紙の本
表紙からは想像できない展開
2017/03/21 12:34
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙のホンワカした感じからはとても想像できないお話でした。さすが藤先生。英太郎の欠けた所は恩の愛情でいずれ満たされていくんだろうと思います。お姉さんにもピッタリの人が現れてよかった。
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俗世にどっぷりな姉の泉は、流石に本能で英太郎の不気味さに最初から気付いている。この世で一番厄介な人間は姉の泉くらい、と思っている様な経験知しかない恩には英太郎の怖さが感じ取れない所と、天性の素直さが、この奇跡の監禁劇を開放に向かわせたのか、と。結果として、姉と姉の恋人になるかもしれない人間があの扉を開けた事になったが、それがなくても英太郎は恩を開放していただろうから、自分の不安と独占欲で相手を喰い殺すまでやってしまう結末が予想できる中、この展開は非常に新しい。
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はじめは一応ほのぼの(トリッキーな姉はいるものの)だったのが、最終章前後あたりで内容がヘビーに、読んでいて気分が重くなってしまった。
終わりが幸せな雰囲気で終わったのと、姉と弟(主人公)がお互いをどう思っていたかをちゃんと言葉で伝えられたのがよかったかなと思う。
拘束、監禁までは必要だったのかなぁという、英の大事なうさぎがいつも死んでしまうという、幼少期のトラウマ部分をもう少し膨らまして、メンタル部分でのヤンデレくらいでよかったのではないかな~重かった。
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ほんわかしたカバーでこれだけだったら
私は買わないタイプ。でも毒っぽさがあると聞いて。
突然のヤンデレスイッチが
ややあれなのだけど、鍵を飲み込んでしまう逸脱が
ぐっときた。ただの監禁、だけじゃなくて印象に残る
何かひと工夫があるといいよね。
このヤンデレ展開の前ふり、というのが
キャラ造形とかでもうちょっと出してもらって
共感できるように作ってもらえれば
なおよかったのかなぁと。
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藤たまきさん、やっぱ良いです!!
めちゃめちゃツボで「これは…!」と思いました!
もっともっと新刊読みたい!読み終わった瞬間「次の新刊は!?」ってなりましたww