電子書籍
古典的な「吹雪の山荘」状況だけど
2019/01/26 06:42
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京都の山奥に建つ館で行われた奇妙な会合と季節外れの吹雪という古典的な「吹雪の山荘」状況ですが、登場人物がみんな仮面をかぶっていて、本シリーズの探偵役である鹿谷門実以外の客たちが通称でしか紹介されていない不気味さが独特の雰囲気を醸し出しています。
主人が殺されてしまいますが、首と指が切り取られていたため、そして客たちが寝ている間に全員仮面をかぶらされて鍵をかけられて脱げない状態になってしまっていたため、殺されたのが本当に主人だったのが疑問が出てきたあたりで後編に続きます。
紙の本
あなたは絶対騙される
2016/12/04 17:32
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投稿者:のぉちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
通常では考えられない方法で人が殺される
人を殺したら逃げる必要があるのに逃げない
普通じゃないことが当たり前になってしまう館
殺人犯を見つけるよりもっと気にしなければならないことがある
それに騙された
館に足を踏み入れたことは無いのに既知感が忘れられません
紙の本
待ってました!
2016/01/18 16:36
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投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る
館シリーズ9作目。
館シリーズは全10作と言われているため
この作品は最後から2番目の作品です。
それだけにシリーズファンには丁寧に、じっくり読んでもらいたいです。
今回のテーマはずばり仮面!
そういえば暗黒館で奇妙な仮面が登場したような・・・?
紙の本
異色な館シリーズ
2015/08/30 22:15
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投稿者:あやたろー - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物が仮面を被ったままストーリーが展開していく、ちょっと変わったミステリーとなっています。中村青司が手掛けた館で事件が起きます。
電子書籍
雪の山荘と仮面
2022/12/08 04:17
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この館シリーズは、どれもトリックや設定が凝っていますが、この作品はズバリ、仮面。雪に閉じ込められた山荘の殺人事件は、よくあるミステリーの典型ですが、取れない仮面と、被害者がわからない殺人……後半が楽しみ。
紙の本
登場人物が仮面をかぶって
2020/10/11 09:21
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投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る
おなじみの館シリーズ。今回は登場人物の大半が仮面をかぶったまま話が進んでいきます。殺されたのは本当に主人だったのか…という展開で話は進みます
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ああ、久しぶりの館シリーズ。嬉しいな。
仮面をつけなきゃいけない館なんて、そりゃ何かあるでしょ。来るよ来るよ。。と思いながら読んでたら、来た!!
上巻までは思った通り。下巻に期待!コロッと騙されたーい。
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奇面館主人・影山逸史(かげやまいつし)が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。季節外れの大雪で館が孤立する中、〈奇面の間〉で勃発する血みどろの惨劇。発見された死体からは何故か、頭部と両手の指が消えていた! 大人気「館」シリーズ、待望の最新作。
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『館シリーズ』の最新作。文庫化を機に再読。
賛否両論あった『暗黒館』とは異なり、本作は正統派の本格ミステリ。『登場人物の顔が仮面で隠されている』という設定が作中の雰囲気を更に異様なものにしている。この辺りの雰囲気はけっこう『暗黒館』や『Another』にも通じているような気がするのだが。
講談社ノベルズから出た時はそこまで分厚いとは思わなかったのだが、文庫は2分冊。この厚みなら1冊でいいと思うけどなぁ。
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登場人物全員の“顔”が見えない⁉︎
異様きわまりない状況下で幕を開ける、世にも奇妙な殺人劇!
ミステリ史上、まさに前代未聞!
大人気「館」シリーズ最新作、待望の文庫化!
懐かしくも新しい!
これぞ綾辻流本格ミステリの粋。
奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。季節外れの大雪で館が孤立する中、〈奇面の間〉で勃発する血みどろの惨劇。発見された死体からは何故か、頭部と両手の指が消えていた!
大人気「館」シリーズ、待望の最新作。
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読み始めてすぐ、しばらく放置してたけど、上巻中盤あたりから面白くなってきた!雪が積もった館って設定がなんとなくありがちで、ちょっとがっかりしたけど、それでも綾辻さんはおもしろい。
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館シリーズ9作目。上巻。
ノベルスでもそんなに分厚くないのに上下巻なのかなぁ~と思って読み始めたら、内容ほとんど忘れてたので一から楽しむつもりで読みました。
レビューは下巻で。
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私が「館」シリーズをまた読もうと決めて、びっくり館を読んだ後での文庫化。
ナイスタイミング!
やはり鹿谷さんがメインで登場する話の方が好きです。
しかもこれが初めての鹿谷視点なのか。
しかしこの館は嫌だ…。
頭をすっぽり覆う仮面をつけるなんて、閉所恐怖症気味の私には絶対に無理。
しかも、鍵がかかって外せなくなる仕組みの仮面。
有り得ない! 怖い!
鹿谷さんが電話をかけた相手は誰かな〜、下巻を早く読もう!
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綾辻行人による館シリーズ第9弾上巻。
主人公・鹿谷門実が作家仲間の日向京助の身代わりとして赴いた「奇面館」。中村青司設計のその館は、いかにもという感じの怪しい雰囲気の館で、そこに招かれた6人は屋敷の当主・影山逸史による「儀式」を受けることになる。
もはや問答無用に「綾辻節」炸裂の一冊。まどろっこしく、妖しいその文体に、おそらくはさらっと書いてしまえば大したことがないようなシチュエーションでも雰囲気ががらりと変わり、いかにも何かが起きそうな不穏な空気を感じさせる。
当主の「表情恐怖症」やそれによって館内で当主に会う可能性があるときには仮面をつけなければいけないという設定も、館シリーズである以上素直に受け入れてしまう。そもそも、このアイディアは新本格作品群に対する「人が描けていない」という批判から、それならばいっそ顔のない登場人物が殺人現場に居合わせたら、という思いつきだったという反骨精神も興味深い。
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十年に一度の大雪にみまわれた、人里離れた屋敷「奇面館」。
主の趣向で呼び寄せられた客人6人は皆、頭部全体を覆う鍵付きの仮面を被ることを要請され、儀式めいた主との個別対談をおこなった翌朝、他殺死体が見つかります。
また、外部との連絡手段である電話も壊されていることが判明して…
多少の強引さはあるものの、「館」シリーズらしい、綾辻さんらしい「本格」の舞台が展開されます。
それすら、面白さの興を削ぐように感じて、前述のあらすじにも、あえて「誰が」「どのように」殺されていたかは書きませんでしたが、そこは、ご自身で読んで確認していただいて損はない面白さかと思います。
続けて下巻読みます。