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人気作家キャロル・モーティマーの1982年刊行、未邦訳旧作の登場です! ペンネームを使ってこっそり小説を書いているジュリエット。作家本人とヒロインが、なぜか重なって見えてきます。
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ウーマンリブの空気を感じるけど、
そういう時代なんだな、くらいで
ヒロインは小説家で「男性が女性を大切にすることを恥ずかしいと思わなかった時代を空想したがる」タイプなので、疲れずに読めた。
ヒーローはヒロインを突き放すけど、大事に思っているからこそで、おかげで彼女は成長したし。やっぱり男性が女性を大事にしているのがわかるロマンスはいいな♪
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自分の作品を酷評した評論家のジェイク・マシューズに一泡吹かせてやりたい。
そう思ってジュリエットは、自分の正体を語らなかったが…
初期作品の初邦訳です。
初々しい作家のヒロインは、作者自身を重ねたよう。
母へのわだかまりから人を愛すること避けるジュリエット。
大人な彼の率直で男性的な愛を受け止められず苦悩しながら、彼に諭されて成長するまでが良いロマです。
痛いヒロインなのは一緒だが、やっぱり初期作品のほうが、楽しい。
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