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紙の本
ロシアの田舎暮らし
2010/01/23 20:32
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
シベリア鉄道9300キロ 蔵前仁一(じんいち) 旅行人
日本の3倍の長さの鉄道線路がユーラシア大陸を横切っている。読み始めは、映画の幕開けのようだ。天気概況で聞くぐらいしかないウラジオストクという地名は、ロシア語で「東方を征服せよ」という意味と書中にある。軍事目的で、施設が整備されていく過程が、人間界のなりわいでもある。
列車に乗りっぱなしという内容ではなく、途中駅で下車し宿泊して、再び列車に乗り込むという旅だ。写真が、ふんだんに掲載されている。シベリアの写真から受ける印象は、うら寂しく、空気は冷たく、薄暗い。狭い場所に人口が集中している日本の暮らしからみれば、うらやましくもある。
写真と文を追いながら、「国」とはなんだろうという思いにかられる。国民という意識はどこから生まれてきて、国民であることにどれだけ感謝できるのか。民族単位で国家を形成することの意味はとか。考えても答が出せないことはわかっているけれど考えてみた。
シベリア地域の人たちの食生活は、パン、ハム、チーズが中心らしい。アルコール好きで、平均寿命は、64歳、しばらく前まではわずか58歳とある。高齢化社会とか、年金問題とか認知症の介護とは無縁に近い。
労働者の平均月収は14万円。たしか、台湾も韓国も同じような額だった。日本人の場合は都市部で26万円ぐらいではなかろうか。旅先で注意しなければならないのは「警官」、難癖をつけてきて、金を要求してくるとある。警官の収入も低いのだろう。ロシアのひとたちは、生活していて「幸せ」を感じられるのだろうか。
紙の本
壮大なスケール
2020/07/08 08:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
車中での思わぬハプニングや、行商人や警官との遣り取りが面白いです。まだ見ぬ世界へと連れていってくれる鉄道に、1度は乗ってみたくなります。
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