紙の本
不気味~な雰囲気
2015/09/25 21:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うもも - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー漫画ですが、怖いというより不気味~な雰囲気が漂っています。
゛不安の種゛のライトバージョンのような感覚。表紙のとおり味のある作風です。
電子書籍
普通ゆえに一般的かも
2017/02/12 22:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
諸星大二郎というと奇想なイメージなので、読んでみると実に普通でなんだかものたりなかったりもしたのである。とはいえ、それだけ誰もが楽しめる作品になっているのかも知れない。
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精妙なだまし絵を見たような不思議な感覚。これといったオチも無い「なんだったんだろう」という話が特に好き。葬式で古い家に親戚が集まった時の空気感がすごくリアルだった。
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怪談専門誌に掲載されたマンガ+書下ろし掌編小説集。
長期連載だったためか、絵の移り変わりが凄い。
妻子と共に暮らす、
脱サラして作家になった男の周囲で起こる奇怪な事象の数々。
タイトルは息子である「守(まもる)くん」の
舌足らずなニックネーム。
ボリュームの割に値段が高いし、内容も大して怖くないので、
肩透かしを食った気分になる人も多いかもしれない。
そういう意味で諸星入門者向けではないが、
面白くないのかと訊かれたら、決してそんなことはない。
ファンとしての度量が試される一冊……か(笑)。
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暫く前に青年誌にあも君が掲載されていた。
その掲載漫画はあもくん(幼い従妹が守くんをこう呼ぶ)が主人公だったけれど、この本はあもくんのお父さんの周辺で起こる不可思議。
物凄く怖いというほどじゃないけれど、この雰囲気は好きだな。
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怪談噺がたくさん。ツボを心得ているから、とてもおもしろい。ちょっとずつ読んで楽しむのが一番いいかも。
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さすが諸星大二郎ってなストーリーではあるのだが、登場人物が同じで、「ある話でなんかすごい奇妙なことが起こった(そして悲劇的な結末を予想させた)けど、次の話では同じ登場人物が普通に暮らしてる」ということの連続で、そこが興ざめポイントになっちゃってる。
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相変わらずの諸星大二郎の世界観が好き。あもくんがメインで活躍すると思いきや、お父さんの語りで物語は進む。けど、あもくんもしっかりメインのお父さんを支えている。一話終わるごとに入る「ゆびさき怪談」と巻末に載っている「ベッドサイドストーリー」諸星大二郎が自分の子どもに聴かせていたという創作怪談。大人でも怖いぐらいだが、なんとなく優しさが感じられる子どものためのお話とのこと。でも怪談好きの私でも、子どもの頃に聴いたら夜中に思い出して眠れなくなりそう。続刊期待しています!
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諸星大二郎の最新作。期待したが最近の筆使いが少し荒れてきている印象。感情移入を阻んでいるような気がしないでもない。随所に諸星テイストがちりばめられているのだが。
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なんか、そのぉ
取り立てて面白いと言ふわけでなはいのだが、いつの間にか見る。
ホラー小説作家志望のをっさんが、嫁の兄弟衆の関係で息子を連れて行くと、アレが出たり、嫁の親戚筋の、あまり行ったことのない 謎の間取りがある家で、何かが興ったり、といふ話が漫然と。
うーん。
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掌編怪談集。「怪談専門誌「幽』」に連載か。なんか諸星先生に「怪談専門誌」と書かれると非常に特殊な趣味の怪談サークルの同人誌のようだ。