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話半分、だとしても、「タフ」ヒラリー姐さんとよびたくなった。
世界の警察とか揶揄されるけれど、合衆国(の政治家、中枢にいるひとたち)はたぶん本気で民主主義、人権尊重が達成されるべきものだと信じて、それを達成すべく行動しているのだろう。批判するのは簡単だが、日本の政治家に今こんな人たちがいるのかしらん。
あとは姐さんのユーモアが卓抜すぎるわ。
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[重責の極みで]第1期オバマ政権において国務長官を務め,本年の米大統領選の民主党候補となったヒラリー・クリントンの回顧録。アジアへのリバランスから中東における混乱への対応、そして環境問題への取り組みに加えて女性の社会進出に至るまで、幅広い分野に及んだアメリカの外交政策の内幕を明らかにしていきます。原題は、『Hard Choices』。
報道や公式発表では見えてこない外交の内幕が明かされるところに回顧録の面白みや史料的価値があると思うのですが、本書はそういった点で非常に高い評価を与えたくなる一冊でした。リーダー間の個人的な会話から、各種外交活動に込められた思いに至るまでが(本書でも出せない部分が多々あることは承知の上で)網羅されており、分厚い作品ですがページを繰る手が止まりませんでした。
〜いま手にしている成功に安んじてはいけない。やめてはいけない。世界をよりよい場所にするための仕事を決して中断してはならない。それは私たちにとっての未完の仕事なのである。〜
読み応えあります☆5つ
(注:本レビューは上下巻を通してのものです。)
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どこでも共通することだけど、反乱の指導者たちは、いかに戦うかを知っていても、いかに統治するかを知らない