紫骸城事件　inside the apocalypse castle みんなのレビュー

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『殺竜事件』の続編。話の作り自体はこちらの方が凝っているけど、殺竜で登場した女性士官レーゼが出ないのが残念。

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魔法世界での殺人事件。
魔法を使ったらなんでもアリなのでは思ったのだが、ちゃんと納得のいくまとめ方をしている。
イラストの金子一馬氏の紹介が「当代最高の悪魔絵師」。悪魔絵師という職業ってあるのかな。(2001.10.29)

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世界観そのものや語られる話は上遠野節炸裂で楽しめるしこの世界とその複雑な政治関係なんかは面白いんだけどこの解決はどうか。いや、この真相にはかなり驚かされはするのだけど、この伏線の張り方でこの真相は考え付かないと思うのだけど。「殺竜事件」が結構面白かっただけに微妙なとこだ。

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　殺竜事件と同じシリーズ。こっちから先に読んだんで、割と面白いなーと思って殺竜事件も買っちゃった。うん、こっちのほうが面白いと思う。

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殺竜事件のキャラはあまりでてきませんが、フロスもシャオも個人的には好き。ＥＤの代わりの探偵役、ミラル・キラルも好きとは言い難いキャラですが、事件シリーズは一人一人がきっちり立っている上に役割もある。こういうきゃらが前に居る小説はすごい好き。ミステリに関しては、魔法もきっちりとした説明と表現があればトリックに使ったってなんら問題ないな、と思ったりした感じでした。繰り返される表現など難易度は低めですよ。ご自分で探偵役に挑戦してみるといいですよ、ごーごー！（何）

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前回にひきつづき、ミステリの殻をかぶったファンタジィ、健在。今回は嵐の山荘。読みながらの謎解きは、しないほうがよい。トリックは、このファンタジィ世界でないと成り立たない方法だし、まあ、謎解きなどしなくても（できなくても）種明かしを楽しめる小説だ。

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シリーズ二作目。相も変わらず読みやすい。冒険はしてないけど、奇妙なお城が何とも。やっぱ絵が合ってますねｖｖ

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事件シリーズ2作目。殺竜のキャラはなかなか出てこないのだけど、今回の主人公(?)フロスくんの振り回されっぷりだけで個人的に満足。最後の彼の登場シーンがもうかっこよくてかっこよくて！
ヒーローの登場はこうでないとって感じでした。

2022.3.13再読 禁涙境事件読んだ後だと、惜しい人を亡くしたと感じる

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シリーズ二作目。全作のメインキャラではない子たちが活躍（？）ミステリと思わず軽く楽しませてもらいます。

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ファンタジーなのに推理物（？）というもの。世界観がしっかりしているから安心して読める。「殺竜事件」の続き。

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図書館で借りてきてもらって、EDもレーゼもヒースロゥも居ないのならあまり魅力が感じられないと思っていたら、全くそんなことは無いと思い知らされた1冊。
読み終わって、しばらく後に文化祭で古本として売られているのを見て1も2も無く即買いした1冊。
すみません、今度から偏見無く黙って浮かれながら読みます。

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個人的には戦地調停士シリーズではイチオシ、ですかね。バックグラウンドが狭いくせに壮大ですし。何よりもミラル・キラルのえぐさが…個人的にはツボでした。風の騎士は甘いし、ＥＤは優しいしで…えぐいのが好きな僕としては…ミラル・キラル位徹底してくれたほうが、ありがたい…。魔術師だらけの脱出不能の古城で、魔術による大量殺戮が行われ…という筋ですが…主人公が散々でしてねぇ＠＠；…でもヒースロゥのような汚点の無いヒーローキャラが嫌味なく書けるのは凄いな、とヒースロゥ信望者の主人公を見ていて感じました。また赤ん坊のネタは…思わず納得してしまいましたね。