紙の本
麻枝准的な「マホウ」
2009/12/20 15:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ざわ・・・ぶろぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
Keyの代名詞、麻枝准のルーツとなった小説のコミック化。
以前は絵に抵抗感があって手が伸びなかったけど、それはそういうものとして筋やセリフ回しにフォーカスして読んでいくと、麻枝准的なものがたしかに感じられる。主人公の、謙虚を通り越した自己卑下と、それを好意的に受けとめる傷ついた人たち。キャラクタとキャラクタをつなぐ「マホウ」は、ことばでなく常識ではなく、音楽であり感情であり、希望であり絶望であったりする。それでも最後に救いがあり、深いやさしさがある。麻枝准的なものがある。
ところで、2巻のあとがきに「次巻で一区切りつきます」と書いてある。が、しかし、商品検索では2巻完結の様子。いったいどうなってるのだろう? 続きが楽しみだが・・・。
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孤児のヒビキが魔法使いであるシロツキの下で助手をしながら一人前を目指すストーリー。温かみのある作風でストーリー共々好感の持てるものだと思います。しかし麻枝准・依澄れいと言うビックネームで買ってしまった私にはやや物足りないと言った感じでした。次回以降に期待…。
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漫画が欲しくて、漫画棚を見てたら、可愛い絵に即買い!!ひびきカワユスです☆こんな可愛い子妹に欲しい!!笑☆話もすごくファンタジー的な....☆
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個人的依澄さん商業誌ベスト3の最後はこれ。
Keyの麻枝さん原作の依澄さん漫画、これで泣けないわけがない。
『ぽすたるWORK』同様、5冊持ってますが何か?(ぉ
不老不死のマホウを研究するシロツキの助手として働く少女、ヒビキが主役のファンタジーなお話。
特技はお茶を入れること、マホウをろくに使えないヒビキがそれでも懸命にやっていくストーリー。
マホウを使うには代償が必要であり、それによって悲しみや苦しみを持つマホウ使い達。
それを見て、感じて、想い、ヒビキの紡いでいくマホウは如何なるものか――なんてね。
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話はけっこうありきたりかな、と思うのにとても大好き。
主人公の気持ちとかに素直に感動。
立ち読みしてて何度泣きそうになったことか…
絵の感じも可愛らしくて心が癒される。
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2012.10.31 推薦者:ジュジュ(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-214.html)
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実際に麻枝さんが学生時代に書いたエピソードがどこまでに当たるのは不明ですが、この泣かせ方、切なさはまさにkey。
特にシィ子の話と先生の過去の話はグッと来ます。大好きです。
依澄さんの優しくて可愛らしいタッチの絵柄がシナリオにこれ以上なく合ってます。完璧ですね。
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ゲームシナリオライターの麻枝准と漫画家の依澄れいという、分かる人には分かってしまう最強ペア。ほのぼのした画とちょっとだけ影を持ったシナリオが絶妙のバランスを保っています。
1巻という事でまだ顔見せ的な要素も強いのですが、今後の展開に期待しておきましょう。
(本編もさることながら、外伝が強烈でした。麻枝節全開です。)