電子書籍
難解なものを簡潔にするテクニック
2016/10/19 15:52
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投稿者:トコトコくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな問題を解決しようとするときでも、たまたま目についた気になる部分だけにとりくんでないかどうか気をつける。問題を正しく捉えているか?等。思考プロセスを分解して、正しく結果を導くメソッドが記されている。
紙の本
世の中の仕組みを考える本
2016/06/26 22:04
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投稿者:Poohta - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく暮らしている毎日の生活では、気づかないうちに社会の様々な仕組みと関わっている。こういうものだと教わってきた、報道されている内容はある断面、ある方向から見た景色であり、他の断面や方向から見ると異なる景色があるのだということを示してくれている。
基本は、興味深く、楽しく読める本。筆者、訳者の工夫が感じられます。
何が本当かは、各自が考えることだが、この様な考え方、物事の捉え方があるということを知ることは大変面白く、様々な場面で活用できる。
電子書籍
物事は円でできている
2016/01/10 00:10
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投稿者:Riri - この投稿者のレビュー一覧を見る
物事は多面的にできていることを痛感させられる。色んな角度から考えられるようになる。ここまで大人の凝り固まった頭を柔らかくしてくれる本が今までにあっただろうか。
紙の本
具体的なケースを多数挙げて、合理的な問題解決法を指し示す
2015/07/24 21:09
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投稿者:マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体的なケースを多数挙げながら、0ベースで考えることで合理的な問題解決ができることを伝えてくれます。
訳も読みにくくありませんし、日本人への適用(文化の違い)もあまり問題ないと思いますので、読めば有益です。
紙の本
0ベース思考の事例集
2016/01/23 22:20
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投稿者:うどん99 - この投稿者のレビュー一覧を見る
常識に囚われた人が、自身の可能性を制限しているのだなと感じた。
常識に囚われている間は、本質を探さなくて良いので楽だが、本質が見えなくなってしまっているのだなと感じた。
紙の本
いまいちでした
2016/01/06 22:02
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投稿者:しんしん - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店内でも多く宣伝しており面白いのかと読んでみましたが、なんか読みづらい。訳が悪いのか読みづらい印象でした。
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「ヤバい経済学」シリーズの著者らによる第三弾。
先入観をもたず、0ベースで考える、というのはマッキンゼーかどこかのコンサル業の基本でもあるが、なかなか難しい。
当然、定式化するのも無理(定式化された時点でゼロベースでなくなる)なので、日常の様々な問題・解決、20個ほどについてのエッセー衆のような体裁になっている。
印象に残った話は二つ
・効果的なインセンティブを考えだすのはすごく難しい。
大気汚染に悩まされていたメキシコシティはナンバープレートの下一桁による乗り入れ規制を行なったが、セカンドカーとしておんぼろグルマを買うことを助長してしまい、かえって大気汚染が進んだ。
インドでコブラの被害に悩まされていた領主は、コブラの革に懸賞金をかけたが、コブラの養殖という新しい職業を生み出しただけだった。しかも懸賞金制度がなくなったとき、養殖のコブラの多くが逃されて被害が拡大した。
インセンティブの導入によってものごとは思った方向に進むとは限らないし、その裏をかこうとする人がかならずいる。
しかも通常は、インセンティブ立案者の魂胆がみえみえのことが多く、反発心をかえって煽るだけになりやすい。
・犯罪を告発され、焼けた鉄棒を握らされる(有罪であれば神の御加護によりやけどをしないはず)という昔の魔女狩り裁判のような裁判。記録によると、本当にやけどをしたのは三分の1程度だったとか。有罪とわかっているものはそもそも鉄棒を握らない(罪を認めてしまったほうがやけどという余分な負担を負わないぶんまし)し、無罪を信じて審判に望むものに対しては、司祭が熱くない鉄棒を渡していたのだろう。つまり、魔女狩り裁判というシステム自体が自白を促しているのと同じ作用を持っている
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ヴァン・ヘイレンのm&m's条項、小林尊氏のホットドッグの大食い戦略とか、飲み会のネタにできそうなエピエード(笑)が満載。タネをかされると、そりゃそうだよねって話なんだけど、ゼロベースで考えた人たちは凄いなあと感心。
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ゼロベースで考えるテクニックなどより、
当たり前だと考えている、常識だと思っている、そこに落とし穴があることを、
事例を交えながら気付かせてくれる本。
事例に目を通しているときに感じたのは、
ゼロベースを常に意識するというより
大きな決断をする(させる)とき、
うまくいっていないときにこそ意識するとものだと感じた。
小林尊の話、ザッパスの話など、
非常に興味深い事例がたくさんあった。
構成的な問題、日本との文化的な違いなのか、
やや読みにくい部分もあったこと、
原題のthink like a freakという背景、意図がいまいちつかみきれなかったこと、
そのもやもやが残ったので星はひとまず普通。
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あまり面白くなかった。
発想自体 フリークのように考えられると
楽しいと思うけど
もっと実践的な内容の方が私は好き。
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思考法に関して、いくつかの事例を用いて紹介した本。自分が普段考えていることが、『果たして無条件に正しいものなのか否か』ということを改めて考えさせられる。
事例を読み進めていく中で、物事の多くがベストな選択ではなく、ベターもしくは誤りだということを多くの人が考えることなしに生活していることがわかる。考えることこそ知的な営みではあるものの、普段は多くの人がそこから目を背けてしまっている。
一年に、一ヶ月に、一週間に、そして一日に。自分が普段何気なくしていることについて考えるだけで、きっと日常が違って見えてくることだろう。
私自身も、物事を『わからない』という前提に立ち、その上で『どうしたらよりベストか』と考えるクセ付けを常日頃からしていきたいものである。
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道徳的な指針のせいで、問題が見えなくなる。
予言が外れたら罰金を払わせる法案。
わかりません、と正しく言えるようにする。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11995382164.html
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世の中には、「フリーク」と呼ばれる、常識の枠に収まらない人、既存の慣習にとらわれない人がいます。彼ら、彼女らとその他の多くの人たちの考え方の違いはどこにあるのでしょうか。
本書は、誰でも持っている偏見や常識にとらわれずに、問題を解決するための方法についてわかりやすくまとめた一冊です。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=5553
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原題は『Think Like a Freak』。ざっくりな訳で「変人のように考える」。
先入観や常識にとらわれず、自由な発想「0ベース思考」が大事であることを説いた、
変人ライター&変人経済学者による書籍です。
私たちは気が付くと、脳にしみついている先入観や常識により、無意識のうちに思考を狭めています。
ものごとの本質が見えていないのかもしれません。
「前からこのやり方だから」、「こうするのが当たり前」、果たして本当にそうでしょうか?
本書では自由な発想「0ベース思考」をテーマとし、経済学という視点から、ものごとの本質を見抜く思考法を紹介しています。
「0ベース思考」の実践者として、日本人フードファイターの小林尊を例に説明しています。
彼は2001年にアメリカのホットドッグ早食い大会で、当時の最高記録の25本の倍の50本を食べ、記録を大きく塗り替え優勝しました。
彼はホットドッグの「食べ方」に目をつけ、他の出場者が「いかにホットドッグをたくさん食べるか」を考えていたなか、
彼は「いかにホットドッグを効率よく食べるか」を考え実践しました。
他の出場者の食べ方は、裏庭でバーベキューを食べているのを早回しにしただけで、戦略は一切ありませんでした。
彼は、バンズ(小さくして水につける)とソーセージを別々にして口に入れるという戦略を編み出し、突然変異的な記録を打ち立てたのです。
「ホットドッグはバンズとソーセージを一緒に食べなくてはいけない」という、先入観を疑ったからこそ、自由な発想「0ベース思考」で考えることができたのです。
他にも「胃の中では細菌は生息できない」という先入観を打ち破り、ノーベル賞を受賞したドクターのエピソードなどが紹介されています。
「0ベース思考」のコツとして、「8歳児の視点で考えること」を挙げています。
子供は無茶なアイデアだろうと臆せず口に出します。
子供は知っていることがとても少ないから、ものごとのありのままを隠してしまう先入観を持っていません。
問題を解決するときに、これが大きな強みになるのです。
本書では、「0ベース思考」の他に、人間が行動する際の“インセンティブ(動機付け)”を活用する強みや、
自ら不備(罪を告白させる)を発見させる仕組みについて(その名も“「庭に雑草を引っこ抜かせる」方法”)など、
バラエティ豊かな思考法を紹介しています。
また、本書は読み物としても面白く、知的好奇心を揺さぶられる興味深いエピソードが豊富です。
読書の楽しさを感じることができる一冊ではないでしょうか。