客の想像にゆだねられていた。そのことを追体験することが出来る構成になっている翻訳者の配慮も良い。初心者向けではないが。
同じ出版社から出ている、対訳のほうでまた英文を参照しながら読みたくなった。